個別株はなぜ魅力的?投資信託では得られないメリット

資産運用

投資信託を超えるリターンを得る方法に個別株投資があります。

投資信託は複数の株や債券を組み合わせたものなので、その中にはリターンが良いものがあれば、良くないものも入ります。

個別株で投資信託を超えるリターンを生み出す銘柄を見つけることができれば、大きく資産を殖やすことができます。FIREしたい人、億り人を目指す人は個別株で成功すれば一歩も二歩も近づけます。

投資信託のメリットに少額から始められて、分散投資が可能であり、価値がゼロにならない(倒産がない)というものがあります。

一方、個別株は一定額以上の資金が必要でリスクも高く、倒産したら価値がなくなるかもしれませんが、比較的少額から購入できる銘柄はありますし、複数の個別株を保有すれば分散投資になるので、たとえ一つの企業が倒産しても他の銘柄は残ります。つまりやり方次第と言えます。

投資信託にはない個別株の魅力

インフレ対策なら投資信託の積立で十分ですが、投資信託以上のリターンを得たいなら個別株が選択肢に入ります。

投資信託はリスクを抑えた投資ができますが、その一方でリターンも限定的なので資産を大きく殖やすことは難しいです。

また、投資信託は保有してる限り信託報酬がかかりますが、個別株には信託報酬がないのもメリットです。

投資信託のメリットとして少額から始められるということが挙げられますが、個別株にも比較的少額から始められるものがあります。大企業だと必要な資金もたくさん必要ですが、大企業の銘柄だと値上がりも期待しにくい傾向にあります。

個別株でいうならアメリカ株も選択肢に入ります。アメリカ株は単元株式数がないので、日本株よりも少額から始められます。

また、個別株ならテンバガーも狙えます。リスクはありますが、大きく殖やす可能性を秘めているのが個別株です。

個別株同士の値動きがバラバラになりやすい(相関関係にない)銘柄でポートフォリオを組めば、一つが下がっても別の株が上がるので、分散投資になります。ただ、分散投資はリスクを軽減できる一方でリターンも軽減する可能性があることは知っておくとよいでしょう。

個別株を始めると経済情報にも敏感になるといったメリットもあります。

個別株の他のメリットとしては、個別株の中には株主優待があるものがある点です。株主優待目的で株主になる人もいます。

テンバガー

株価が10倍以上になる個別株をテンバガーといいます。

テンバガーの発掘のために四季報を隅から隅まで読むという人もいます。

テンバガーが期待できる銘柄の特徴としてよく言われるのが次のものです。

  • 小型株(時価総額300億円以下)
  • オーナー社長
  • 増収率20%以上
  • 上場から5年以内

アメリカ株

日本の株式よりアメリカの株式の方が高成長、高配当のものが多いです。

アメリカは日本の3倍の人口を抱え、日本のように高齢者も多くありません。何より世界経済をけん引してるのがアメリカですし、世界的に有名な企業も集中してます。

半導体大手のエヌビディアは急成長して株価は1年で3倍になりました。2年前と比べても9倍に高騰しています。

アメリカは1株から購入できるので、少額から始められるのもメリットです。

 

アメリカは企業は株主のものという考えが当たり前なので、株主への還元が積極的です。

株式市場も日本よりアメリカの方が好調なので、アメリカの株をメインにする人も多いです。

日本株だけよりも外国株を保有したほうが為替リスクの備えになります。

インカムゲインとキャピタルゲイン

株式を保有して配当を得ることをインカムゲインといいます。一方、株式の値上がりから得られる利益をキャピタルゲインといいます。

インカムゲインとキャピタルゲインの合計がトータルリターンになります。

  • インカムゲイン+キャピタルゲイン=総収益(トータルリターン)

 

株式の中には高配当のものも多く、高成長の企業はキャピタルゲインにも期待できます。

株価上昇が期待されるテーマ株

テーマ株は、材料が出ることで株価上昇が期待できる株です。

注目されるテーマにアンテナを張っておくと銘柄選びに役立ちます。

経済新聞やニュース、SNSから一早く期待される材料を探し出し、関連する銘柄を探して投資します。

例えば、コロナの時は接客ができなくなり、デジタルトランスフォーメーション関連のテーマ株が伸びました。コロナ後は観光やインバウンド関連のテーマ株でした。

テーマ株を中心に投資してる人は、政府が発表する資料もくまなく目を通します。

今なら生成AIや半導体が注目されてます。

まとめ

投資信託を超えるリターンの他の手段として暗号資産がありますが、暗号資産はリスクが多い(詐欺やハッキングとかも)です。暗号資産だけでなく、個別株にも投資すると経済や金融に詳しくなれます。

インフレへの対処が目的なら投資信託で十分かもしれませんが、投資信託のリターンを超えるには個別株が選択肢に入ります。個別株はリスクが高いですが、それを踏まえても投資信託にはない魅力があります。

 

株式投資で知っておくとよい用語

・グロース株……成長が期待できる株

・バリュー株……本来の価値より安い株

・内需株・外需株……国内向け・国外向けのサービスで利益を得る企業株

・低位株……1単元が10万円未満の株

・大型株……時価総額が高い上位100社の株

・中型株……時価総額が上位400社の株

・小型株……大型株・中型株以外の株

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