今年も残すところあと僅かになりましたが、自転車で三浦半島をまわってきました。
三浦半島は都心からもアクセスしやすいので、週末になると国道16号線は横須賀方面に向かうサイクリストばかり見かけます。
一周しても一日かからないですし、特に冬は天気が良ければ富士山が見えることも多いです。
ちょっとした運動にもなるので横浜や湘南に住んでいる人におすすめのサイクリングコースです。
横浜から横須賀へ
横浜から国道16号線で横須賀を目指しました。
横須賀に入る前に金沢区の称名寺に立ち寄りました。
金沢山称名寺は、鎌倉幕府で執権にもなった北条実時の居館があった場所ともいわれ、裏山には歴代の金沢北条氏のお墓があります。
お墓まではちょっと歩くので今回は寄りませんが、このブログでも何度か足を運んで紹介しています。
北条実時は、二代目執権義時の孫として引付衆や評定衆といった役を務め、幕府の重鎮として活躍しました。
実時は特に学問に造詣が深く、日本最古の武家の文庫といわれる金沢文庫を設けたといわれています。
称名寺の庭園は浄土式庭園といわれ、「称名寺絵図並結界記」を基に昭和に復元されました。
称名寺を出て再び横須賀を目指します。そして15分くらいで横須賀市に入りました。
今年も残り2日ということもあってか人も車も少ない気がしました。
横須賀市に入ると横須賀駅までトンネルが何個もあるので、普段は自転車だと走りにくいですが、この日は車が少なく走りやすかったです。
追浜から15分くらいでJR横須賀駅に到着しました。
相変わらず駅前は何もありません。横須賀はJR線よりも京急線の駅の方が利用者が多いので、駅前も京急線の方が賑やかです。
横須賀駅前にヴェルニー公園がありますが、ここはバラと軍艦が見れるので市内では有名な公園です。
いつまなら公園から自衛隊やアメリカの軍艦が見えることもありますが、この日は潜水艦みたいなのしか見れませんでした。
ヴェルニー記念館もやってないので次に行きます。
横須賀の中心街を抜けて海側の平成町方面へ進むと自転車でも走りやすいです。
富士山が見たいなら西側がおすすめ
自転車で三浦半島に行くのは百回は余裕で超えてますが今でも楽しめます。
アクセスしやすい割に海と自然を満喫できるから継続できるのだと思います。
初めて三浦のベイシアに行きました。年末ということもあって店内は賑わってました。
横浜の道路は空いてましたが、横須賀や三浦は混んでました。
スタートした時は曇りでしたが、三浦に着いたときは富士山が見えました。
富士山に限らず、絶景を見るには夏より冬の方が適してます。
三崎口からとずっと渋滞してたのですが、すかなごっそ目的の車でした。
そういえば、城ヶ島方面も三崎口駅前から渋滞してました。
さらに西側の道路をしばらく北上していくと秋谷の立石があります。ここも絶景スポットとして知られています。
立石というのは、長い時間波に削られてできた巨岩をいいます。この付近の地名も立石からとられています。
ちなみにここの駐車場は無料なので、すぐ満車になってしまいます。ここまで車で来て、ここから自転車で三浦半島一周する人もいます。
秋谷の立石の隣りにある梵天の鼻と呼ばれる岩場は釣りスポットです。岩場遊びをしているファミリーもいました。
秋谷をさらに北上すると長者ヶ崎が見えてきますが、ここも景勝地として知られています。
ここからの夕日は素晴らしいので、夕方になるとライダーが集まります。オフシーズンの平日であれば車も無料で停められます。
葉山の森戸海岸も絶景スポットとして知られています。
夏と違って人は少なかったです。この辺は横浜と違って大型犬を散歩している人が多いです。
もともと経営者が多いエリアでしたが、リモートワークの導入で会社員にも注目されているようです。
そういえば、旗立山の階段がきれいになってました。前に来た時は草が茫々で道が見えないほどでした。
眺めはいまいちですが、三浦義澄がここで気勢を上げたり、頼朝が登ったりと意外と歴史があります。
渚橋に着いた頃には富士山が雲で隠れて見えませんでした。
道路の上から見た和賀江島です。
鎌倉高校前はいつにもまして外国人観光客ばかりでした。
富士山が雲で隠れてしまったので、江の島に行くのをやめて帰りました。
おわりに
三浦半島は一周しても70キロくらいなので、週末に時間が取れるとよく行きます。
都心からもアクセスしやすいですし、海岸沿いを走れば海を見ながらのサイクリングも楽しめます。
ダイエットと運動不足解消が目的なのでのんびりと自転車に乗ってますが、三浦半島は走りやすいと思います。おかげで1年で7キロのダイエットに成功しました。
自転車をライフスタイルに取り入れると様々なメリットがあるのでおすすめです。