資格講座の通学コース、通信コース、Webコースによる違い!おすすめのコースはどれ?

私は高校生の時に受けた簿記の資格をきっかけに様々な資格を取りました。

簿記は学校の授業で学びましたが、その後の資格は独学をメインに資格予備校の利用もしました。

大学の頃に初めて受講した行政書士講座の通学講座を手始めに、通学ビデオ講座、通信講座と受けて、今はWeb講座を受けてます。

資格予備校も大手予備校から中小の予備校、それこそ個人規模の資格講座まで受けました。

資格の数が40を超えてるので、今までに費やしたお金は300万円は超えてます。

今まで自分が受講した体験を踏まえてそれぞれのメリットやデメリットをまとめました。

学校の教室で授業を受ける通学講座

通学講座は、資格予備校に通って教室で授業を受けるコースです。

授業の曜日、日程が決まってるので、学習のペースと勉強へのモチベーションが維持できます。

授業が終了した後に講師に質問ができることと勉強仲間ができるメリットもあります。

 

行政書士の講座を受けた時に通学コースを利用しましたが、この時は大学生で時間が取りやすかったので通うことができました。しかし、忙しい社会人が休まず通うのは難しいと感じました。

スマホがない頃の中心となってたのが通学コースですが、最近の主流であるネットやスマホで授業を行う資格予備校では利用そのものができません。

 

通学コースのメリット

  • 学習ペースをつかみやすい
  • モチベーションを維持できる
  • 勉強仲間ができる
  • 授業終了後に講師に質問できる

 

通学コースのデメリット

  • 教室に通うのが面倒くさい
  • 時間が取れないと休むことになり、休みが続くと挫折することがある
  • 費用が高い

自習室でビデオを見る通学ビデオ講座

通学ビデオ講座は、資格予備校に通って録画した講義のビデオを自習室で見ながら学習するコースです。

録画されたビデオを使って学習を進めるので、自分のペースで勉強できるメリットがあります。講義を一時停止したり、聞き逃した部分を巻き戻して再度聞くこともできます。

 

私は簿記2級で通学ビデオ講座を利用しました。授業で講師が板書したところや、追加で配られたレジュメはビデオを見る前に受付でもらえました。

この頃よく読んでいた資格本に資格予備校はなるべく通学するように書いてあったので利用しましたが、通学が面倒なだけで通信講座にすればよかったと後悔しました。

しかも大手予備校の通学ビデオ講座を利用したにもかかわらず、試験は不合格でした。

結局、テキストと問題集を買って独学で次の試験に合格しました。この経験があってしばらく独学が続きました。

 

通学ビデオコースのメリット

  • 自分のペースで勉強ができる
  • 実際の授業で配られたレジュメはもらえる

 

通学ビデオコースのデメリット

  • 資格予備校に通う必要がある
  • 録画したビデオ(DVD)を観に行くだけ(通信講座の方がよい)
  • 挫折しやすい

自宅で勉強ができる通信講座

通信講座は、授業の動画を録画したDVDを使って勉強を進めるコースです。

通学ビデオ講座だと録画した授業を見るためにわざわざ資格予備校まで行かないといけませんが、通信講座ならDVDに録画された授業を自宅で見れます。

授業を繰り返し見返すことも可能なので、通学ビデオ講座より断然いいです。

私はファイナンシャルプランナーと社会保険労務士、証券アナリストといった資格で通信講座を利用しました。

資格予備校の教室まで行かなくていいのはメリットですが、自分の学習ペースが乱れると挫折もあります。講師への質問も手紙だったので、面倒を考えて実質的に質問ができませんでした。

通学講座を設けず、通信講座だけに特化した資格予備校も出てくるようになり、受講料も低価格化して利用しやすくなりました。

 

通信講座のメリット

  • 自宅で学習できる
  • 自分のペースで勉強できる
  • 何回も授業を見直すことができる

 

通信講座のデメリット

  • ペースが遅いと試験に間に合わない
  • 挫折しやすい
  • 講師への質問が手紙、メール

スマホやタブレットで授業を受けるWeb講座

Web講座は、スマホやパソコン、タブレットを用いてネットで授業を受けるコースです。

スマホやパソコン、タブレットがあればどこにいても授業が受けれます。

スマホ一つあれば通勤、休憩時間を有効利用できるのはメリットです。

年に3、4回旅行に行きますが、その時も旅館先で朝、夜にタブレットで授業を受けてました。乗り物に乗る順番を待ってる時間も勉強時間にできました。

 

ネットスクールがネットで講義をしてたのを見て便利な世の中になったと思いましたが、スタディングで授業を受けて今後はWeb講座が主流になっていくと感じました。

授業は1.5、1.75倍、2倍、2.5倍、3倍などで受けることもでき、授業も短く区切られてるので勉強が進めやすいです。通学講座や通信講座での授業は2時間とかでしたが、スタディングは1時間以下の授業が多いので、通勤・通学にうってつけです。

現在、司法書士講座を受けてますが、Web講座だから続けられてると思っています。そうじゃなかったら挫折してるかもしれません。それくらい勉強を気軽に始められます。

 

これから資格講座を利用して資格合格を目指すのであれば、Web講座がおすすめです。

 

Web講座のメリット

  • スマホ、タブレットがあればどこでも学習ができる
  • スキマ時間を利用できる
  • 契約期間内は何度も授業を受けられる
  • 倍速、3倍速で講義を聞ける
  • リーズナブルな講座がある

 

Web講座のデメリット

  • スマホの画面が小さいと字が見にくい
  • 携帯のギガを消費しやすい(Wi-Fiなし)



まとめ

・資格予備校にはスタイルによって通学、通信、Webがある。

・通信講座に特化することでリーズナブルな予備校講座がある。

・通学→通信→Web講座と進化したことで勉強が楽になり、低価格化した。

・Web講座ならスマホとテキストがあればどこでも勉強できる。

・一番のおすすめはWeb講座。