
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ファイナンシャルプランナー(以下FP)は、社会人に人気の資格です。
FPは、金融、保険、住宅ローン、税金、年金といったお金に関する知識を活用して顧客のファイナンシャル・プランニングをサポートする専門家です。
顧客の描くライフプラン(人生設計)に必要なお金を把握して資金計画を立てるのがファイナンシャル・プランニングです。
金融関係にお勤めでない人は3級から受験
FPの資格は複雑で、国家資格のFP技能士から民間資格のAFP・CFPがあります。保険会社に所属する人のためのFP資格もあります。
私も保険会社にいたので認定FPはありますが、世間的にはFPというとFP技能士と日本FP協会が認定するAFP、CFPを指します。
FP技能士は入門資格の3級から難関の1級まであります。
日本FP協会の認定するFP資格は、普通資格のAFPと上位資格のCFPがあります。
FP技能士は普通は3級から受験し、合格すると2級の受験資格が得られます。
金融関係に勤めていたり、AFP認定講座を受けた場合は、2級から受験することができます。金融関係で5年以上実務経験があれば1級FP技能士から受験することも可能です。
3級FP技能士の合格率は70~80%と高く、1週間の勉強で合格する人もいます。そのため、就職活動で役に立つのは2級FP技能士、AFPからと言われてます。
2級FP技能士合格とAFP認定研修の修了でAFPとして認定されると、日本FP協会に登録されます。
FPと実務経験の例
日本FP協会が認定するCFPは、アメリカに本部があるアメリカで知られた資格です。日本よりもアメリカでの認知度が高い資格です。
AFPに認定されるとCFPを受験することができます。FPを仕事にするにはCFPからと言うFP実務者は多いです。
6課目の試験に合格し、エントリー研修受講後、3年以上の実務経験があればCFPに登録できます。
FPの資格では、FP技能士の受験資格、CFPの登録など実務経験が求められることがあります。
●ファイナンシャルプランナー(FP)の実務経験として認められる例
FPとしての実務経験として認められる例には以下のものがあります。
- 銀行、保険会社、証券会社等の金融機関に勤務している
- 保険会社の代理店の職員
- 会計士、税理士、宅地建物取引士、不動産鑑定士、社会保険労務士、弁護士、司法書士などで資産に関する相談業務
- 不動産会社などの土地や建物の業務
- 投資顧問会社での業務
- 企業の福利厚生担当者や金融、財務、経理などの業務
- 金融機関向けのソフト開発業務
など
Kさんの2級FP技能士合格体験記
ミク「まず最初に2級FP技能士を目指したのはなぜですか?」
Kさん「不動産会社に勤めてると住宅ローンのアドバイスは必ず行うので、2級FPの知識があったら役立つと思って資格取得を決意しました。不動産会社でも住宅ローンの計算については教えてくれますが、その計算は金融電卓があれば誰でも計算できるものです。住宅ローンのアドバイスをする不動産会社の営業は多いですが、実はよく判ってない人が多いんだなあと勉強して気づきました。」
ミク「受験を決意してから試験まではどのように学習しましたか?」
Kさん「不動産会社に勤務してたので3級FPは取ってませんが2級FPの受験資格はありました。しかし、早く合格したかったし、独学は大変そうだと思ってスタディングを利用しました。スタディングならスマホがあれば学習できるし、何より他の資格講座と比べて安かったからです。また、独学だとつまらない学習も動画やイラストのおかげで分かりやすかったです。主に通勤や移動時間に動画を見て、次に〇×問題を解き、家では過去問をメインに学習しました。解けたと思っても数日経つと忘れてるので、一通り終わった後にまた最初からやりました。試験までに2回以上繰り返しました。」
ミク「資格を取ってみて仕事に役立ってますか?」
Kさん「資格を取ってみて、不動産会社の営業って住宅ローンに詳しくないのにアドバイスしてるんだなと怖くなりました。そりゃあ住宅ローン破産がなくならないわけだなと。2級FPを取って住宅ローンだけでなく、投資や年金、保険についても答えられるようになり、お客様に自信をもって対応できるようになりました。NISAをきっかけに投資も始めたので、2級FPで学んだことが仕事以外でも役立ってます。」
ミク「今後はどうしたいとかありますか?」
Kさん「2級FP技能士試験に合格した後に日本FP協会のAFP認定研修を受講して、今は上級のCFPの勉強をしてます。資格があれば金融のプロとして認識してもらえるので、会社員としてだけでなく、将来独立した時にも役に立ちます。今後は資格を活かしてライターにも挑戦したいです。」
おわりに
プロフィールにも書いてありますが、私は以前は2級FP技能士の講師をしてました。
その時の生徒さんに思い出深い人が二人います。一人は資格を取ったのをきっかけに投資を始めて今は専業投資家になった人、もう一人は東北の田舎に帰って金融ライターをしてる人です。
専業投資家になるには個別株が重要なことが多いので、あまり勧められませんが、金融ライターなら比較的ハードルが低く、どこにいてもできます。その人は今はCFPの資格を持つ金融ライターとして月に80万円以上稼ぐこともあるそうです。田舎ではなかなかそこまで稼げる場所がないので、今までにないほど充実してるそうです。
そこまでになるには失敗も多かったようですが、試行錯誤の積み重ねで良くなっていったそうです。
最初は誰でも失敗するので、なるべくお金をかけず、いろいろチャレンジすることが大切だと思いました(お金がかかると失敗を恐れて挑戦できない人が多い)。
独学が厳しい人は資格講座を利用するとよいでしょう。
資格講座を利用するとつまらない勉強が少し楽しく感じられます。私は今はスタディングの司法書士講座を利用してますが、その前に取った資格はフォーサイトを利用しました。
2級FP技能士に加えてAFPの資格も欲しい人はフォーサイト、FP技能士だけでいい人はスタディングがおすすめです。
費用比較
・スタディング2級FP合格コース(AFP認定研修なし) 一括29,700円
・フォーサイト バリューセット1(AFP認定研修対象講座) 60,800円
・資格合格パートナーSTUDYing
スタディングのFP講座はスマホがあれば、講義、問題演習が完結できます。
ただ、テキストもスマホを使ったものなので、紙のテキストで勉強したい人には向いてません。また、AFPの認定研修機関ではないので、2級FP技能士に合格後に別に受講する必要があります。
AFP認定講座は8,000円~2万円くらいかかります。