横須賀中央駅と中央公園

投稿日:2019年6月2日 更新日:

友人と待ち合わせをするために、初めて横須賀中央駅で下車しました。

横須賀中央駅は、京浜急行線という私鉄の駅です。

横須賀には、JR線の横須賀駅もありますが、横須賀中央駅の方が発展しています。

三浦半島には京浜急行線とJR線が走ってますが、京浜急行線の方が本数が多く、利用者も多いです。

横須賀という名前がついてる駅なのに駅前は寂しかったりしますが、10分少々歩けば商業施設や商店街があります。

待ち合わせ時刻よりもかなり早めに到着し、横須賀中央駅から徒歩で15分~20分の「中央公園」を散策しました。

横須賀「中央公園」

横須賀中央駅で下車して右手の坂(三崎街道)を上り、途中で左の脇道に入っていった先に中央公園があります。

公園は高台にあるので、公園内から東京湾を行き交う船や猿島が見渡せます。

旧日本軍の演習砲台跡を利用して造られた公園です。「核兵器廃絶・平和都市宣言」の意思を内外に示すものとして横須賀市が建設した「平和モニュメント」があります。
東京湾や対岸の房総半島までを望める眺望や、三浦半島の歴史などを学べる「自然・人文博物館」も魅力です。

横須賀市「中央公園」の紹介ページ

公園に隣接して「自然人文博物館」と「文化会館」がありました。

 

中央公園へのアクセス

所在地 神奈川県横須賀市深田台19
交通 京浜急行線「横須賀中央駅」から徒歩15分

 

公園の隣にある文化会館に有料駐車場があります。

 

 

横須賀中央駅前から中央公園

横須賀中央駅前を出て、三崎街道を上町に向かって坂を上って歩くと商店街があります。

シャッターが閉まっている店舗も多く、寂しい印象を受ける商店街

 

横須賀中央駅周辺は、山側はシャッターを下ろした店舗が目立ちますが、海側はそこそこ活気がありました。

 

公園の隣にある「横須賀市文化会館」

 

横須賀風物百選の「文化会館と周辺」

 

横須賀市文化会館の前にある「自由の女神」の像

「この像は、日展・日本彫塑会名誉会長、文化勲章受章者として現在日本の彫刻芸術の最高峰であり、有名な「長崎平和記念像」の制作者でもある北村西望先生の昭和三十五年の作品で日本屈指の名作であります。

昭和五十二年市制施行七十周年記念にあたり、所有者の村瀬春一氏から市が寄贈を受け、このたび当文化会館庭園を適地とし市の事業として、台座を設置し像の安置を行ったものです。」

 

 

中央公園

中央公園は、大通りを脇道に入って住宅地を進んで行くので、途中の道が少々分かりにくかったです。道も狭い道を進んで行きます。

横須賀市自然人文博物館側の中央公園出入口

 

公園内は緑が豊富です。

 

公園内の広場から見た核兵器廃絶・平和都市宣言を記念して建てられた碑

 

中央公園は高台にあるので眺めが良いです。

東京湾を行き交う船の姿や猿島も見れます。

 

公園内には他の公園と比べて多くの銅像が立っています。

横須賀市の再建に尽力したといわれる「デッカー司令官」の像

 

岩野泡鳴の詩や文学碑もありました。

「田戸の海ぬし」はこの辺りを題材にした作品

 

戦没者慰霊塔

 

小さな子向けの遊具広場もありました。

 

小栗上野介と栗本鋤雲の銅像が立っています。

小栗上野介忠順像

 

「小栗忠順(1827~68)は幕臣。叙爵して豊後守といい、のち上野介と改める。万延元年(1860)遣米使節の一員として渡米。文久二年(1862)以後四度にわたり勘定奉行を務め、幕府最末期の財政再建に努力。この間、外国奉行、陸軍奉行、軍艦奉行を歴任。戊辰戦争では抗戦を主張、容れられず知行地の上州群馬郡田村(現倉渕村)に退き、のち政府軍に処刑された。

栗本鋤雲(1822~98)も幕臣。名は鯤、鋤雲(じょうん)は号。学問所頭取、軍艦奉行、外国奉行等を歴任、小栗忠順とともに親仏政策の推進者として知られ、幕権回復に努めた。のち慶応三年(1867)渡仏して大使として活躍、維新後は「報知新聞」等で健筆をふるい明治三十年死去した。

二人の功績で特筆すべきは横須賀製作所の建設である。多難な幕末期に一大英断をもって画策した小栗忠順を、盟友栗本鋤雲が砕身の努力をもってこれを助け、この大事業を成功させた。一寒漁村であった横須賀が製鉄所の創設によって開港の端緒がつくられ、現横須賀の市勢発展の礎が築かれもので、ともにその恩人として仰がれるゆえんである。」

 

北村西望の「源泉」

 

「文化に翔く少女」の像

 

 

土間土間 横須賀中央店

待ち合わせの時間に友人と合流し、「土間土間」というお店に行きました。

土間土間には、今回初めて行きましたが、関西や九州にも支店がある結構知られた居酒屋チェーン店のようです。

土間土間に入ったのは初めてですが、店内は満員で活気にあふれてました。

 

サラリーマンより、学生や家族連れが多い居酒屋という印象でした。

 

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