昨日からの続きで、今回は三浦半島を一周します。
スタート地点まで既に5キロ以上走ってますが、横浜市と横須賀市の市境から出発して、だいたい時計回りに海の近くを走ります。時間の都合で今回は城ヶ島には渡ってません。
三浦半島の海側はサイクリストに人気のコースなので、週末になると東京からも多くのサイクリストが訪れます。
久里浜からは太平洋岸自転車道と重なります。
三浦半島の見どころ
三浦半島を自転車で周る楽しみといえば、海を見ながら走れることです。
また、そこそこ人が多いので横須賀中央周辺は賑わってますし、日本海軍の鎮守府が置かれた街なので海軍に関係ある観光名所も多いです。
横須賀の海軍カレーやハンバーガーも有名で、週末は県外からも多くの観光客が訪れます。
三浦市も海の絶景が魅力ですが、マグロも有名です。また、城ヶ島はウミウ展望台や馬の背洞門、城ヶ島公園の展望台からの眺めも絶景です。
河津桜も有名ですし、ウィンドサーフィンの大会も開催されたり見どころ満載です。
前日の続きなので、逗子から六浦駅前を通って横須賀市追浜に出ました。
ヴェルニー公園
追浜から20分くらい自転車を走らせればJR横須賀駅に到着します。
横須賀市内にはJR線と京浜急行線が走ってますが、JR線は利用者が少なく、JR横須賀駅前よりも京浜急行線の横須賀中央駅前の方が栄えてます。
横須賀駅前はバスのロータリーとヴェルニー公園くらいしかなく、かなり寂しい駅前となっています。
横須賀駅前直ぐのヴェルニー公園からは、停泊している海軍の艦船を見ることができます。
このヴェルニー公園内には、横須賀製鉄所を建設したフランス人技師ヴェルニーの記念館があり、小栗上野介の像も設置されています。
また、公園はバラの名所になっていて、広場ではイベントが開催されることもあります。
横須賀に来たら欠かせない観光名所の一つです。
横須賀海岸通りを観音崎方面に進みます。小川町交差点を左に入ったほうが国道16号線よりも走りやすいです。
写真には写ってませんが、左は東京湾が見えてます。晴れていれば横浜ランドマークタワーも見えます。
破崎緑地展望デッキからの眺めです。
空気が乾燥して晴れていれば、ここから富士山が見えることがあります。夕方にはきれいな夕日も見れます。
観音崎
さらに進むと観音崎公園があります。
観音崎公園内にある横須賀美術館は、三浦半島と縁のある芸術家の作品を展示しています。
観音崎の岩場の潮だまりでは、かにや魚が見れます。実際に公園を歩いてみると結構広いので、全部回ると時間がかかります。
観音崎でのおすすめは、洋式灯台と砲台跡です。あじさいの名所でもあります。
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「県立観音崎公園」で砲台跡と紫陽花めぐり
横須賀市の「県立観音崎公園」は、公園の前が浦賀水道なので、いたる所で海の景色を楽しめるのが魅力です。 自然が豊かな公園なので、階段や坂を上って丘陵地に行けば、深い緑におおわれたシダ類の宝 …
浦賀のペリー公園と渡し船
観音崎で少し休憩した後は観音崎通りを通って浦賀に出ました。
浦賀も駅前は寂しいですが、歴史を感じられる観光スポットがあります。
浦賀の渡しは、向こう側に船で渡ることができます。
この渡しは江戸時代から300年続くといわれ、今も交通手段として利用されてます。船が向こう岸にいるときは呼び出しボタンを押すとこちら側に来てくれます。
追加料金で自転車も乗れます。
浦賀の渡しから自転車で数分行くとペリー公園があります。
ペリー公園は日本の歴史公園100選に選ばれており、公園内には無料の記念館があります。
ペリー通りのトンネルを越えたらそこは海
ペリー公園からそのまま進むと坂とトンネルがあるのですが、トンネルを抜けた先は海が広がっています。
野比海岸には三浦半島宣言のマイルストーンが置かれています。ここではスマホを置いて自撮りができます。
マイルストーンは、野比海岸(北下浦海岸通り)の他にも観音崎、宮川公園、荒崎公園、湘南国際村、長者ヶ崎、小坪飯島公園、由比ヶ浜に設置してあるので、各マイルストーンを目標に楽しみながら自転車で周ることができます。
野比から三浦までは海を見ながら走ることができます。この辺りの飲食店はしばしばテレビで取り上げられます。
三浦市は坂が多い
横浜と比べて横須賀は坂が多いイメージがありますが、海側を走れば坂は避けられます。
しかし、三浦海岸を抜けた先から坂が続きます。
この坂は三浦半島一周で一番きつい坂です。漫画ろんぐらいだあすの主人公から亜美ちゃん坂とも呼ばれています。
この坂を何度かママチャリで挑戦しましたが、足をつかずに登ることができませんでした。
最近も実家に帰った時に挑戦しようと思ってママチャリをどこか聞いたら、処分されてなくなってました。
別のママチャリでは挑戦する気にならないので、残念ですが諦めることにしました。
きつい坂を超えたと思ってしばらく自転車を走らせると、また坂が姿を現します。
この坂は見た目ほどきつくないですが、そこそこ長いので疲れます。クロスバイクやロードバイクなら問題なく登れます。
宮川公園の近くからの眺めです。
三崎港に出た後、三崎町の長い坂を登って京浜急行線の三崎口駅前を目指します。三崎港から引橋まで坂が続きます。
まだまだ続く観光スポット
三崎口駅前の坂を下って国道134号線で逗子を目指すのですが、ここからは暫く海が見えない道が続きます。
陸上自衛隊・武山駐屯地の前を通ってしばらく進んで秋谷まで来ると有名な立石があります。
ここも江戸時代から知られる景勝地で、「秋谷の立石」としてかながわの景勝50選に選ばれています。
さらに進むと長者ヶ崎があり、夕方には夕焼けを見るためライダーがバイクを停めています。
ここも景勝地として知られていて、天気がよければ富士山が見えます。
このまま海側の道を進んで行くと森戸神社、森戸海岸があります。この辺りの眺めもよいです。
森戸神社の前辺りから渋滞が続きます。特に日中は夏でも冬でも渋滞することが多いです。
森戸海岸から1,2キロでこの日のゴールである渚橋に着きました。
おわりに
坂が多かったせいか帰宅した時は疲れてくたくたでした。
水分を十分に取ったらだいぶ疲れが取れましたが、この日は珍しく夜10時前に眠くなり、日課にしてる英語の勉強も10分くらいで切り上げて寝ました。
明日は渚橋から湯河原を目指します。