「根岸森林公園」は、横浜市中区にある公園。
公園内には「馬の博物館」や「根岸競馬記念公苑」といった施設もある。
18haある公園は、広々とした丘陵が続き、桜山や梅林の見頃にはたくさんの住民が訪れる。
また、みなとみらいの夜景が見えるデートスポットとしても知られている。
目次
根岸森林公園の歴史
根岸森林公園は、日本初の洋式競馬場「横浜競馬場」があった場所。
戦前には、大きなレースも行われた由緒ある競馬場であったが、戦争が激化すると1943年に閉鎖された。
戦後に競馬場のの跡地を横浜市が買い取り、市が整備した後、昭和52年に森林公園として開園した。
「根岸森林公園のあゆみ」
「ここは、慶応3年(1867年)にわが国最初の洋式競馬が行われたところで、昭和18年6月まで続きましたが、戦後は接収され、米軍のモータープール、ゴルフ場となっていました。
昭和44年、主としてゴルフ場だった場所が接収解除となり、横浜市は、昭和47年から公園整備に着手、中央競馬会による競馬記念公苑とともに、昭和52年10月1日に開園しました。」
根岸森林公園へのアクセス
・根岸森林公園の住所 神奈川県横浜市中区根岸台1−2
・交通アクセス JR根岸線「根岸駅」または「山手駅」から徒歩15分
根岸駅から歩いた場合は、階段から行かないと20分以上かかるかも。
根岸森林公園の駐車場
根岸森林公園には、有料駐車場が隣接してある。
根岸森林公園の有料駐車場(第1)
月曜~金曜日 | 土曜・日曜・祝日 | |
入庫後2時間まで | 300円 | 400円 |
2時間を超える場合 | 以降20分ごとに50円 | 以降30分ごとに100円 |
第2駐車場も同じ
駐車可能台数は、第1駐車場・第2駐車場ともに100台ずつの計200台
駐輪場は、根岸森林公園入口正面近くにある。
駐輪場の料金は無料。ただし、入口がせまい。
根岸森林公園の様子
根岸森林公園には、様々な植物が植えてあるため、季節ごとの変化を楽しむことができる。
公園内には、喫茶店もある。
水飲み場も豊富にあるので、運動にも向いている。
ジョギングをしている人や、犬を連れている人の姿も多く見かける。
冬の根岸森林公園
秋の根岸森林公園
根岸森林公園といえば、広々とした「芝生広場」が有名。小さなお子さんも安心して遊ばすことができる。
整備された通路沿いには、所々にベンチが設置されてある。
公園内からは、ランドマークタワーも見える。
天気の良い日には、シートを敷いて寝転がっている人がたくさんいる。
小さいお子さんを連れた家族もたくさん見かける。
「根岸の森」は、大きな木が茂っている。
公園内には、たくさんの「花壇」があり、植え替えが行われている。
奥に見える木は、「桜山」の桜の木だ。
公園内には、生き物がすむ池がある。
池には、コイ、アメリカザリガイニ、ミシシッピアカミミガメ、ハイロゲンゴロウ、カダヤシの他、ギンブナ、モツゴといった在来種の生物がすんでいる。
根岸森林公園の北側にも広場がある。
北側は駐車場がないが、駐輪場はあった。
横浜競馬場一等馬見所跡
北側からは、みなとみらいが見える。
根岸森林公園の梅林
根岸森林公園では、2月になると「梅まつり」が開催される。
9月に訪れたときの梅林の様子。
梅まつりに行ったときの様子。梅林の見頃は2月~3月。
根岸森林公園には、約70種類300本の梅の木があるそうだ。
見事に咲いていたハクタカ
一部だけ可愛らしい花を咲かせているキンコウ
早咲きのタゴノウラ
珍しい枝垂れ梅のフジボタンシダレ
きれいな紅色のカゴシマコウ
がくが緑色をしていることから名付けられたリョクガク
馬の記念館
馬の博物館の門
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始
開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は4時まで)
入館料 大人100円・小中高生30円(毎週土曜日小中高生無料)
根岸競馬場記念公苑
休館日 月曜日(祝日は開館)・年末年始
開館時間 午前9時30分~午後5時
入館料 無料
公苑では、実際の馬が見れる。
案内板によると、ポニーというのは背の高さが147㎝以下の馬のことをいうそうだ。
夜景が見えるデートスポット
公園の北側は、みなとみらいの夜景が見えるデートスポットとして知られている。
みなとみらいの夜景を見にカップルが訪れる。
根岸森林公園のまとめ
・根岸森林公園は、日本最初の洋式競馬場跡地にたてられた森林公園。
・広々とした芝生広場が素晴らしい。
・公園内には、桜山や梅林がある。
・公園の敷地には、馬の記念館と根岸競馬記念公苑がある。
・公園の北側は、夜景が見えるデートスポットとして知られている。