今から10年以上前に絶食に関する動画を見て以来、1,2年に一度の頻度で断食をしています。それまでにも断食に関してはネットや書籍でたくさん見てきました。
そこには断食をすると胃腸を休められる、好転反応、宿便を出すといったことが書いてありましたが、いまいちピンときませんでした。
あるとき読んだ本の中に基礎老化学の研究をしているロンゴ教授が出てましたが、そこにはがんに絶食が効果あるとありました。
書いてある内容が科学的だったので興味を持ち、ロンゴ教授の論文をGoogle翻訳でコピペして読むこともしました。
以前、足の裏に魚の目ができたことがあって、気づくたびに何度も魚の目カッターでカットしてましたが、断食したらきれいになくなってて驚きました。
それ以来、断食に関する本やレポートを調べたり、読んだりしています。
断食の本質的な効果|免疫・細胞・炎症への作用

以下、これまで集めた知見を整理しまています。
断食は人類本来のリズムに合っている
・規則正しく食事をし、冷蔵庫に食料が十分あるのは歴史的にまれな状態です。
・絶食をしないで常に食べ続けていれば、体が異常をきたすのは当然のことです。
・我々の遺伝子は、絶食よりも今の飽食に適用できないのではないでしょうか。
科学的に確認されている主な効果
・断食による効果(抗炎症作用、善玉菌が増える、心臓血管系の改善、成長ホルモンの促進)
・がん細胞はブドウ糖が少ない環境を嫌います。絶食療法でがん細胞を減らすことができるかもしれません。
・断食で白血球が減ると、免疫系は白血球の再生を加速し、免疫細胞が若返る。
流行したオートファジーとの関係
少し前からオートファジーが流行り、書店に行くと関連本が積まれるようになりました。
ロンゴ教授のインタビューでは、最近の研究で3日間の断食をしなくても同様の効果が得られる方法が明らかになったと言ってました。
・オートファジーは、がんや神経変性疾患(アルツハイマー病など)の予防や改善にも寄与する可能性があるとする研究があります。
・アシドーシスの期間はどんな病気も悪化しますが、24時間から36時間でそれも収まります。
・1日食べなければブドウ糖は尽きますが、体の脂質を使ってブドウ糖の代わりを作ります。それがケトン体です。
1〜2年に一度でOK|72時間断食は免疫のリセットになる
断食の頻度は1年に1回程度でよく、72時間断食をすれば免疫機能が大幅に回復する可能性があるそうです。
これなら年末年始・GW・お盆休みなど長期休暇なら実践できるのもメリットです。
実録|3日断食の体験記

3連休を利用して断食に挑戦することにし、金曜日の食事を最後に断食を始めました。
断食1日目|空腹より集中力低下がつらい
金曜日の夜は20時半には食事を終えました。
次の日の朝、断食したことを思い出して寂しい気分になりましたが、忘れるため軽いランニングに行きました。
ランニングから帰ってしばらく何ともなかったのですが、11時頃に少しおなかが空いてきました。
空腹を紛らわせるためスマホで資格の講義を聞き始めましたが、いつもは1時間で終わらせるように心がけているカリキュラムなのに、なかなか集中できず2時間半かかってしまいました。
資格の勉強だと集中して頭を使うので、英語の音読に切り替えましたが、こちらも空腹でいまいち集中できませんでした。
仕方ないので半年ぶりにロードバイクに乗って海を眺めに行きました。
本当は水だけがいいみたいですが、挫折しては元も子もないので、夕方にコーヒーを入れて飲みました。普段からジャンクフードを好む味覚音痴なので、普段はどのコーヒーを飲んでも味がよく判らず、苦いだけでしたが、インスタントコーヒーですら美味しいと感じました。味が濃いものを普段から口にしてましたが、断食で味覚がリセットされたのかもしれません。
断食2日目|空腹に慣れるが眠れない
二日目になるとお腹も鳴ることがなくなり、空腹感にも慣れてきました。
ただ、夜なかなか眠りにつくことができず、睡眠時間もいつもなら6時間以上なのに、4時間も眠れませんでした。空腹よりも眠れないことの方がきついと感じました。
それと食べ物の匂いに敏感になります。飲食店から漂うおいしそうな匂いも危険なので、店の前を通るときは早く通り過ぎるようにしました。
空腹にも慣れたので、夕方から勉強しに図書館に行きました。
現在、資格講座を受講してるのに普段は1日1時間くらいしかできてませんでしたが、この日は8時間くらい勉強できました。図書館は食べ物の誘惑がないので、断食を過ごすのに適した場所の一つかもしれません。
断食3日目|眠れず夜中に起床→体力温存で過ごす
二日目があまり眠れなかったこともあって三日目は早めに寝ました。
早めに寝たのはいいのですが、夜中の3時に目が覚めてしまい、そこからなかなか眠れませんでした。
仕方ないので暖かい麦茶を飲むことにしました。断食期間は基本的に飲み物は水で、無糖であってもコーヒーやお茶は飲まないようにしてます。飲むとしたら麦茶くらいです。
眠れないので資格の過去問を解きましたが、気づいたら朝になってました。 眠るのをあきらめてランニングに行こうと思いましたが、空腹がきつくて負荷の軽いロードバイクに変えました。
鎌倉を1時間ほどまわり、帰ってシャワーを浴びたら、疲れで少し眠れました。

(鎌倉稲村ヶ崎からの眺め)
三日目も図書館で資格の勉強をして過ごしましたが、この日は日曜日で夕方5時で閉館だったので、帰宅して図書館で借りた断食の本を読んでました。
断食の本には3日を過ぎてから体の中がきれいになるとありました。 読書をしながら時間を過ごしてたら、断食開始して72時間が経過してました。
72時間が経過しましたが、夜はみそ汁だけにしました。もともとみそ汁は好きでしたが、こんなに美味いみそ汁を飲んだのは初めてと思うほど美味しかったです。
断食後の変化と正直な感想
3日間の断食をして数日が経ちましたが、変わった感じはありません。肌荒れもあまり改善されてません。
ネットで皮膚炎の人が断食で改善してる写真がありますが、それくらい酷くないと効果が感じられないのかもしれません。
その後にハンドクリーム塗り始めたらきれいになりました。
3日間の断食というとすごい大変そうに思うかもしれませんが、慣れてしまえば空腹はそんなにきつくなかったです。
年に3日なら負担も少ないと思います。
まとめ|断食は効果を期待しすぎず時々行えばいい
断食は何か劇的に治る魔法ではありません。また、ダイエットにもほとんど効果ありません。
ただし、科学的に見ても免疫回復・抗炎症作用・細胞の若返りといった恩恵が期待できます。
何より年に1回でよいので続けられます。

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