投資を始めようとすると「この証券会社でいいのだろうか?」「この不動産投資会社で大丈夫か?」「クラウドファンディングは危なくないか?」といった不安が浮かぶかもしれません。
その迷いの背景には、相談先を選ぶ不透明さがあります。
銀行の窓口、証券会社、保険代理店、投資助言業者、不動産業者ーー 選択肢が多ければ、どこが自分に合っているか見えづらくなってしまいます。
2024年の新NISAをきっかけに投資に興味を持つ人が増えました。とはいえ、これまでの日本では投資をギャンブルと同じようにみられるなど、誤解されてきた歴史があり、いざ始めようとしても何から手を付けていいか分からないという声が後を絶ちません。
投資はリスクを伴いますが、正しい知識と適切な相談先・証券口座を選べば、不安をチャンスに変えることができます。
相談して終わりではなく、相談して前に進むために、自分に合った金融機関を見つけることが重要です。
投資を始めるときに多い悩みとは

- 投資に興味があるのに何から手を付ければいいか分からない
- 元本割れが怖い、損をしたくない、資産を減らしたくない
- どの金融商品を選べばいいのか分からない
- 株、投資信託、債券などの違いが分からない
- 情報が多すぎて何を信じればいいか分からない
- 資金が少ないから始められない
- 買うタイミングが分からない
- 長期分散投資の効果を実感しにくい
- 利益が出たら税金はかかる?
- 証券会社の違いが分からない、手数料に違いがある?
- マイナスになったときの対処が分からない
- 家族や友達に反対される、周りに投資をしてる人がいない
これらの理由で投資を始められないのであれば、専門家に相談するのもいいかもしれません。
投資初心者に重要なこととは?

相談先選びで失敗しやすいパターン
投資相談でよくある失敗は、次のようなケースです。
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最初から「儲かる商品」を探している
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相談先の立場(販売側か中立か)を意識していない
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リスクの説明より、メリットの話だけを聞いて安心する
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「みんながやっているから」で決めてしまう
これらに共通するのは、判断基準を相手に丸投げしていることです。
相談は他人に決めてもらうのではなく、自分で決められる状態になるためのプロセスです。
最初は商品より考え方を相談する
投資を始めるとき、多くの人が「どの商品を買えばいいか?」に意識が向きがちです。
しかし、初心者に重要なのは商品よりも考え方です。
投資初心者がつまずきやすい理由の一つに、よく分からないまま商品を買うことにあります。
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どの商品が儲かるか
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今は買い時か
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このファンドは大丈夫か
こうした質問は多いですが、実は資産形成では本質ではありません。
本当に重要なのは、
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自分はどのくらいのリスクを取れるのか(リスクの理解)
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何年後に、何のためにお金を使うのか(目標)
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途中で下落しても続けられる金額はいくらか(リスク許容度)
といったことです。
投資で失敗しないために必要なのは、正解の商品ではなく自分なりの判断軸を持つことです。
投資の相談先にはどんな選択肢がある?
投資初心者や大きな金額の資産運用を考えてる人は、いつでも相談できる場所があると心強いかもしれません。
しかし、相談相手を間違えると相談先の商品を売りつけられるだけで終わる恐れもあります。むしろ、売りつけられないことが重要です。
銀行・証券会社など金融機関の担当者
昔からある相談先が銀行や証券会社といった金融機関の担当者です。
銀行や証券会社であれば、住んでるエリアや駅前にあることも多いので手軽に相談できます。
ただ、証券会社や金融機関の対面相談だと自社の商品を優先的に勧めてくるので、あまり良い商品と出会えないことも多いようです。
過去には自分で買いたくない商品を勧めるのか?が問題となったこともあります。
独立系アドバイザー(ファイナンシャルプランナー、IFAなど)
中立的なアドバイスを受けたい人はファイナンシャルプランナー(以下FP)やIFAがいいでしょう。
FPは投資というよりファイナンシャルプランニングの専門家なので、商品のアドバイスというよりどのように商品を選べばよいかアドバイスしてくれます。また、ライフプランの相談も含めたアドバイスが受けられます。
IFAは金融商品仲介業の登録があるので、金融商品のアドバイスもしてくれます。ライフプランをトータルでは見てくれませんが、金融機関に縛られないアドバイスをしてくれます。
デメリットとしては手数料が発生する点です。無料相談で悪い商品を購入するくらいなら、手数料や相談料を支払ってでも自分に合った商品を選ぶ方が結果としてプラスになります。
ロボアドバイザー(AI投資診断)
ロボアドバイザーは、AIを活用して相談者にあった投資診断やアドバイスを行います。
質問をもとに投資の提案をしてくれますが、手数料がかかってしまいます。
分散投資をするだけなら投資信託で十分といった声もよく聞きます。
動画・書籍・セミナーで自分で学ぶ方法
ネットの証券会社では投資の動画が無料で見れます。証券会社の口座を開設するのは無料ですし、維持費もかかりません。
あわせて雑誌や本から勉強すれば、様々な意見を参考にしつつ、最新の投資情報を得ることもできます。
手数料を最も抑えたいのであれば、ネットの証券会社が安く済みます。ただ、自分で情報の信頼性や商品選びを判断しなければいけないのが障壁です。
ネットやマネー雑誌を参考にして、投資信託で積立投資をするだけならネット証券がベストです。
初心者は「投資信託+第三者の視点」から始めよう

私のおすすめは、最初は独立系のIFAやFPの意見を参考に投資信託を購入することです。
投資初心者の悩み別・現実的な解決策
1.投資に興味があるのに何から手を付ければいいか分からない⇒投資信託
2.元本割れが怖い、損をしたくない、資産を減らしたくない⇒インフレに強いのは株式、不動産、コモディティ
3.どの金融商品を選べばいいのか分からない⇒初心者向きなのは投資信託、ETF、国債
4.そもそも株、投資信託、債券などの違いが分からない⇒リスクとリターンが大きい順に株、投資信託、債券
5.情報が多すぎて何を信じればいいか分からない⇒信頼できる情報を選ぶ(金融庁、証券会社のレポートなど)
6.資金が少ないから始められない⇒投資信託なら数百円から始められる
7.買うタイミングが分からない⇒ドルコスト平均法ならタイミングで悩まない
8.長期分散投資の効果が分からない⇒金融庁の過去のデータを参考にする
9.利益が出たら税金はかかる?⇒利益があるとき(配当受取、譲渡)に課税される。NISAやiDeCoは非課税
10.証券会社の違いが分からない、手数料に違いがある?⇒手数料が安いのはネット証券
11.マイナスになったときの対処が分からない⇒積立投資ならマイナスになっても続ける
12.家族や友達に反対される、周りに投資をしてる人がいない⇒FPやIFAを利用、無料セミナーに参加する、初心者向けの本を読む
初心者にとって投資信託がおすすめの理由
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長期・分散投資の実績データが豊富
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少額から始められる
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毎月の積立設定で「買い時」に悩まなくてよい
投資信託に慣れてから別の金融商品に手を出しても遅くはありません。
まとめ|相談先選びは投資の成果を左右する
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初心者は商品より考え方を相談する
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相談先の立場を理解することが重要
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最初は投資信託で経験を積むのが合理的
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相談はゴールではなくスタート
投資で失敗する人の多くは、知識不足ではなく、相談先選びを間違っています。
だからこそ、誰に相談するか、何を相談するかを最初に整理しておくことが大切です。
投資は一度きりの判断ではなく、続ける仕組みづくりが最も重要です。

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