横浜から愛川町の「県立あいかわ公園」までサイクリング

投稿日:2021年12月13日 更新日:

SNSの「宮ケ瀬ダムへ最後の紅葉を見に来ました」という書き込みを見て、休日に「県立あいかわ公園」へ行ってきました。

宮ケ瀬ダムというのは、神奈川県北西部にある人造のダムで、このダムによって出来たのが宮ケ瀬湖です。

宮ケ瀬湖の周囲は自然あふれる素晴らしい景観が望めるスポットとして知られており、オートバイやロードバイクで訪れる人も多いです。

 

あいかわ公園は、宮ケ瀬ダムに隣接する公園です。

宮ケ瀬ダムへは、自動車の人は公園の駐車場に停める必要があります。直接ダムに行こうとして迷っている(車両通行止め)自動車を途中で2台見ました。

ダムへ行くのであれば、国道412号線からあいかわ公園の南駐車場へ行くのがスムーズです。

 

横浜からあいかわ公園までは約50キロの距離なので、サイクリングにはちょうどいいくらいの距離です。

運動不足解消のため、ここ最近は週末にサイクリングするようにしており、今週のサイクリングはあいかわ公園に決めました。

桜木町からあいかわ公園まで

桜木町を午前9時頃に出発しました。

 

横浜の浜松町から八王子街道を大和までひたすら進みました。八王子街道は、明治以降の絹の集積地であった八王子から横浜へ絹糸を送るルートだったので、絹の道とも呼ばれました。

八王子街道は道路幅が狭いので自転車向きではありません。しばらく面白みがない道路が続きます。

 

境川を越えたあたりからGoogleナビ通りに行きました。途中、大回りしたり、住宅街を通ったりして南林間駅前に着きました。

自転車に乗ってる時は知ってるエリアでもGoogleのナビを使うことが多いですが、このナビはあてにならないことも多いです。便利ですが変な経路をナビすることも多いので、現在地の確認を定期的にチェックしながら進みました。

 

南林間駅前からは、やまと根岸通りを座間方面に西へ進んで行きました。

〇条通りといった交差点が、十一条通りまで続いてます。

 

大和で驚いたのが、歩道上に自転車の通行が禁止されている区間があったことです。自転車が歩道を禁止されているのを初めて見ました。おかげで座間市までに車道を逆走してくる自転車(おじいさんとおばあさん)に2回遭遇しました。

 

座間谷戸山公園にも寄りたかったのですが、時間が足りなくなるのでまた別の日に来ようと思います。

 

座間市に入ってから急に畑や野原だらけになり、遠くの山も見えるようになりました。

 

途中、スマホの充電がなくなってしまい、持参したモバイルバッテリーで充電するためにファミレスに寄りました。この日だけでファミレスには2回充電のために寄りました。

この先、店がないかもしれないので、ついでに早めの食事にしました。

今までのトイレは、コンビニかショッピングセンターを利用させてもらってましたが、今回はマクドナルドも利用しました。モバイルオーダーでコーヒーを注文しましたが、驚くほど簡単で今後のサイクリングに使えそうです。

 

さて、サイクリングの方はというと、馬渡橋(中津川)を越えたあたりから雰囲気が変わり、峠の自然あふれる様子がワクワクしてきます。

 

この川は中津川といい、宮ケ瀬湖から相模川まで続いてます。

 

寄り道が多かったせいで、予定より30分以上遅れて県立あいかわ公園に到着しました。

あいかわ公園には入口が何か所かありますが、ここは南東にある入口です。ここから自転車を押して坂を上っていきました。

 

県立あいかわ公園

県立あいかわ公園は、2002年4月に開園した比較的新しい公園です。

公園の西側には宮ケ瀬ダムがあるので、ダムの観光だけが目的の人もたくさんいます(ダムへは公園を通って行く)。

園内には、ふわふわドームや冒険の森といった子供向けのエリアだけでなく、愛川町の郷土資料館といった施設もあります。

北側には森林の中を歩いて行ける自然観察林があります。

また、愛川町の花であるツツジの名所としても知られており、3月から5月には階段状に約40種40,000本のツツジが咲き誇ります。

 

県立あいかわ公園マップ

 

ふれあい広場

 

中央広場

 

冒険の森入口

 

冒険の森には、壁の迷路、巨大ツリー、林間アスレチック、スライダー、ターザンライドといった子供(12歳以下)向けの施設があります。

 

むささび坂

 

森の小径

 

風の丘

 

宮ケ瀬ダム

クルマで行く人は、宮ケ瀬ダムの観光だけが目的なら南駐車場が近くて便利です。

あいかわ公園から宮ケ瀬ダムへは、中央広場の坂を下って行きます。

ダムエリアの地図です。

 

宮ケ瀬ダムの下までロードトレインが走ってます。

 

坂を下りた先に副ダムの石小屋ダムがあります。

副ダムには、宮ケ瀬ダム放流の勢いを弱めたり、水位の確保、中津川への一定の容量を確保するためといった役割があります。

 

石小屋ダムの近くにダムが出来る前の様子が分かる写真があります。

かつては中津渓谷といわれて素晴らしい景色だったそうですが、今は見る影もないそうで残念です。

 

新石小屋橋。この橋を渡った先にダムの施設があります。

 

大沢の滝

 

こちらが宮ケ瀬ダムです。私が見たダムの中(2個目だけど)では、黒部ダムに次いで大きいです。

放流は限られた時間に6分くらい行われます。時間通りに来たのに、コロナウィルスのせいか中止みたいです。エレベーターも中止とのことでした。

 

下からインクライン(ケーブルカー)に乗って上にいくことも出来ます。料金は片道300円、往復切符なら500円です。

エレベーター(無料)と書いてありましたが、現在は運休中止していて乗れません。公園内の坂を上ってダム上まで行くことも出来ますが、その場合は時間が結構かかります。

 

ダム上からの眺めです。渡ってきた橋が小さく見えます。

 

宮ケ瀬ダムの上から見た宮ケ瀬湖です。

周囲の山々と湖がとても幻想的な風景を醸し出していて素晴らしかったです。これは見ないと損です。

 

県立あいかわ公園のアクセス

所在地 神奈川県愛甲郡愛川町半原5423
開園時間 4月~9月 8時30分~18時
10月~3月 8時30分~17時
駐車場 平日無料
土日祝・春夏休み・GW 自動車500円・二輪車100円

 

 

宮ケ瀬から海沿いを走って帰宅

宮ケ瀬湖をまわって清川村に出たので、帰りはそのまま南下して帰ることにしました。

いろいろ寄り道をしたり、写真を撮りまくってたせいで、清川村を出発した時は16時近くになってました。

途中で横浜南部にある実家に用事ができたので、帰りは国道134号線でいくことにしました。

 

しばらく進むとすぐ伊勢原市に入りました。伊勢原市はクルマでもあまり来ないのに、それを自転車で走ってると思うと何だか妙な気分です。

紅葉の時季はこっちは最高です。

伊勢原市総合運動公園の前

 

伊勢原大神宮は、伊勢原の由来となった神社です。少しだけ寄りました。

 

海で日没を見ようと急いでましたが、間に合いませんでした。日没時刻を調べたら17時前と、予想以上の早い日没でした。

こっちは高い建物がないので富士山がよく見えます。

信号待ちしていた時に写真を撮りまくってたら、高校生に変な目で見られました。この辺の子は富士山も見慣れてるんでしょうけど、こっちは横浜なのでなかなか見れないんです。

 

湘南大橋に着いた頃には辺りは真っ暗でした。

 

このまま江ノ島の前を抜け、稲村ケ崎や由比ヶ浜を通り、逗子駅前から横浜に入りました。Googleのナビだと朝比奈峠を推奨してましたが、疲れて峠を越える状態ではありませんでした。

逗子駅前のマクドナルドでもトイレ休憩をしたので、結局、実家に着いたのは18時30分を過ぎてました。

 

総時間(休憩含む) 9時間31分

距離 119.7キロ

標高 1100m

 

おわりに

片道が50キロということは、帰りも同じくらい走るということなのに、片道の距離しか考えておらず、50キロなら余裕だなと考えて出発しました。今後は帰りのことも考えて計画を立てます。

 

疲れて結局、実家に1泊することになりましたが、この日だけで119キロ以上走りました(ママチャリ)。

休憩は多めにとったのですが、案の定、翌日は足が痛くなりました。でも、気分は上々です。

 

以前はハイキングコースを歩いてまわってましたが、運動不足解消やダイエットには、いまいち効果がありませんでした。

サイクリングはうつ病や仕事のストレス発散にも効果があるそうなので、当分は自転車でいこうと思います。あとママチャリは控えようと思います。

  • B!