大磯の自転車道で初日の出!!防寒対策不十分で死にそうになりながら真鶴岬の三ツ石へ

投稿日:2022年1月5日 更新日:

明けましておめでとうございます!

 

2022年1月1日、大磯の自転車道で初日の出を見ました。

初日の出は毎年クルマで見に行くのですが、今回は初めて自転車で行ってきました。日の出を見終わった後、クルマだと渋滞でなかなか帰れず毎回ストレスでしたが、自転車だと渋滞に巻き込まれることがないので、今後の初日の出はクルマでは行かない気がします。

 

本当は真鶴の三ツ石を自転車で目指してたのですが、調べてみたら深夜3時に家を出た時点で初日の出までに真鶴に到着するのは無理だったようです。

真鶴を目指して進んでましたが、6時40分頃に太平洋岸自転車道の大磯区間入口に着いたので、結局そこで日の出を見ることになりました。

 

今回のサイクリングで一番きつかったのが想像の遥か上をいく寒さだったことです。

気温が0度の中、ペダルをこいでれば体も温まるだろうと思っての薄着でしたが、いくらペダルをこいでも温かくならないし、特に耳と手は感覚がなくなるし、すき間風が凍てつくような冷たさで死ぬかと思いました。

 

深夜3時に出発

2022年1月1日の3時、真鶴岬を目指して桜木町を出発しました。

普段の深夜3時だと人をほとんど見かけませんが、この日は新年初日ということもあって歩いている人がちらほらいます。

 

途中で実家に立ち寄ったので、朝比奈峠を抜けて国道134号線に出ました。朝比奈峠は自転車ではかなりきついので、体が暖まるどころか暑いくらいでした。

鎌倉の分れ岐には5時前に着きましたが、鶴岡八幡宮周辺は既にかなりの人出がありました。

宝戒寺前の小町大路を通って下馬から滑川交差点に出ましたが、由比ヶ浜も既に結構な数の人出がありました。

由比ヶ浜と稲村ケ崎で初日の出を見てますが、建物や山が邪魔だったので、この二つの場所はおすすめしません。

 

江ノ島入口には5時30分頃に着きましたが、江ノ島周辺は既に渋滞してました。海沿いの駐車場はどこも満車で、左側車線は路駐するクルマで先までつながってました。

 

江ノ島から湘南大橋までは昼間より多いのではないかと思うくらいの人出でした。地元よりも県外ナンバーばかりでした。

家を出て2時間以上経ち、この頃から耳と指先が寒さで痛くなってきました。信号待ちの時に耳を暖めたりして誤魔化しながら先へ進みましたが、薄着だったのがどうにもならず地獄のような寒さでした。仕方ないので一度だけコンビニに入って休みました。

 

湘南大橋では日の出前の富士山というものを初めて見ました。

平地の多い平塚や茅ケ崎だと富士山が見えたりしますが、小田原に入ってしまうと逆に山脈が邪魔で見えなくなってしまうため、富士山とは当分お別れです。

 

2022年は大磯で初日の出

湘南大橋にさしかかる辺りから西の空がだんだんと明るくなってきました。

予報日の出時刻が6時50分頃で、この時の時刻が6時30分過ぎだったので、湘南大橋の上で日の出を見ようかと思いましたが、横浜より出来るだけ遠くで見たかったので、そのまま西に向かいました。

 

10分ほどして着いたのが、太平洋岸自転車道の大磯区間入口でした。太平洋岸自転車道とはいっても実際は今までの道路にペイントしただけの道が多いですが、この大磯区間は自転車と歩行者だけの専用道になっています。高台なので、相模湾が広がる眺めの良い場所として知られています。

あと5,6分で日の出なので、ここで初日の出を拝むことにしました。西湘バイパスの端に駐車して初日の出を見ようとする車が何台もいましたが、見回りのパトカーに動かすように言われてました。

海岸の人出は少ないように見えますが、近隣の駐車場は満車状態で人もすごい多かったです。太平洋岸自転車道の大磯区間入口に駐輪場があるので、最初はそこに自転車を停めて大磯港西防波堤遊歩道で日の出を見ようとも思いましたが、人の数がすごかったので止めました。

 

そして、震えながら待つこと5分……。

 

西の空の一点が明るくなってきました。

さらに待つこと5分くらい……。

ようやく太陽が顔を出しました。

 

2022年、明けましておめでとうございます!

(太平洋岸自転車道大磯区間からの2022年初日の出)

 

海沿いは横浜と違って障害となる建物がないので、初日の出を見るにはうってつけです。

 

初日の出を見た後、城山公園の展望台に寄り道しました。この日は空気が乾燥しており、富士山もよく見えました。

(2022年1月1日 大磯城山公園展望台)

 

城山公園で富士山を見た後は、再び真鶴を目指して自転車を走らせます。

 

海沿いの道を通って真鶴へ

お腹が空いたので飲食店を探したのですが、元日から営業してるのはマクドナルドと松屋とファミレスくらいでした。私はファーストフードが好きなのでそれはいいのですが、問題はどこもお客さんでいっぱいで注文どころか入店できません。

何も食べずに自転車をこぎ続けるのが嫌だったので、途中のコンビニでおにぎりを一つ買って食べました(ホットスナックは売切れ)。

 

小田原からは国道135号線で海沿いを走って行きましたが、眺めがとても素晴らしいです。ただ、自動車が横をビュンビュン通るので少し恐かったです。

 

日の出前は寒さで死にそうになりましたが、太陽が出てからは暖かくなって過ごしやすくなりました。

利府川駅手前は高台になってるので、素晴らしい迫力ある相模湾の眺めが見れます。上り坂になったり、下り坂になったりを繰り返しますが、小田原から真鶴までの区間はどこも眺めが良いです。

 

国道135号線の途中に真鶴パーキングエリアといった駐車できるスペースがあります。ここにはトイレがあるので少しだけ休憩しました。

白糸川橋梁

 

ここからは海の眺めを楽しみながらのんびりと行きました。

 

ナビの指示通り来たら大回りさせられましたが、9時過ぎに真鶴駅に到着しました。

真鶴駅までくれば飲食店も多いかと期待したのですが、駅前はあまり店がありませんでした。後で調べたらNewDaysというコンビニがあったのですが、私はあまり電車に乗らないのでNewDaysがコンビニということに気付きませんでした。

 

仕方ないのでこのまま真鶴半島の先端を目指します。ここまで来れば真鶴岬はすぐだと思いましたが、奥は坂の上り下りが続くので長く感じました。

琴ヶ浜から江の島方面を見ても、どこがどこなのやら全く分かりません。思えば遠くまで来たもんです。

 

三ツ石は、神奈川県立真鶴半島自然公園の一番先にあるので、駅から思ったより遠いと感じました。

公園内には、クロマツやスノキ、スダジイといった原生林が生えています。

 

奥にあるケープ真鶴の先に三ツ石海岸があります。

 

真鶴岬と三ツ石

三ツ石海岸には約15万年前に噴出した溶岩が一帯に転がっています。岬の先端にある大きな岩が三ツ石です。

高台の先に階段があり、その階段を下りると海岸に出れます。

 

ここの景勝は「真鶴岬と三ツ石」としてかながわの景勝50選に選ばれています。

 

海岸の先の突き出た岩場が三ツ石です。

ここ三ツ石海岸は、初日の出スポットとして有名ですが、海の生き物の宝庫でもあります。

ちなみに干潮の時は三ツ石まで歩いて行くことが出来ます。

 

三ツ石へのアクセス

所在地 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1175
電車 JR真鶴駅からバス、ケープ真鶴で下車
自動車 駐車場あり

 

 

おわりに

真鶴の三ツ石は、かながわの景勝50選の中でも上位の素晴らしい眺めでした。

自転車で遠出するたびに新しい発見があることに驚きです。

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