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債券とは何か?債券は国や企業などが発行する借用証書のようなもの

債券とは何か?債券は国や企業などが発行する借用証書のようなもの

基本と言われる金融商品の一つに債券があります。

定期預金で利子をもらっても物価上昇で資産が実質目減りした……こう感じている人は多いかもしれません。

債券は貸すという仕組みを通じて、利息収入と安定性を兼ね備える商品です。

国債や社債に投資することで、お金を預ける相手から定期的な利息が支払われ、満期には元本が返ってくる可能性があります。

ただし、金利変動リスクや信用リスクも存在します。

債券は満期前に売却すると元本割れすることもありますが、一般的には株式よりもリスクが低いと言われています。

私が初めて金融商品で失敗したのが、大学生の頃に頑張って貯めたお金で買った海外の債券でした。

割引債と言われるトルコか南アフリカの商品だったと思います。私は他にも新興国の株式で損してるので、それ以来、新興国の商品は慎重に検討するようにしてます。

 

この記事から分かること

  • 債券の基本的な仕組みと、利付債・割引債の違い
  • 国債・地方債・社債・外国債券など、発行主体による種類の違い
  • 個人向け国債の特徴と、外国債券・仕組債の注意点

 

目次[閉じる]

債券とは

債券は、国や地方自治体、企業や外国などが資金調達のために発行します。

 

債券の発行主体による種類

発行体に着目した場合、政府が発行する国債、都道府県が発行する地方債、企業が発行する社債、外国政府や企業が発行する外債などが代表的です。

  • 国債

  • 地方債

  • 社債

  • 外国債

 

利付債と割引債の違い

債券を保有していると、原則として毎年決まった利息が付きます(利付債)が、割引債のように利息が支払われないものもあります。

割引債では、額面金額を割り引いて計算した額で取引されるため、取引額と額面額の差額を利息と見ることができます。

  利付債 割引債
利息の支払い 毎年(または年数回)支払われる 支払われない
取引の仕組み 額面金額で発行され、利息が別途付く 額面より割り引いた価格で取引される
利益の受け取り方 クーポン(利息)として定期的に受け取る 取引額と額面額の差額が実質的な利益になる

 

格付けと利回りの関係

債券では、毎年発生する利息に加えて償還期限になれば額面金額を受け取ることができます。

一般的に債券の格付けが高いものは利息が低く、格付けが低いものは利息が高くなります。

外国債券であれば、新興国の債券は利息が高くてお得に見えますが、実際は通貨安によってあまりお得ではないこともあります。

債券は主に証券会社や銀行などの金融機関で扱っています。

 

債券の基本用語を押さえる

債券は公募債であれば誰でも買えますが、購入するについてはポイントがいくつかあります。

  • クーポン……利息、債券を保有している間にもらえる利息
  • 利率……利回り、1年のリターン率
  • 額面(フェイスバリュー)……償還時に返ってくる額。市場では高く、または安く取引されることもある
  • 償還(満期)……債券が返済される時

 

利率

債券は毎年額面金額に対する利率が利息(クーポン)として支払われます。

購入した金額が99万円でも101万円であったとしても、利率が3%で額面金額100万円であれば毎年3万円が受け取れます。

利息の支払いは、債券によって年に1~2回支払われます。何回支払われるかは発行時に決まってます。

年2回利息が支払われる場合に利率が2%なら、1回あたり1万円となります。

 

償還期限

債券には償還期限というものがあります。

債券は国や企業の借用証書のようなものなので、借金の返還をしなければいけない日が償還期日です。

債券は額面金額が決まってますが、償還期日よりも前に売却すると元本割れもあります。

発行体が倒産する場合に起こる信用リスク、倒産リスクもあります。

 

国が発行する個人向け国債の特徴

国が発行している債券で人気なのが個人向け国債です。

種類 償還期限 金利の変動
固定3年 3年 償還まで固定
固定5年 5年 償還まで固定
変動10年 10年 半年ごとに変動

国債は証券会社、銀行、ゆうちょといった金融機関で1万円から購入できます。

中途解約は1年経過すればでき、元本割れしないようになっています。

 

外国債券の種類と注意点

外国債券とは

債券の発行主体、発行通貨、発行場所のいずれかが海外の場合が外国債券になります。

 

為替リスクについて

外国債券は為替の影響を受けるので、商品によってはリスクが高くなります。

円建て外債、外貨建て外債に加えて様々な仕組債が発行されてます。

 

仕組債の代表例とリスク

デュアルカレンシー債

二重通貨建て債を意味し、債券の購入代金と利払いが円で、償還金は外貨で支払われます。

利払いが外貨で、代金の払い込みと償還が円のリバースデュアルカレンシー債もあります。

 

コーラブル債

コーラブル債は、債券発行者が期限前償還の権利を持っている債券です。

そのため期限前償還時点までは高めの利率が支払われます。

 

ノックイン型日経平均リンク債

ノックイン型日経平均リンク債は、観測期間中に日経平均株価が決められた水準以下(ノックイン)にならなければ額面金額で償還されます。

あらかじめ決められた水準以下になると、観測期間最終日の日経平均株価の水準に応じた額が償還されます。

 

仕組債は高い利率が魅力に見える一方、仕組みが複雑なため、内容を十分理解せずに購入している人も多いと問題視されています。

 

まとめ|債券は仕組みを理解して使う金融商品

  • 国や地方自治体、企業や外国などが資金調達のために債券を発行している
  • 債券には利付債と割引債がある
  • 格付けが高い債券は利息が低く、格付けが低い債券は利息が高い
  • 債券を保有してれば利息と額面金額を受け取れる
  • 外国債券は為替の影響を受ける
  • 債券の方が個別株より一般的にリスクが低い

 

債券は「安全そうだから」ではなく、「仕組みを理解したうえで」選ぶことが大切です。

 

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