投資信託は、初心者でも無理なく始められる資産運用の基本です。
私自身も投資を始めた頃は多くの失敗を経験しましたが、現在思うのは、初心者には長期・分散を軸とした投資信託がおすすめということです。
この記事では、投資信託の仕組み、メリット、選び方まで実体験を交えて分かりやすく解説します。
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私が投資を始めたきっかけと失敗から学んだ教訓
私が初めて株式やFXに投資をしたのは大学生の頃でした。
大学には建設現場で大工や型枠大工として働きながら通ってたので、数か月働くと少しお金が貯まります。これを元手に証券口座を開きました。
株式・FXでの経験から学んだこと
当時は金融知識なんてなく、株式も投資信託もギャンブルのようなものだと思ってましたから、やってることは投資というより投機に近いものでした。
株式や投資信託だと思ったより増えず、物足りなく思ってFXに手を出し、レバレッジ100倍で運用してました。
金融の知識もシステムもよく分かっていなかったので、儲かった時は小さく、損した時は大きいといった感じで、最初だけ儲かって後は損失を出す一方でした。
これではだめだと本屋に行き、投資関連の本を買い漁って読みまくりました。
おかげで自分の考えでは、FXよりも株式や投資信託を使った中長期の運用の方があってることが分かりました。
投資初心者におすすめの名著(ランダムウォーカー/敗者のゲーム)
この時に読んだのが「ウォール街のランダムウォーカー」や「敗者のゲーム」でしたが、この二冊は投資信託を始めたばかりの人におすすめです。
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個人的には、投資信託の積立投資と個別銘柄のどちらも併用するのがいいと思ってます。
ここ数年でNISAやiDeCoが導入され、コロナ自粛で資産運用に興味を持つ人が増えています。初心者が投資を始めるにあたって、投資信託の積立なら投資の知識がなくてもできます。
積立投資がきっかけで投資に興味を持ち、個別株式や不動産投資に進む人もいるので、最初のとっかかりに投資信託の積立はおすすめです。
投資信託とは何か?少額から始められる資産運用の入口

投資信託というのは、多数の投資家から資金を集め、資産運用の専門家が代わりに運用してくれる金融商品です。
投資家から集めた資金をプロが運用する仕組み
投資信託は、何を対象に運用するかは様々で、株式や債券だけでなく、不動産や金融派生商品などで運用されてる商品もあり、内容は目論見書という書類で確認できます。
株式や債券などと比べて始めやすいのも投資信託です。
株式であれば、始めるにあたってそれなりの金額と知識が必要ですが、投資信託なら月500円といった少額からでも開始することができます。
インデックスとアクティブの違い
投資信託のタイプには、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドは日経平均株価やS&P500といった指数(インデックス)に値動きが連動するように運用するもので、アクティブファンドは指数を上回るパフォーマンスを目指して運用されます。
ETFとの違い(投資信託より手数料が低い)
投資信託と似たようなものにETF(Exchange Traded Funds)というものがありますが、ETFは上場している投資信託です。
ETFは上場してるので、様々な証券会社で扱いがあります。以前は投資信託よりETFの方が手数料が安いので人気でしたが、最近は投資信託の手数料が下がって気にならなくなりました。
ETFは上場してるので価格が分かりやすいといった特徴もあります。
投資信託はなぜ初心者向きなのか|最大の理由は分散投資の仕組み

投資信託は、商品によって投資対象が異なります。
国・地域・資産クラスに広く分散できる
投資信託を通して、株式、債券、不動産(REIT)、金といった資産だけでなく、アメリカやヨーロッパといった先進国やアジアや南米の新興国にも投資できます。
株式といっても先進国と新興国とではリスクとリターンは違います。
分散投資のメリット
分散投資とは、値動きが異なるいくつかの商品に分散して投資することをいいます。
一つの商品に全額を投資してしまうと、価値が下落すると影響をそのまま受けますが、いくつかの商品に分散して投資しておけば、一つの商品の価値が下落しても影響は限定的です。
ただし、その場合は値動きが同じにならないよう、相関関係にない商品を選択する必要があります。違う商品でも全く同じ値動きをするなら分散効果はないということです。
投資信託は分散投資が簡単にできます。
投資信託はそれだけで分散投資の効果が期待できますが、さらに毎月一定額を積立てることで時間を分散させることができます。
また、いくつかの投資信託に分けることでも分散投資の効果が期待できます。
ロスカット不要・倒産リスクが限りなく小さい理由
投資信託は、たくさんの銘柄に投資するようなものなので、株式投資のように会社が倒産して価値がなくなるということもありません。
これも投資信託のメリットといえます。ロスカットもしなくてよいので、未経験者が投資を始めるのにもってこいの商品です。
- 分散投資 → 複数の商品に投資すること
- 投資信託 →分散投資の効果に期待できる
- 投資信託 →ロスカットしなくてもよい
- 毎月定額の積立 → 貯蓄と運用の効果
積立投資の強み|ドルコスト平均法と時間の分散の効果

投資信託は少額から始められるので、毎月決まった額を積立てることで何十年後には大きな額が積み上がっています。
相場を気にせず自動で買い続けられる仕組み
相場が良くても悪くても決まった額を積立てていけば、高いときは少なく購入し、安いときに多く購入できます。
これなら株式のように高値なのか心配する必要がなくなり、始めるタイミングも気にしなくて済みます。
長期になるほどプラスになりやすい
積立投資は長期の運用が基本ですが、長期となることで一時的な値動きに振り回されることがなくなります。一方で最初の商品選びは重要です。
長期投資のおかげでリターンは限定的になりますが、リスクを抑えることができます。
長期の積立投資を続けるほど運用成果がプラスになりやすくなります。
暴落時はむしろチャンスになるメカニズム
いくら分散投資、長期投資しても、株式で運用してる投資信託だと価値が下がることはあります。
大幅に下落した時は安く買えるチャンスととらえ買い増すことも有効です。
◎投資信託の積立投資
- 買うタイミングを気にしなくてよい
- 投資信託の中身は様々な形で運用されている
- 少額から始められる・お金がなくても始められる
- 商品選びが重要・維持コストがパフォーマンスに影響
アクティブファンドがインデックスを超えにくい理由

繰り返しになりますがインデックスファンドは日経平均株価やMSCIコクサイといった指数(インデックス)に連動するように運用する投資信託です。
コストの違い(信託報酬の構造)
一般的には、インデックスの方がアクティブファンドよりコストが低いといわれています。
インデックスは指数に連動するようシステムによって運用されるので、手間がかかるアクティブファンドよりコストが安いのが一般的です。
アクティブファンドは、指数を上回るようなパフォーマンスを目指すので、普通はコストが割高になります。
プロでも市場平均を上回れないデータ
いくらプロが運用しているからといってもインデックスを上回るパフォーマンスを上げるのは至難の業なので、ほとんどのアクティブファンドは指数を下回っています。
欲を出さずインデックスファンドで運用してれば十分といえます。
| インデックスファンド | アクティブファンド |
| 指数に連動する | 指数を上回るのを目指す |
| コスト低い | コスト高い |
| 平均的なリターン・リスク | インデックスファンドよりパフォーマンス悪い |
投資信託を選ぶ際に最重要のポイント|コストは投資成果を左右する

投資信託の商品を選ぶうえで重要なのがコストです。
投資信託では、購入時に支払う販売手数料と、維持しているとかかり続ける信託報酬が主なコストとなります。
投資信託を選ぶ際に最重要のポイント|コストは投資成果を左右する
投資信託は、個別株式と違て保有してる限りコストがかかります。
販売手数料は最初だけしかかかりませんが、信託報酬は運用期間中かかり続けるので、長期の運用では大きく影響します。
信託報酬をあまり気にしない人が多いのですが、信託報酬は長期投資では運用成果に影響します。
ネット証券が圧倒的に有利なワケ
銀行や証券会社の窓口で購入するより、ネット証券会社の方がコストが安いものが多いです。
私は信託報酬を気にするので、アクティブファンドも銀行の窓口でも基本的に買いません。
世界の株式市場を知る|なぜアメリカを外せないのか

リスクとリターンは比例するといわれており、高いリスクをとれば高いリターンが期待できますが、リスクをとらなければリターンも期待できません。
この言葉にしたがって一時期は新興国の株式を買ってましたが、ある勉強会に参加した時に、同時期のアメリカよりもリターンがたいしたことないことが分かってからは少し休んでます。
世界時価総額の半分を占めるアメリカ
世界の株式の時価総額は、アメリカが43%、中国が10%、日本が5.6%、香港が5.2%……(以下略)なので、世界の経済はアメリカ次第といってもあながち間違ってません。
企業別にみてもアメリカの企業が上位に入っているので、世界の経済成長を取り込むなら、アメリカ株式は無視できません。
投資信託なら国際分散がかんたんにできる
投資・資産運用ではアメリカは無視できません。
その点投資信託なら気軽にアメリカを中心とした国際的な投資もできます。
人気・有名
- オールカントリー
- S&P500
- 全米株式
- FANG+
投資信託のデメリット
投資信託のメリットを中心にまとめましたが、投資信託にもデメリットはあります。
◎投資信託のデメリット
- いくら平均購入価格を下げても、現金化する直前で評価額が下がれば、損をする可能性はある
- 積立投資を使ってリスクを平準化してもリターンも平準化されるので、個別株式ほどのリターンは期待できない
- 投資信託→1年で2倍は無理
- 個別株→1年で2倍以上を狙える、ただし、リスクも高い
まとめ|投資信託は初心者が最初に学ぶべき王道の資産運用
投資信託の魅力
- 分散投資の効果がある
- 少額から簡単に始められる
- タイミングを気にする必要がない
- 初心者でも始めやすい
- 資産の目減りにも対応しやすい
- 投資スキルがなくてもできる

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