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煙から自由への旅、禁煙のメリットと禁断症状体験記

投稿日:2022年2月14日 更新日:

先日、タバコのヤニの原状回復について書きました。

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余計な原状回復費用を支払いたくなければ禁煙がおすすめですが、実は私自身も数年前にタバコを止めました。

この記事は以前書いたものを見直し、追加修正したものです。

 

私の周りにもタバコを吸っている友人がいますが、その友人は本当は禁煙したいと悩んでいます。友人のように本当はタバコをやめたいと悩んでる人は多いようです。

私は禁煙してから数年経つので参考になるか分かりませんが、その時に書いた日記をもとに体験をまとめてみました。

禁煙した後に訪れる症状(離脱症状)

禁煙すると身体に起こるといわれるのが、イライラや集中力の低下といった様々な症状で、これは離脱症状や禁断症状といわれています。

禁煙に失敗する人は、離脱症状がつらくて失敗するといわれますが、最初の3日間がピークで、あとは長くても1週間ていどです。

それ以上はどちらかというと習慣からくるもので、それを紛らわすために飴をなめたり、運動するといったことをする人が多いです。

一般的にいわれる代表的な離脱症状

・タバコが吸いたくなる

・口寂しい

・イライラする

・集中力が続かない

・体が重く感じる

・頭痛

・睡眠障害(眠れない・眠くなる)

 

対策

・コーヒーやアルコールを控える(水やお茶を飲む)

・早めに寝る

・喫煙所や喫煙者に近寄らない

・歯を磨く

・飴・ガムをかむ

・軽い運動をする

・吸いたくなったら深呼吸をする

・没頭できる趣味を行う

・音楽を聴く

・瞑想する

・禁煙したことを周囲に言う

 

私の場合は気が紛れるといわれることをほとんどやりましたが、一番効果あったと思うのは歯磨きとゲームでした。

 

禁煙のきっかけ

禁煙するきっかけは様々ありましたが、一番のきっかけは時々利用する施設の喫煙所が撤去されたことでした。

そこの施設は、スポーツや勉強が出来るだけでなく、その日の新聞もただで読めるので休みの日や仕事帰りによく行ってました。

私にとってタバコを吸いながらコーヒーを飲むことは至福のひと時だったのですが、施設でいつものようにタバコを吸っていると、目の前の張り紙には期限付きで撤去することが書いてありました。

タバコの値段も定期的に値上がりしてましたし、街中の喫煙所も減ってきてたように、禁煙が世の中の流れだったので、この機会に禁煙に挑戦してみることにしました。

 

ちなみに当時吸っていたのは、セブンスターという名前のタバコでした。

結構きつめのタバコでしたが、これを一日20本以上吸ってました。

おかげで階段の上り下りがきつく、たまに行うジョギングコースで登る階段で死にかけてました。

 

禁煙を思い立ったその日に本屋さんに行き、「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー アレン・カー 阪本章子訳」という禁煙で有名な本を買って読みました。

 

本を読んだその日にタバコとライターを処分し、禁煙は次の日の朝から始めました。

 

禁煙後に訪れる変化

 

禁煙外来や禁煙パッチ等を利用せず、本を読んだだけでしたが、思ったほどつらくはありませんでした。

禁煙してきついのは3日目までというのを本を読んで知ってたので、タバコを吸いたくなったり、口寂しいときは、「3日の辛抱」と自分に言い聞かせながら、飴をなめたりゲームをしてごまかしました。

また、タバコを吸いたくなる可能性がある飲酒やコーヒーは意識して避けてました。

禁煙中に読書をしようと本を数冊買いましたが、集中できず全然内容が入って来ませんでした。

 

禁煙をきっかけにネットゲームを始めましたが、ゲームに集中すると気づくと数時間経ってました。

ゲームを何時間もするというのは有意義な時間とはいえないかもしれませんが、依存するほどハマらなかったので結果的によかったです。

 

2日目までは集中できない、イライラするといった離脱症状がありましたが、3日目の朝を過ぎるとかなり緩和されました。

禁煙前は、歯を磨く時に歯ブラシを口に入れると、オェッ!とえずいてましたが、気付いたらえずくことがなくなってました。

 

タバコを吸っていた時は、朝起きるのがしんどかったですが、タバコを止めてからすんなり起きられるようになりました。

タバコを吸うと血流が悪くなると聞いてたので、何だか指の先までポカポカするような気になってました。

4日目にジョギングをしてみて驚いたのは、階段が楽に上り下りできることでした。

 

たった数日でここまで体に変化が起こることに驚きました。

変化に驚きすぎたせいか、日に日に体が浄化されていくようで、その後はタバコを吸いたいという気が起きませんでした。

 

禁煙すると太る

禁煙して数年が経ち、タバコのことを思うことはほとんどありません。

さすがにタバコの禁断症状はありませんが、禁煙してから体重が増えました。

味覚が正常化して食べすぎてしまう、口寂しさから食べてしまう、ニコチンは食欲を抑制するといった理由から、禁煙すると太る人が多いようです。

 

私の場合も、運動をしなくなったせいもあって15キロ以上増えました。

運動不足解消とダイエットのために、低山のハイキングやウォーキング、ジョギングを試みましたが、効果はいまいちです。

その後、自転車がダイエットによいという話を聞き、現在進行形でライフスタイルにサイクリングを取り入れて効果を記録しています。

自転車ダイエットの方は、また後日報告できればと思います。

 

おわりに

禁煙してタバコのにおいに敏感になり、臭くて今では吸いたいと思わなくなりました。

今では考えられませんが、昔はタバコを吸うのがかっこいい時代があったんです。今思うと何でだろうって感じです。

 

禁煙して15年で病気のリスクが非喫煙者とほとんど変わらなくなるそうです。

禁煙はデメリットは少なく、メリットは多いので、ご自身のライフスタイルから喫煙を取り除くことに挑戦する意味はあると思います。

  • この記事を書いた人

侍従川

横浜で不動産仲介業ファイナンシャルプランナーをしています。

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担当:不動産、ライフスタイル、投資、雑用

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資格:宅建士、管業、簿記1級、1級FP技能士、貸金、社労士、高所作業車

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