大和橋から「境川サイクリングロード」で片瀬海岸へ

投稿日:2021年12月6日 更新日:

横浜から自転車で「境川サイクリングロード」まで行き、大和橋から江の島までを走ってきました。

 

境川サイクリングロードは、名前のとおり境川沿いを通るサイクリングロードです。

境川は横浜市の西側を南北に流れる川で、横浜市民には知られた川の一つです。

大和橋と江ノ島とを結ぶサイクリングロードなので、とりあえず今回のスタート地点となる大和橋へ国道16号線で向かいました。

東川島町辺りまでは自転車でも走りやすいですが、そこを越えると片側一車線になるので道路が狭く走りにくいです。

 

鶴ヶ峰の近くでヒヤリとするシーンがありましたが、何とか大和橋に到着しました。

横浜から大和橋までは、ほとんど国道16号線(八王子街道)を進めばいいだけなので迷うことはありません。

大和橋は国道246号線の途中にあり、橋を渡ると横浜市から大和市です。

大和橋を渡ってすぐ曲がると境川サイクリングロードの入口です。案内板によると藤沢がスタートで大和をゴールにしてますが、従わなければいけないわけではありません。

境川サイクリングロードの入口

 

境川サイクリングロードについて

県道「藤沢・大和自転車道」が通称「境川サイクリングロード」と呼ばれる道です。

境川サイクリングロードの概要

一般県道藤沢・大和自転車道(境川サイクリングロード)は、太平洋岸自転車道から藤沢市鵠沼海岸で分岐し、引地川及び境川に沿って北上して、主に河川敷を利用しながら大和市下鶴間に至る自転車道です。

 

境川を南北につなぐロードで、北は大和市の「大和橋」、南は藤沢市の「湘南 海のちか道」が起点となります。

藤沢・大和自転車道のルート(画面クリックで拡大)

 

サイクリングロードの全長は24.5kmで、途中にはトイレと自販機がある休憩所(今田休憩所)もあります。

最大標高差は66mですが、走っていて坂は気になりません。

※令和4年3月まで河川改修工事のため途中の道が通れず、迂回することになります。その時に通った道の坂は短いですが坂がありました。

 

相鉄線の手前から宮久保橋までの区間と、鷹匠橋からの道は普通の一般道路でしたが、それ以外は歩行者と自転車しか通れない専用道路ですし、坂もほとんどないのでサイクリングを純粋に楽しめます。

 

湘南・海のちか道から数分で江の島大橋なので、江の島で観光や食事を満喫することもできます。

 

大和橋から今田休憩所まで

大和橋から入村橋までは自転車専用道路です。途中に少し狭い道もありますが、自動車を気にせずに走れます。

サイクリングロードというだけあってロードバイクをたくさん見かけました。もちろんママチャリやマラソン、ウォーキングの人もいました。

 

入村橋の手前で河川の改修工事が行われてました。令和4年の3月31日まで迂回することになるようです。

 

入村橋を越えると一般道になります。デコボコな道も多く、道幅が狭いところもあります。周辺は畑が多く長閑な印象を受けます。

 

左は瀬谷区です。思っていたより一般道を通ります。

 

自転車専用道路と一般道路が交互になる区間もあります。

 

2か所だけ道路の下を歩いて抜けるところもありました。ここは歩行者も結構利用してるみたいなので、自転車を降りて階段を上り下りしました。

 

サイクリングロードの途中に、遊水池とスポーツが楽しめる境川遊水地公園があります。この公園の一角に休憩できるポイントがあります。

 

遊水池をもう少し進むと今田休憩所(境川遊水地公園ポケットパーク)があります。

ここには飲み物やアイスの自動販売機があり、自転車のスタンドもあります。トイレもありますが、男子トイレは通行人から見えます。

 

この広場にはベンチがあるので、来る途中で買ったお弁当を食べました。

そういえば、休憩所に着いたときに自転車のサークル団体がいましたが、コロナのせいもあって今は世界的な自転車ブームみたいです。人気の自転車の中には、何か月も入荷待ちのものがあるそうです。

 

今田休憩所から引地川まで(プラス鎌倉・逗子)

今田休憩所で少し読書した後、再び江の島を目指してペダルをこぎます。

フェンスには自転車のシルエットが入ってます。そして周りは田んぼだけです。

 

左に横浜薬科大学の塔が見えます。知ってる建物が見えて少しテンションが上がります。

走っているのは藤沢市ですが、川の向こうは戸塚区です。

 

藤沢市民病院を曲がったら、今度は引地川まで行き、そのまま川沿いを南に進むとゴールです。藤沢市民病院から引地川まで面倒なので、そのまま江の島を目指す人も多いです。

引地川の由来

「明治時代にまとめられた皇国地誌によると「大場嬢が廃城になった後、大庭開こんの際、もとの流域十三村の人々が伊勢山西側の山すそを掘り下げ、鵠沼へと川を流したからだ。」と書かれており、引いてきた川ということでしようか。

藤沢市」

 

サイクリングロードを稲荷橋まで行ったら、信号を渡らずに右折します。

 

すると地下を通って海岸に出れる「海のちか道」が見えてきます。一応、ここがサイクリングロードのもう一方の起点(スタート地点)のようです。

 

海のちか道を通ると片瀬海岸です。

 

無事に片瀬海岸に着いたので、鎌倉を経由して横浜へ帰ります。

ここからは鎌倉の景色となります。

相変わらず鎌倉方面は渋滞がひどいです。ちょうど江ノ電が走ってきたので写真を撮りました。

 

鎌倉高校前の踏切は相変わらず外国人観光客に人気でした。線路に入って記念写真してる中国人がクラクションを鳴らされてました。

 

天気がいまいちだったのでハッキリと見えませんが、稲村ケ崎から富士山のシルエットが見えました。

 

その後滑川を抜けて逗子に入り、逗子駅前を通って横浜の実家で休憩してから帰りました。

 

2週間後にもサイクリングロードを走って鎌倉に行きましたが、その日はちょうど夕日のタイミングでした。

 

おわりに

境川サイクリングロードは、神奈川ではよく知られた自転車ロードです。

全長24.5キロとそれほど長くはありませんが、途中で普通の一般道も通るので、信号で停まったり、地下道を通ったりして意外と時間がかかりました。

運動だけが目的なら自転車専用の区間を往復するのも手です。

 

おわり

 

あと年内に小田原か宮ケ瀬に行くかもしれません。

  • B!