横浜から自転車で「境川サイクリングロード」まで行き、大和橋から江の島までを走ってきました。
境川サイクリングロードは、名前のとおり境川沿いを通るサイクリングロードになります。
境川は、横浜の西側を南北に流れる川で、横浜市民には知られた川の一つです。
大和橋と江ノ島とを結ぶサイクリングロードなので、とりあえず今回のスタート地点となる大和橋へ国道16号線を通って向かいました。
東川島町辺りまでは自転車でも走りやすいのですが、そこを越えると片側一車線になるので道路が狭く走りにくいです。
鶴ヶ峰の近くでヒヤリとするシーンがありましたが、何とか1時間半くらいかかって大和橋に到着しました。
横浜から大和橋までは、ほとんど国道16号線(八王子街道)を進めばいいだけなので、迷うことは少ないはずです。
大和橋は、国道246号線の途中にあり、橋を渡ると横浜市から大和市になります。
大和橋を渡ってすぐ曲がると境川サイクリングロードの入口です。案内板によれば、藤沢がスタートで大和がゴールみたいですが、海で夕陽を見たい人は藤沢をゴールにするのがおすすめです。
境川サイクリングロードについて
県道「藤沢・大和自転車道」が通称「境川サイクリングロード」と呼ばれています。
境川サイクリングロードの概要
一般県道藤沢・大和自転車道(境川サイクリングロード)は、太平洋岸自転車道から藤沢市鵠沼海岸で分岐し、引地川及び境川に沿って北上して、主に河川敷を利用しながら大和市下鶴間に至る自転車道です。
境川を南北につなぐロードで、北は大和市の「大和橋」、南は藤沢市の「湘南 海のちか道」が起点となります。
藤沢・大和自転車道のルート(画面クリックで拡大されます)
サイクリングロードの全長は24.5kmで、途中にはトイレと自販機がある休憩所(今田休憩所)があります。
最大標高差は66mですが、走っていて坂は気になりませんでした。
※令和4年3月まで河川改修工事のため途中の道が通れず、迂回することになります。その時に通った道の坂は短いですが急坂がありました。
相鉄線の手前から宮久保橋までの区間と、鷹匠橋からの道は普通の一般道路でしたが、それ以外は歩行者と自転車しか通れない専用道路ですし、坂もほとんどないのでサイクリングを純粋に楽しめると思います。
湘南・海のちか道から数分で江の島大橋なので、江の島で観光や食事を満喫するのもおすすめです。
大和橋から今田休憩所まで
大和橋から入村橋までは自転車専用道路です。途中に少し狭い道もありますが、自動車を気にせずに走れます。
サイクリングロードというだけあってロードバイクをたくさん見かけました。もちろんママチャリやマラソン、ウォーキングの人もいました。
入村橋の手前で河川の改修工事が行われてました。令和4年の3月31日まで迂回することになるようです。
入村橋を越えると一般道になります。デコボコな道も多く、道幅が狭いところもあります。周辺は畑が多く長閑です。
左は瀬谷区です。私が思っていたより一般道が多かったです。
自転車専用道路と一般道路が交互になる箇所もあります。
2か所だけ道路の下を歩いて抜けるところもありました。ここは歩行者も結構利用してるみたいなので、自転車を降りて階段を上り下りした方がいいです。
サイクリングロードの途中に、遊水池とスポーツが楽しめる「境川遊水地公園」という公園があります。この公園の一角に休憩所があります。
遊水池をもう少し進むと今田休憩所(境川遊水地公園ポケットパーク)があります。
ここには飲み物やアイスの自動販売機があり、自転車のスタンドもあります。トイレもあります。男子トイレは通行人から見えますね。
この広場にはベンチがあるので、来る途中で買ったお弁当を食べました。
そういえば、休憩所に着いたときに大学の自転車サークル部がいましたが、コロナのせいで今は世界的な自転車ブームみたいです。人気の自転車の中には、何か月も入荷待ちのものがあるそうです。
今田休憩所から引地川まで(プラス鎌倉・逗子)
今田休憩所で少し読書した後、再び江の島を目指してペダルをこぎます。
フェンスには自転車のシルエットが入ってます。そして周りは田んぼだらけです。
左に横浜薬科大学の塔が見えます。知ってる建物が見えて少しテンションが上がりました。
走っているのは藤沢市ですが、川の向こうは戸塚区です。
藤沢市民病院を曲がったら、今度は引地川まで行き、そのまま川沿いを南に進むとゴールです。藤沢市民病院から引地川まで面倒なので、そのまま江の島を目指す人も多いです。
引地川の由来
「明治時代にまとめられた皇国地誌によると「大場嬢が廃城になった後、大庭開こんの際、もとの流域十三村の人々が伊勢山西側の山すそを掘り下げ、鵠沼へと川を流したからだ。」と書かれており、引いてきた川ということでしようか。
藤沢市」
サイクリングロードを稲荷橋まで行ったら、信号を渡らずに右折します。
すると地下を通って海岸に出れる「海のちか道」が見えてきます。一応、ここがサイクリングロードのもう一方の起点(スタート地点)となります。
ここからは鎌倉の景色となります。
相変わらず鎌倉方面は渋滞がひどかったです。ちょうど江ノ電が走ってきたので写真を撮らせてもらいました。
鎌倉高校前の踏切は相変わらず外国人観光客に人気です。
稲村ケ崎から富士山のシルエットが見えました。
天気がいまいちだったのでハッキリと見えませんでした。
そして、滑川を抜けて逗子に入り、逗子駅前を通って横浜の実家で休憩してから帰りました。
2週間後にもサイクリングロードを走って鎌倉に行きましたが、ちょうど夕日のタイミングでした。
おわりに
境川サイクリングロードは、全長24.5キロとそれほど長くはありませんが、途中で普通の一般道も通るので、信号で停まったり、地下道を通ったりして意外と時間がかかりました。
休憩所でしっかりと休憩すれば、2時間以上かかると思います。
完
あと、年内に小田原か宮ケ瀬に行くかもしれません。