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投資で稼ぐ人と稼げない人は何が違う?差がつく思考と行動

投資で稼ぐ人と稼げない人は何が違う?差がつく思考と行動

トランプ大統領になって株価が大幅に下落しています。

株価の下落を見て不安になり、慌てて売却する人も出ているようです。

一方で株価の下落をチャンスととらえて次の行動に出ている人もいます。

投資で稼ぐ人は、株価が上がろうと下がろうと普段と変わりません。

稼ぐ人は周りの情報に惑わされず、自分の考えに基づいて行動するので、市場の変化にあまり動じません。

初心者が慌てて売却する裏で、稼ぐ人は逆のことをしてるかもしれません。

負けても市場から退場しない

40歳以上の人を対象にしたお金で後悔していることについてのアンケートの1位は「投資をしなかったこと」でした。

しかし、投資をしてる限りリスクから逃れることはできません。

新聞で景気が良いことを知って慌てて投資を始めた人ほど、損失を被ると投資を止めてしまいます。

投資はいい時があれば悪い時もあります。損失があってもそこから学ぶことが大事です。

 

市場が悪い時でも積立投資をすることで、安く買い増すことができます。

市場は悪い時があれば良い時もあるので、市場から退場しなければやがて回復します。

積極的に利益を狙うなら損切りが必要かもしれませんが、中長期のスタンスなら保有を増やすのも手です。

儲ける人はオルカンだけではない

雑誌やネットでは、初心者はオールカントリー(オルカン)やS&P500といったインデックス型の投資信託が推奨されています。

オルカンのリターンは4~7%と言われており、今までの日本人にとって主流だった銀行預金に比べれば長期投資で殖やせるのでかなり有利です。

毎月5万円を5%で積み立てれば、30年後に4,000万円を超えます。

確かにオルカンやS&Pでもインフレになら負けないかもしれませんが、これでは儲かってるとは言えません。インフレに負けないことと儲かっていることとは別です。

儲けてる人は個別株に投資しています。個別株であっても複数投資すれば分散投資になります。

重要なのはどの株を買うかではなく、どの程度の割合で個別株を組み込むかという設計の部分です。

 

SNSやインフルエンサーの情報は信用しない

SNSでディトレーダーをフォローしてますが、今はSNSやYouTubeで様々な投資情報がただで手に入ります。

投資系インフルエンサーの中には推奨銘柄を発信してる人もいます。

また、ファイナンシャルプランナーや投資のプロが雑誌で情報を発信してますが、参考にならないことも多いです。

これらは全てその人の意見であって、実際の投資に役立つことはほとんどありません。中には自分が儲けるために情報を発信してる人もいます。つまり「誰が、どんな意図で発信しているのか」を見抜く目が大切なのです。

その情報を信じて株を買い、損をしたとしても自己責任と言われて終わりです。

 

ネットやテレビでもお馴染みの経済評論家であっても見当外れなことを言う人もいます。

0.001%の金利時代にインフレに対応できるのは銀行預金だけ」と雑誌に書いたり、「株はギャンブル」と動画で発言してる専門家もいます。

また、自分で投資をしていないのに投資の専門家として他人にアドバイスする人もいます。

 

SNSやYouTubeで投資情報を得ることは簡単ですが、そこに本当に価値のある情報が含まれているとは限りません。

投資で役立つのは、誰かの意見よりも企業の決算書やチャートといった実際のデータです。

数字を読み、グラフを追い、自分の目で確かめることで、マーケットを冷静に判断できる力が養われます。

何より、自分の力で有望な株を見つける経験が一生使える投資スキルになります。

損切りについて自分ルールを持っている

初心者向けの投資本では損切りの重要性について書いてあることが多いです。

確かに損切りすれば損を最低限で抑えることができるかもしれません。私も短期売買が中心の頃は10%を損切りラインに設定していました。

〇%を損切りラインに設定してる人がいる一方で、損切りラインを設定せず、自分が設定したシナリオから外れない限り、たとえ半分になっても損切りしないという人もいます(バリュー株)。

決算の結果がよく、有望株と思っても市場環境次第で大きく下がることはあります。中長期がスタンスの人は、自分のシナリオから外れなければ保有を続け、想定していないことが起きた場合に損切りすべきかもしれません。

 

損切りのスタンス

  • 〇%に設定してる人(グロース株)
  • 自分のシナリオから外れなければしない
  • 今の値段で買うかどうかで損切りを決める
  • 損切りせず、安ければ買い増す(バリュー株)

 

外国株にも投資している

株式市場というと日本株だけを思い浮かべる人がいます。しかし、株式市場は日本株だけではありません。

2024年は日本の株式市場がよかったですが、アメリカの市場はそれ以上でした。

 

日本株だと株主優待があるので、株主優待の中身で株式を選ぶ人がいますが、外国株に株主優待はありません。また、聞きなれない企業も多いので親しみにくいということもあるかもしれません。

しかし、儲けてる人は外国株にも投資しています。

外国株を保有することは分散投資にもなります。外国株は価格リスクだけでなく、為替リスクもありますが、長期積立てを続ければリスクは平準化できます。

例えば、インド株は20年で平均で10倍になってますし、アメリカ株も20年で5倍(2025年2月)になってます。

現在はインド株や欧州株を取り扱っているネット証券はありませんが、ETFを通して買うことができます。

 

まとめ

投資で稼ぐ人 投資で稼げない人
株価が下がっても退場しない 株価が下がったら止めてしまう
オルカン以外にも投資している オルカンのみ
SNSや投資インフルエンサーの情報をうのみにしない SNSやインフルエンサーの情報を信じて、その通りに行動してしまう
損切りについて自分のルールがある その時の流れで売り買いする
外国株にも投資する 投資信託・保険・安全資産だけ
様々な投資に興味を持って調べる 勉強・調べることが面倒でチャンスを逃す

 

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