横浜のバラの名所「港の見える丘公園」と「八景島」のバラ園めぐり

投稿日:2021年5月19日 更新日:

前回は山下公園の未来のバラ園に行ったので、今度はサイクリングがてら「港の見える丘公園」と「八景島」のバラ園に行ってきました。

横浜から八景島までは15キロくらいありますが、ほとんど平たんな道なので自転車でも片道1時間ほどで行けます。

 

山下公園は横浜を代表する公園ですが、ここのバラ園は素晴らしかったです。公園からはベイブリッジや大さん橋といった人気の観光スポットが見え、横浜中華街も比較的近くにあります。

横浜を代表する山下公園のバラ園

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横浜ローズウィーク

横浜ローズウィークの期間中は、横浜各地のバラ園でイベントが実施されるようです。

 

横浜ローズウィークで紹介されているのは以下の公園です。

1.山下公園

2.港の見える丘公園

3.横浜イングリッシュガーデン

4.山手イタリア山庭園

5.アメリカ山公園

6.こども植物園「クラシックローズガーデン」

7.横浜市役所

8.八景島 丘の広場バラ園

 

今年は上記のうち、1,2、5、7,8の公園を見学しました。

今年は見学してませんが、3の横浜イングリッシュガーデンも素晴らしいバラ園です。

とりあえずバラが見れればいいやという人は、横浜を代表する山下公園と港の見える丘公園だけでも十分楽しめると思います。

 

港の見える丘公園のバラ

港の見える丘公園は、山下公園と並ぶ横浜を代表する公園です。

雑誌やテレビにもよく取り上げられているビュースポットらしいですが、工場地帯が見えるだけで私はそれほどいい眺めとは思ってません。

それよりもバラ園と歴史ある洋館の雰囲気がマッチしてる眺めが素晴らしいです。

 

港の見える丘公園は、幕末に横浜が開港された時にイギリス軍やフランス軍が駐留した歴史があり、イギリス山地区やフランス山といった名が残っています。

また、夜景を見に多くのカップルが訪れるデートスポットにもなっています。

展望台からの夜景の眺め

 

港の見える丘公園には平日の昼頃に行きましたが、園内はかなりの人で混雑してました。

山下公園と同様、港の見える丘公園も昨年は入口が柵で閉鎖されましたが、今年は大丈夫でした。

昨年はこんな柵が入口に設置されていて中に入れませんでした。

 

1989年9月に市制100周年、開港130周年を記念してバラが市花として制定されました。それを期に1991年5月にバラ園が開園されました。

イギリス館を囲むように、園内には「イングリッシュローズの庭」「香りのバラ園」「バラとカスケードの庭」の3つのバラ園があります。

 

イングリッシュローズの庭 バラ品種約150種 約1,200株

イングリッシュローズを中心にブルー、ホワイトを基調とした花が植栽されています。

赤のバラがメインの赤の回廊、黄色のバラばかりの黄色の回廊も美しいです。

 

赤の回廊のバラ

 

黄色の回廊

 

敷地内にはバラがびっしりと植えられてるのでとても豪華に見えます。

 

バラの近くには種類が書かれた小さな看板が立ってるので親切です。実に様々な種類のバラがあってびっくりです。

 

 

香りの庭 バラ品種約100種 約500株

噴水を中心にして、ダマスク、フルーツ、ティー、ミルラと異なる香りのテーマを楽しめます。

バラのアーチを通るとバラの香りを楽しめるバラ園です。

 

中央の噴水を中心に四つの花壇があります。

かなりの人なので気になる人はマスクは必須です。

 

確かに回廊を歩くとバラの香りがしました。

 

様々な種類のたくさんのバラがびっしりで、とても豪華なバラのアーチでした。

 

同じ赤でも明るいものからダークなものまであって飽きないです。個人的にはここのバラ園がイチオシです。

 

 

バラとカスケードの庭 バラ品種約80種 約500株

カスケードは小さな滝のことです。背景のイギリス館ととてもあいます。案内には、まるで庭園絵画の中を歩くような体験ができるとありますが、まさにそんな感じでした。

 

カスケードの周りにもバラが咲いていて、さながらドラマの中の世界にいるようでした。

 

通路が狭いのでバラが近くで見学できます。SNSのネタにはもってこいです。

 

港の見える丘公園へのアクセス

所在地 神奈川県横浜市中区山手町114
アクセス JR根岸線「石川町駅」から徒歩で20分、
または、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩5分

 

 

谷戸坂をずっと上ると左手に公園が見えてきます。

 

金沢八景島 丘の広場バラ園

八景島といえば、シーパラダイスでおなじみですが、この八景島にもバラ園があります。

シーパラダイスは、水族館、遊園地、マリーナ、商業施設があるレジャー施設なので、親子で楽しみたいならここのバラ園がおすすめです。

5月15日・16日は、バラフェスタが開催され、ワークショップやマルシェもあります。

 

八景島には午後3時頃に着きました。新型コロナウィルスの影響もあって島内を歩く人は少ないようでした。

丘の広場バラ園は、約530株のバラが咲く、眺めの良いバラ園です。

 

平日の午後3時ということもあって、バラ園はガラガラ……最初は私の他には誰もいませんでした。

丘の広場のバラ園には、バラ以外の草花も植えてあります。バラのアーチは一つだけですがなかなか良かったです。

 

花壇は隙間が結構あるので、少し寂しい印象を受けましたが、いろいろなカラーのバラが見れます。

最初に港の見える丘公園の素晴らしいバラを見てしまったので拍子抜けしてしまいましたが、こちらはゆっくり落ち着いて見学したい人には良いと思います。

オレンジ色のバラは珍しいですね。

 

 

パープルのバラも珍しいです。

 

ツートンカラーのバラもありましたが、こちらも珍しいですね。初めてみました。

 

丘の広場というだけあって、高台にあるから眺めが良いです。

 

今回はバラを見に行きましたが、八景島はアジサイの方が有名です。ガクアジサイと西洋アジサイの合計は2万株と神奈川県内屈指の数を誇ります。

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八景島へのアクセス

所在地 神奈川県横浜市金沢区八景島
アクセス 金沢シーサイドライン線「八景島駅」より徒歩1分

 

 

シーサイドラインの「八景島駅」を下車して、橋を渡れば八景島です。バラ園は島の中央にあります。

バラ園めぐりのまとめ

横浜ローズウィークで紹介されているバラ園では、山下公園、港の見える丘公園、アメリカ山公園、横浜市役所、八景島を見ました。

この中では、山下公園と港の見える丘公園のバラ園が格別なので、見ないと損です。

アメリカ山公園と市役所はバラ園というより、バラも植えてあるといった感じです。

八景島にも、山下公園や港の見える丘公園と同じくバラ園がありますが、こちらはバラの数も規模も小さくなります。平日は人は少ないので密にならずにのんびり見学したい人にはいいかもしれません。

 

夕方に帰宅しましたが、疲れたのか直ぐ寝てしまいました。

最近は自転車にハマってますが、ちょっとした運動になるし、観光スポットも回れて日頃のリフレッシュもできます。何より膝への負担が軽いのが良いです。

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