二俣川・鶴ヶ峰に住むなら?市の計画と実際の街並みから見る住みやすさ

街紹介

神奈川県に住んでいる方なら、二俣川に行ったことがある方は多いと思います。

なぜなら、運転免許の更新や取得で免許センターに行く駅だからです。

 

しかし、その二俣川を「住む街」として見たことはあるでしょうか。

この記事では、相鉄線の二俣川と、隣の鶴ヶ峰を実際に歩いて、不動産の視点で、街の様子と、家を買うときに確認したい点をまとめます。

免許の更新で二俣川に行く予定がある方は、ついでに、駅の周りを歩いてみるのもおすすめです。

住む街を下見する機会として、ちょうどよいと思います。

 

二俣川は免許センターの駅だけではない

(厚木街道)

 

二俣川駅の周りには、商業施設の「ジョイナステラス二俣川」や、高層マンション、駅と街をつなぐ歩行者デッキなどがあります。

駅前は、ビルと道路が整っていて、買い物には困らなそうな印象です。

 

南口と北口、それぞれの街づくり

横浜市の資料によると、二俣川駅は、北口と南口で、それぞれ再開発が行われてきました。

  北口 南口
完成 平成8年3月 平成30年度まで
主な内容 商業施設、住宅、駐車場。試験場通りなどの道路の拡幅。県道横浜厚木線を渡る歩行者デッキ 地上29階建てのビル(業務・商業施設、共同住宅、地域ケアプラザ)。交通広場と、幅員約12メートルの道路

 

(南口側・鴨居上飯田線)

北口の再開発は約30年前、南口は比較的新しく、駅の北と南で、建物の新しさや雰囲気が違うことが分かります。

家を探すときは、「どちらの口から近いか」で、周りの環境が変わる点も、見ておくとよいかもしれません。

 

市の計画での位置づけ

(試験場通り)

横浜市の「横浜業務核都市基本構想」(平成18年12月)では、二俣川駅と鶴ヶ峰駅の周辺(約29ヘクタール)を「二俣川・鶴ヶ峰駅周辺地区」とし、市の西部の「副都心」と位置づけています。

構想では、業務・商業・文化などの機能を強化し、都市型の住宅を整備して、職場と住まいが近い街をつくる方針が示されています。

 

なお、横浜市の立地適正化計画案では、二俣川と鶴ヶ峰は「地域拠点」に分類され、駅周辺で、拠点施設や都市型住宅を重点的に誘導する方針とされています。

位置づけの呼び方は、計画によって異なりますが、どちらも、市が駅周辺の街づくりに力を入れてきた地区だと分かります。

※これらは、市の計画に書かれた方針です。実際に、いつ、何が整備されるかは、計画ごとに異なり、将来の価格を示すものでもありません。

 

駅から少し歩くと、自然がある

(二俣川南側・自然公園通り)

駅から少し歩くと、並木のある通りがあり、「こども自然公園」への案内板も立っています。

駅前の便利さと、緑のある場所が近いのも、二俣川の特徴です。

 

(こども自然公園)

こども自然公園には、池や桜山があり、バーベキューもできる、横浜市内でもかなり広めの公園です。

 

鶴ヶ峰は「商店街の駅」

(鶴ヶ峰駅)

鶴ヶ峰駅は、二俣川の一つ手前にある駅です。

駅の周りには、飲食店やカラオケなどが並ぶ通りがあり、二俣川と比べると、昔ながらの商店街の雰囲気があります。

 

駅の近くには、帷子川が流れています。

川の近くは散歩ができて、気持ちのよい場所ですが、家を選ぶときは、ハザードマップで、その場所の浸水の想定を、一度確認しておくと安心です。

(帷子川)

実際に商店街を歩いてみると、飲食チェーン店も多く、買い物に便利です。

横浜の副都心としては、一戸建ても多く、町は静かで過ごしやすそうな雰囲気です。

 

二俣川と鶴ヶ峰の違い

  二俣川 鶴ヶ峰
駅前の印象 商業施設と高層マンション、歩行者デッキ 商店街、飲食店が並ぶ通り
自然 こども自然公園が近い 帷子川が近い
買い物 商業施設が中心 商店街が中心

 

二俣川・鶴ヶ峰の良いところ

(鶴ヶ峰交差点)

 

1.交通の便がよい

どちらも相鉄線の駅です。二俣川は、相鉄本線と、いずみ野線が分かれる駅で、乗り換えもしやすくなっています。相鉄線は、2019年11月にJR線、2023年3月に東急線との直通運転が始まりました。列車の種類によって、停車する駅が違うので、よく使う駅に停まるかどうかは、事前に確認してください。

 

2.自然が近い

駅から少し歩くと、公園や緑がある場所があります。

 

3.買い物がしやすい

二俣川は商業施設、鶴ヶ峰は商店街と、それぞれ特徴があります。

 

4.戸建てが多い

二俣川や鶴ヶ峰は、他の横浜の中心部と比べるとまだ戸建てが多いです。そのため、マンションよりも戸建てを考えてる人におすすめのエリアです。

 

道路が渋滞する

二俣川・鶴ヶ峰の駅前は、道路が混むことがあります。免許センターへ向かう車が増える時間帯や、休日は、駅周辺の道路が混みやすいです。

 

渋滞は、暮らし方によって、影響の大きさが変わります。

  • 車で通勤・通学する方:朝夕の時間帯に、実際に走ってみて、所要時間を確認してください。
  • 電車を使う方:駅まで歩ける距離なら、影響は小さくなります。バスを使う場合は、バスの本数と、遅れの出やすさを確認してください。
  • 買い物に車を使う方:休日の混雑する時間帯を、避けられるかどうかが、ポイントです。

用事を済まして夕方に車で帰る時はよく渋滞しています。

 

家を買うとき、確認したいこと

 

(鶴ヶ峰商店街)

マンションの場合(駅前の高層マンションなど)

  • 長期修繕計画:いつ、どんな工事を、いくらで行う計画か。最近、見直されているか。
  • 修繕積立金の仕組み:最初は安く、段階的に上がる方式か、均等か。将来の値上がりを、返済計画に入れられるか。
  • 管理組合の運営:総会の議事録、滞納の状況、修繕の履歴を、書面で確認できるか。
  • 共用設備:大規模なマンションは、エレベーターや設備が多い分、維持の費用がかかることがあります。

 

戸建ての場合(駅から少し離れた住宅地など)

  • 前面道路の幅と、敷地が接している幅:原則として、幅4m以上の道路に2m以上接していないと、建て替えができません。
  • 私道かどうか:私道の場合は、通行や、水道・ガスの工事の承諾が必要になることがあります。
  • 坂や擁壁:土地に高低差がある場合は、擁壁の状態を確認します。
  • 将来の修繕費:外壁や屋根の修繕費は、自分で積み立てる必要があります。

 

共通事項

  • ハザードマップ:横浜市の「わいわい防災マップ」で、洪水・内水・高潮の想定を確認します。川の近くは、特に確認してください。
  • 昼と夜、平日と休日:時間帯を変えて歩くと、駅前の雰囲気や、渋滞の様子が分かります。

 

お金の面で考えておくこと

住まい選びで、物件の価格だけを見て決めてしまう方は多いのですが、住宅は、買った後も、毎月お金がかかります。

  • マンション:ローン返済 + 管理費 + 修繕積立金 + 固定資産税
  • 戸建て:ローン返済 + 固定資産税 + 将来の修繕費の積立

ローンは、借りられる額ではなく、無理なく返せる額で考えることが大切です。

変動金利で借りる場合は、金利が上がったときの返済額も、あらかじめ試算しておくと安心です。

 

まとめ

二俣川は、免許センターで有名な駅ですが、駅前の商業施設や、緑のある場所が近い、住みやすさのある街です。鶴ヶ峰は、商店街の雰囲気が残る、生活感のある街です。

どちらも、相鉄線で、横浜や、JR・東急方面に出やすい点が強みです。

 

この周辺で購入を考えている方は、物件を決める前に、水害、修繕費、ローンまで含めて、一緒に整理することもできます。

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