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横浜の「大さん橋」は豪華客船も寄港する人気の観光スポット

投稿日:2018年2月2日 更新日:

横浜港を代表する国際客船ターミナルが「大さん橋」です。

遠くからでもハッキリと見える、お城のような豪華客船が停泊していることもあります。

 

大さん橋の屋上「くじらのせなか」からは、横浜ベイブリッジやみなとみらい、山下公園といった横浜の名所も見えます。

近くにはマリンタワーや横浜港発祥の地といわれる象の鼻などもあります。

ベイブリッジは無理ですが、象の鼻や赤レンガ倉庫、山下公園までなら徒歩で回れます。少し歩くけど中華街も徒歩圏内なので、まとめて観光するのもおすすめです。

大さん橋の歴史

欧米列強からの圧力により、1859年に横浜港が開港しました。

開港してから増加の一途だった貨物量に対応するため、1894年に建設されたのが大さん橋の前身になる鉄桟橋といわれてます。

その後、関東大震災で倒壊しましたが復興します。

太平洋戦争後は連合国軍に接収されますが、1952年に接収が解除されます。

その後、何度か改修が行われ、大型客船が複数着岸できる主要客船ターミナルとして整備され今にいたります。

写真は、大さん橋の入口です。

大さん橋には客船ターミナルだけでなく、大きなホールもあってイベントが行われます。

 

大さん橋は初日の出スポットとしても人気で、1月1日には初日の出を見に市外からも多くの人が訪れます。

自分はバイクで来たことありますが、初日の出の時だけ駐輪場が解放されてました。

 

象の鼻

1858年に欧米列強と通商条約を結んだ幕府は、1859年に横浜の開港を余儀なくされます。

横浜港の開港によって、西と東の波止場が建設されることになりました。

最初の波止場は平行な2本の波止場でしたが、1866年の大火をきっかけに湾曲した形の波止場が築かれ、その形状から象の鼻と呼ばれるようになりました。

 

象の鼻は、横浜港発祥の地といわれ、象の鼻パークでは、当時の様子などを知ることができます。

象の鼻からは、赤レンガ倉庫やみなとみらいの観覧車が見えます。

 

日本近代文化の出発点 象の鼻 岩倉大使欧米派遣

明治4年11月12日、国の命運をかけて岩倉具視を特命全権大使とする100名余りの使節団が、象の鼻から出発した。

不平等条約の改正には至らなかったものの、欧米の文化や制度、技術に触れたことで、日本の近代化を急加速させていくことになった。

日本の近代化は象の鼻から始まったようなものですね。

 

くじらのせなか

大さん橋の屋上は「くじらのせなか」と呼ばれ、観光スポットになってます。

くじらのせなかに上れば360度海を見渡すことができます。

くじらのせなかから豪華客船を間近に見ることもできます。

 

豪華客船が停泊しているときは、多くのバスが出入りしてます。

 

くじらのせなかは、スロープ状のウッドデッキになってますが、見た目よりも歩きやすいです。

屋上をくじらのせなかと呼ぶのに対して、大さん橋の中はくじらのおなかと呼ばれるそうです。

 

くじらのせなかから見た山下公園と横浜マリンタワーです。

 

くじらのせなかから見た横浜ベイブリッジです。

 

ビューポイントから見たみなとみらいです。

新横浜のプリンスペペとかも見えました。

 

くじらのせなか(屋上)から見える富士山

くじらのせなかから、富士山が見えるという話を聞き、天気の良い日に行ってきました。

ちなみに富士山が見えたこの日は、乾燥した天気の良い1月中旬です。

大さん橋の一番先まで行って見た富士山でしたが、ビルの隙間からなんとか見える程度でした。でも、富士山が見えるスポットとして紹介されました。

 

大さん橋の真ん中あたりから見た富士山です。赤レンガ倉庫も一緒なので、少しだけこっちの方がいいかも。

 

大さん橋への交通アクセス

所在地  神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号

電車  みなとみらい線「日本大通り」駅から徒歩7分、JR根岸線「関内」駅から徒歩15分

自動車  首都高速の横浜公園出口から3,4分

 

 

大さん橋の駐車場料金は、最初の1時間が500円です。それ以降30分ごとに250円が加算されていきます。

平日は24時間まで1,500円、土日祝は24時間まで2,000円が最大となってます。料金は入庫時の曜日が適用されます。

 

大さん橋の駐車場の状況を知るには、リアルタイム情報が便利です。

大さん橋のリアルタイム駐車場情報

 

近くのおすすめスポット

大さん橋のまわりには、ほかにも徒歩で行ける有名な観光スポットがあります。

 

横浜マリンタワー

横浜マリンタワーは、ランドマークタワーができるまでは、横浜のシンボルといえる建物でした。

700円を払ってタワーに上ることもできます。

タワーからは、横浜の街が一望に見渡せます。

横浜マリンタワーから見える横浜の夜景

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赤レンガ倉庫

大さん橋からも見える「赤レンガ倉庫」は、元々は保税倉庫として明治政府によって建設されました。

2002年に整備して公開され、今では横浜の観光スポットになっています。土日はイベントも行われます。

建物の中には、商業施設が入ってます。建物の中はとにかく混んでます。無料の駐輪場もあります(奥側)。

 

夜はライトアップされるので、赤レンガ倉庫のきれいな夜景が見れます。

 

山下公園

山下公園は、日本で最初の臨海公園といわれており、横浜の代表的な観光スポットでもあります。

公園からは、ベイブリッジやみなとみらいが見え、氷川丸も係留してます。

歴史はあるけど現代の人が見てもたいした公園ではないかもしれませんが、バラ園だけはおすすめです。バラ園は無料です。

 

大さん橋まとめ

・大さん橋は「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」のこと

・大さん橋の屋上は「くじらのせなか」と呼ばれて市民に親しまれている

・くじらのせなかは無料のデートスポット

・くじらのせなかから横浜のシンボル的な建物のいくつか見ることができる

・大さん橋から富士山を見てもたいしたことない

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おぐに

歴史と旅が好き。休みの日は、ツーリングや観光していることが多いです。

神奈川県の観光地を紹介していく予定です。

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