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人生100年時代の到来で必要になる継続的な勉強

投稿日:2022年1月27日 更新日:

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厚生労働省の資料によれば、毎年のように平均寿命が延びています。

今生まれた子供の半数以上が、100歳を超えるまで生きるという試算もあります。

そうであれば、老後以降も働かなくては生きていけなくなるでしょうし、学校で学んだ知識だけでは社会で通用しなくなることも増えます。

このような理由で今後は今まで以上に継続的な勉強が必要になるといわれてます。

平均寿命の推移

2019年の日本人の平均寿命は、男性が81.41歳、女性が87.45歳でしたが、日本人の平均寿命は毎年のように過去最高を更新しています。

推計によれば、2040年には平均寿命が男性83.27歳、女性89.63歳になるといわれており、今後も延びていくことが予想されています。

 

(厚生労働省のホームページより)

 

寿命が延びることはいいことばかりとはいえず、最近は老後資金の不足が指摘されています。寿命が延びれば、当然ですが老後に必要とされる資金もそれだけ多く必要になり、今は2,000万円でも、平均寿命が延びれば3,000万円必要となるかもしれません。

 

いずれにしても老後破産を回避するには、長く働き続けることが必要です。そうなると重要なのが平均寿命より健康寿命についてです。

健康寿命というのは、寝たきり等にならず、他の人に頼らずに生活できるまでの平均期間をいいます。

厚生労働省のホームページによれば、2019年の健康寿命は、男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。

 

人口減少時代は社会保険制度の維持にはマイナス

平均寿命や人口の数は社会保険制度にも影響します。

現在の日本の人口は、2005年の1億2,800万人をピークに毎年減少しています。

総務省統計局のホームページによれば、2050年には日本の人口は9,515万人まで減少するとされています。

 

人口がただ単に減少するだけならまだいいのですが、問題は労働者が少ない人口構造になることです。

2050年の高齢者は3,764万人となり、国民の約4割が高齢者になるという、日本社会が今までに経験したことない時代が到来します。

また、若年人口も2005年の1,759万人から2050年には821万人となり、ますます少子化が進展していくと予測されてます。

 

総務省統計局「我が国における総人口の推移」

 

今のように国民のすべてが年金制度に加入するようになったのは、昭和36年(1961)といわれています。

当時の平均寿命は65歳くらいなので、老後といわれるのも納得できますが、今は65歳で亡くなる人は少なく、65歳が老後といわれるとちょっと違和感があります。

当時と比べると平均寿命が20年延びたにもかかわらず、老齢年金の支給開始年齢は5年引き上げられただけなので、制度が破綻しかかってるのも納得です。

 

現在の社会保険制度は、現役世代が働いた保険料がベースとなっているので、少子高齢社会は社会保険制度にとって大きなマイナスです。

現在の公的年金制度の考えは、給付(年金)と負担(保険料)が均衡するようになっているので、制度を維持するためには支給開始年齢の見直しや削減は避けられないことになります。

 

社会に出てからも勉強が必要な時代へ

「ライフシフト 100年時代の人生戦略」によれば、2007年に生まれた日本人の半数が107歳まで生きるそうです。

本当にそのようになるかは分かりませんが、もしそうなると将来的には高齢者(65歳以上)になって引退とはいかなくなり、何より今までのモデルの見直しが必要になりそうです。

たとえば、現在の年金制度では65歳になると老後として老齢年金が支払われますが、この支給開始年齢は将来的には見直される可能性が高いです。

それだけでなく、今までは高校や大学まで教育を受けたら、あとは社会に出て定年まで働くだけだったのに、人生100年時代では定年が伸びたり、技術の進歩によって学校で学んだ知識が働いている期間に通用しなくなり、働きながら継続的に学習することが必要になります。

何より働き方自体が大きく変わることも考えられます。

 

これから訪れる多様性の時代を生き抜くためにも、今のうちに学習の習慣を身につけておくことが必要です。

 

社会に出てからも勉強を継続することが大事といいましたが、何をすればいいか分からないという人も多いと思います。

読書、セミナーを受講する、働きながら学校に行くなど、なんでもいいと思いますが、勉強した効果が分かりやすいのは資格の勉強です。

それと高齢者が若いころに学んでおけばよかったランキングの一位は資産運用についてです。資産運用は一朝一夕には身につかないので、書店に行って山ほどある本の中から手にとって分かりやすいものから始めるのがおすすめです。

 

現在の仕事と関係ある資格を軸に、違う分野の資格を取ってキャリアを広げてみるのもおすすめです。

・英語(活躍の場が広がる)

・宅地建物取引士(法律の基本が学べる)

・簿記(財務状況が分かる)

 

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おわりに

・いつまでも元気でいるには健康寿命を伸ばすことが大事。

・人生百年時代では学び続けることが求められる。

・資格を通して専門知識を身につけられる。

・高齢者に対するアンケートでは、若い時に学んでおけばよかった一位は資産運用。

  • この記事を書いた人

侍従川

横浜で不動産仲介業とァイナンシャルプランナーをしています。

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不動産だけでなく、ライフプランの相談にも対応してます。

担当:不動産、ライフスタイル、投資、雑用

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資格:宅建士、管業、簿記1級、1級FP技能士、貸金、社労士、高所作業車

有酸素運動で脳を活性化させて予備試験に挑戦してます。

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