「横浜美術館」みなとみらいの中心地にある美術館

横浜のみなとみらいの中心地にある「横浜美術館」に行きました。

 

横浜美術館は、国内でも有数の規模を誇るといわれる美術館です。

企画展やコレクション展では、定期的にテーマを変えて美術品や資料を公開しています。

大きくて広い建物には、12,000点を超える数の美術作品を所蔵し、イベントごとに入れ替え展示しています。

 

周辺には、横浜ランドマークタワー、日本丸メモリアルパーク、よこはまコスモワールドといった横浜の観光名所があり、いつも人で賑わっています。

美術館でのんびりと過ごした後は、横浜散策をしてみるのもおすすめです。

横浜美術館とは

横浜美術館は、横浜博覧会のパビリオンとして開館し、1989年11月3日に正式に開館しました。

 

国内でも有数の規模を誇る美術館として、7つの展示室、11万冊以上の蔵書がある美術情報センター、多彩なアトリエなどがあります。

横浜美術館には、ダリ、マグリット、セザンヌ、ピカソといった作家に加えて、幕末以降の横浜にゆかりある作家などの、12,000点を超える美術品を所蔵しています。

 

また、横浜が日本の写真発祥の地であることにちなんで、写真コレクションの収集や展示に力を入れているようです。

馬車道の「日本写真の開祖　写真師・下岡蓮杖の顕彰碑」

 

施設内には、ワークショップ、ミュージアムショップ、カフェレストランもあります。

「横浜美術館」HP

 

コレクション展の見学

美術館に展示してある作品は、テーマごとに違います。

 

私が訪れた時は、「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」が開催されてました。

ルノワールとパリに恋した12人の画家たちの観覧料は大人1,700円、前売り券は1,500円でした。

横浜美術館の入口前にある看板です。

「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」は、2019年9月21日～2020年1月13日まで開催中です。

 

企画展は基本的に撮影禁止ですが、コレクション展では写真撮影が可能なので、まずコレクション展に行きました。

「五国異人横浜上陸図」です。

横浜は、幕末まで続いた鎖国を終わらせた歴史的な場所なので、ペリー上陸や外国人の横浜上陸を題材とした芸術品が多くあります。

 

 

「横浜本町之図」

開港するまでの横浜は、100軒ほどしかない寒村だったといわれています。

開港した後は、日本中から商人が集まり、あっという間に一大都市となって発展していきました。

明治時代には、英語の看板が立ち、西洋式の建物が建ち並び、ヨーロッパのような街並みだったそうです。

横浜港は国際戦略港湾の港として、東京・川崎などと共に指定されています。

 

下村観山の「小倉山」は、横浜美術館を代表する作品です。

下村観山は、幼少の頃に狩野芳崖に学び、東京美術を卒業した後は教師となり、ヨーロッパに渡って西洋画も学びました。

小倉百人一首の平安時代の公卿・藤原忠平が詠んだ「小倉山峰のもみじ葉心あらば今ひとたびの御幸またなむ」を絵にしたそうです。

 

 

横浜美術館周辺のおすすめスポット

横浜美術館の周辺には、観光スポットがたくさんありますので、少しだけ紹介します。

 

帆船日本丸

 

横浜みなと博物館

 

大さん橋

 

横浜赤レンガ倉庫

 

よこはまコスモワールド

 

横浜美術館へのアクセスと料金

横浜美術館は、みなとみらいの中心地に建ってます。

 

最寄り駅は、みなとみらい線のみなとみらい駅です。

みなとみらい駅の3番出口から、マークイズみなとみらい経由徒歩3分、またはマークイズ連絡口から徒歩5分です。

 

JR根岸線の桜木町駅から徒歩でも10分ほどで行けます。

桜木町駅の駅前広場を抜けてエスカレーターに乗り、動く歩道に沿って進んで行くと、ランドマークタワーがあるので、入ったら右に進んで行き、ランドマークタワーを抜けるとあります。

 

所在	〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい３丁目４−１
アクセス	みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩3分、またはJR「桜木町駅」徒歩10分
開館時間	10:00～18:00
休館日	木曜日・年末年始

 

 

横浜美術館の料金

企画展	展覧会ごとによって異なります
コレクション展	一般500円、高校・大学生300円、中学生100円、小学生以下無料

展覧会の情報は「横浜美術館」のホームページで確認できます。

 

横浜美術館のまとめ

横浜美術館の展覧会には、企画展とコレクション展があります。

横浜美術館で開催している展覧会の内容は、横浜美術館のホームページで確認できます。

横浜美術館のホームページ