横浜市中区にある根岸森林公園の近くを通ったら、駐車場待ちをしている車を見かけました。
珍しくガードマンまで立っていると思ってよく見たら、公園の桜目当ての人でした。
用事を終えた後に再び公園の前を通ったら、その時にはだいぶ空いてたので立ち寄ってみました。
根岸森林公園とは
根岸森林公園は、横浜市中区の根岸台にある約18ヘクタールの広さをもつ森林公園です。
元々は日本で最初の洋式競馬場があった場所で、戦後にアメリカ軍に接収された後に横浜市が整備して昭和52年(1977年)に開園しました。
公園は北側と南側で分かれており、南側には競馬場跡地を利用した大きな芝生広場があります。
北側には、横浜競馬場の頃に使用された旧一等馬見所が今も遺っています。遊具広場も北側にあります。
北側の見晴らしの良い広場から見えるみなとみらいの夜景も有名です。
根岸森林公園は、長く横浜市民の憩いの場になっています。
園内には、さまざまな植物が植えてあるので、梅、桜、紅葉といった四季折々の風景を楽しめます。
公園南側には、梅林、桜山、イチョウの森、池があります。
南側の公園事務所近くには、喫茶店もあります。
公園は丘陵地にあり、芝生の広がる園内は広々としています。一時期ゴルフ場として使用されたためそれらしい名残があります。
犬を連れた夫婦やジョギングをしている人も見かけます。
秋に訪れた時の根岸森林公園です。公園内からは、ランドマークタワーなどのみなとみらいの建物が望めます。
根岸森林公園には、約220本の梅の木がある梅林があり、2月になると梅林まつりが開催されます。
横浜市内では梅の名所としても知られています。写真は白鷹という種類の梅です。
また、公園の南側には根岸競馬記念公苑があり、馬の博物館があります。馬の飼育を間近で見ることもできます。
馬とポニーが飼育されてました。ちなみに馬とポニーの違いは、肩までの高さが147㎝以下かそれ以上かだけの違いだそうです。
根岸森林公園は桜の名所
根岸森林公園は、このあたりでは本牧山頂公園と並ぶ桜の名所です。
桜山を中心に公園内には300本を超える桜の木があるそうです。
桜の開花時期になると、多くの花見客が訪れるため、桜のシーズンは駐車場がほぼ満車になります。
根岸森林公園には無料の駐輪場もあるので、自転車やバイクで訪れる人もいます。私も自転車で何度か訪れてますが、途中の坂がきついです。
訪れた時は、臨時の駐輪場が設けられてました。
満開の桜
2019年の4月3日に訪れましたが、ちょうど桜山の桜が満開を迎えていました。
訪れたのは平日でしたが、土日と変わらず多くの人が訪れてました。
個人的には梅が好きなので梅の開花時期には毎年訪れてますが、桜の開花時期ほど人は多くはなかったです。
やはり日本人には梅よりも桜の方が人気のようです。
公園前の通りからも桜が見えました。第一駐車場も第二駐車場も満車でした。
満開の桜は圧巻でした。春休みなので小さな子供もたくさん見かけました。
おじいちゃんと孫が遊ぶ姿もありました。おじいちゃんおばあちゃんと孫が一緒にいるのも最近ではあまり見なくなりましたね。
桜山の前は広々としているので、後から来てもスペースはあります。
天気は良かったですが、まだ少し肌寒かったです。
テレビのニュースでは、週末頃までは楽しめるのではないかと言ってました。
桜の開花時期は駐車場が混雑してますから、電車とバスがいいかもしれません。
駐輪してあったバイクには市外のナンバーも何台かありましたが、バイクもおすすめです。
根岸森林公園のアクセスデータ
・住所:神奈川県横浜市中区根岸台
・徒歩:JR根岸線「山手駅」から徒歩15分
・バス:JR根岸線「根岸駅」から「滝の上」「旭台」バス停で下車
根岸森林公園の駐車場料金
月曜~金曜 | 土日祝日 | |
入車後2時間まで | 300円 | 400円 |
以降 | 2時間以降20分ごと50円 | 2時間以降30分ごと100円 |
まとめ
桜並木もいいですが、桜山のようにおおいつくすような桜の方が迫力があります。
個人的に、市内では三ツ池公園と並ぶ桜の名所だと思ってます。