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観音崎灯台から見える東京湾の眺望が素晴らしい!

投稿日:2018年2月27日 更新日:

横須賀の観音崎は、横浜から車で40分で行けるお気軽な観光名所です。

横浜横須賀道路の「馬堀海岸」出口から車で5分とアクセスしやすく、三浦半島をツーリングしてるたくさんの人が立ち寄ります。

実際に歩いて回ると思っていたより広く、自然と触れ合う機会が少ない都心の子供にとっては貴重な経験ができる場所です。

日本最初の洋式灯台といわれる観音崎灯台では、中に入って登ることができます。灯台から浦賀水道を行き交う船を眺めて楽しめます。

観音崎について

観音崎の名は、奈良時代の行基が船の安全のために十一面観音を海蝕洞穴に納めたことに始まります。

行基によって観音堂が建てられたことから、観音崎と呼ばれるようになったそうです。

この辺りの海蝕洞穴に十一面観音を納めたそうです。

 

観音崎は、東京湾に飛び出るような形をしていて、対岸の富津岬との距離は約6キロしかありません。天気がいいと房総半島の富津岬が良く見えます。

観音崎からだと横浜よりも富津岬の方が直線距離では近いことになります。

 

観音崎の歴史

観音崎は千葉県の富津岬と相対して東京湾の入口をしめているため東京湾守備の重要地点として利用されていました。古くは1812年(文化9年)江戸湾警備のための船見番所や台場などが設けられました。

明治となってからも砲台が各所に設けられ、終戦まで東京湾の関門として重要な使命を果たしていました。

奥に行くと、今でも洋式砲台の跡を見ることができます。

 

県立観音崎公園へのアクセスと駐車場

住所 神奈川県横須賀市鴨居4−1262
アクセス 京浜急行線「馬堀海岸駅」または「浦賀駅」から観音崎行きのバスに乗り、終点で下車

車の場合は観音崎方面へ道なりに進んで行くと、突き当りが駐車場になってるので分かりやすいと思います。

駐車場は、有料期間と無料期間があります。

観音崎公園内には駐車場が何か所かあります。

 

観音崎公園駐車場の料金

期間 有料日 営業時間 2018年度
1月1日~1月3日 毎日 午前8時~午後5時 1月1日~1月3日
1月4日~4月第4金曜日 土日祝 午前8時~午後5時 1月4日~4月28日
4月第4金曜日の次の土曜日~5月第2日曜日 毎日 午前8時~午後5時 4月29日~5月14日
5月第2日曜日の次の土曜日~6月30日 土日祝 午前8時~午後5時 5月20日~6月30日
7月1日~8月31日 毎日 午前8時~午後6時 7月1日~8月31日
9月1日~12月31日 土日祝 午前8時~午後5時 9月1日~12月31日

 

観音崎公園の利用料金

期間 大型車・中型車 普通車 二輪車
下記以外の期間 890円 560円 120円
1月1日~1月3日
4月第4土曜日~5月第2日曜日
7月1日~8月31日
11月3日
1,420円 890円 120円

 

観音崎の散策

観音崎バスターミナルから公園に入ると「かながわの景勝50選 観音崎」の碑があります。

 

かながわの景勝50選に選ばれるほどの景勝ということです。

 

海岸に沿って道が整備されてます。自然博物館を越えた所には、初代ゴジラの足跡もあります。

 

この日は誰もしてませんでしたが、広場ではバーベキューをしてる人もいます。

広場の奥の道からはぐるっと回って砲台跡にも行けます。

 

よこはまから近い割に海水はきれいです。

 

水が引いたときに海水がたまった場所を潮だまり(タイドプール)といい、観音崎ではカニやヒトデ、ヤドカリなどを見ることができます。

 

海岸の道は整備されてるので歩きやすいです。

 

行基が十一面観音を安置したとされる洞窟です。

聖武天皇の御代天平13年(741)に、諸国修行の途中に行基がこの地に立ち寄り、この洞窟に住んでいた大蛇を退治したとされています。

 

海岸沿いの道をしばらく歩いて行くと、右手に灯台へ続く階段が現れます。

 

観音崎灯台

観音崎灯台は、江戸条約に基づき、日本最初の洋式灯台として明治元年(1868)に建設されました。

初代灯台は、レンガを用いた作りだったようですが、地震によって倒壊しました。現在は三代目の灯台です。

 

参観料200円(小学生以下無料)を支払えば、灯台に登ることができます。

参観時間は、5~9月は9:00~16:30、10~4月は9:00~16:00までとなっています。

 

敷地内の配置図

 

乾燥した日だと遠くの建造物も一望できます。

 

「汽笛吹けば 霧笛答ふる 別れかな  橙青」

 

「霧いかに 深くとも嵐 強くとも  虚子」

 

観音崎の灯台は、横須賀市の風物百選にも選ばれてます。といっても、たいしたことないのも結構あります。

 

階段は狭く、一人しか通れません。

 

観音崎灯台からの眺め

観音崎灯台からの景色はなかなか良かったです。

鋸山の方角です。

 

東京湾の入口なので、大きな船も通って行きます。

 

下もよく見えるので、高所恐怖症の人にはきついかもしれません。

 

観音崎灯台についてのまとめ

・観音崎は東京から車で1時間以内

・都心から近い割に海水がきれい

・駐車場は有料の時期と無料の時期がある

・観音崎灯台は日本で最初にできた洋式灯台

・観音崎の灯台は登ることができる

・観音崎から富津岬は直線距離で約6キロしか離れていない

・観音崎灯台からは、天気が良ければ横浜ベイブリッジ、房総半島を見ることが可能

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おぐに

歴史と旅が好き。休みの日は、ツーリングや観光していることが多いです。

神奈川県の観光地を紹介していく予定です。

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