まず、ライフスタイルとは、普段の生活様式、習慣、価値観、行動パターンといった個人の生活様式をいいます。
朝のランニング、節約志向、高級マンションに住む、田舎暮らし、その人がどう生きるかを表す言葉です。
ライフスタイルに読書の習慣を取り込むことで様々なメリットが得られます。
読書量が多い人は収入も高い傾向にあるというアンケート結果もあります。
日本人のほとんどは月に1冊も本を読まないので、毎日少しでも読書をしていれば、周りにいる人より高い年収を得られるようになるかもしれません。
専門知識も基本的に活字から知識を得るので、読書習慣を身につけておけばキャリアの選択肢が増える可能性があります。
特定の分野の本を100冊読めば、その分野の専門家になれるともいわれています。
知識の多くは時代とともに陳腐化していくかもしれませんが、新しい知識はまた読書をすれば得られます。
壁にぶつかった時に読書から得た知識で乗り越えたという人も多いです。
苦労して成功した人ほど読書は欠かせないと言います。
読書で得られる効果
読書をすることで以下のことが得られます。
1.知識の習得
新しい情報や知識を得るには読書が一番です。
根気をもって専門書を読めば専門家になることもでき、ビジネス書や記事を読むことで様々な話題が学べます。
読書習慣がある人は話題も豊富です。
2.新しい表現や語彙力
読書は日本語の能力を向上させ、自然と語彙力が身につきます。
外国語や新しい知識を身につける際に土台となるのは日本語の能力です。
また、自然と文章の表現力を学ぶことができるので、コミュニケーションにも役立ちます。
3.豊かな想像力が身につく
本、特に小説は頭でイメージするので自然と想像力を豊かにしてくれます。
想像力が豊かになると普段の生活で新しいアイデアを生み出しやすくなります。
4.論理的思考ができる
本を読めばいろいろな気づきがあるので自然と考えるようになります。
考えるようになれば、今より論理的に答えを導けるようになります。
本の出来事を自分に置き換えればより鍛えられます。
5.ストレス発散
好きなジャンル、良い本を読むことはストレス発散になります。
特に小説といった物語に没頭するとストレス解消に役立つそうです。そのためには静かな環境で読書に集中する必要があります。
好きな小説を読むことで、楽しみや喜びを感じることができます。
6.集中力が維持できるようになる
本を読んで理解するためには高い集中力が必要です。
読書を続けていれば、外野の音や会話に対しても動じない集中力が身につきます。
7.感受性と洞察力を高める
一冊の本から他の人の経験を学ぶことができます。
他人の経験や感情を洞察し、理解しようとすることは感受性を高めるのに役立ちます。
ライフスタイルに読書を取り入れる方法
ライフスタイルに読書を取り入れるためには習慣化が一番です。
1.毎日読書をする
読書を生活の一部にするには、日常の一部に組み込むことです。
食後に歯を磨くように、読書しないことが気持ち悪くなるまで継続することです。
毎日少しでも読書することで知識が積み重なっていきます。
2.図書館を利用する
本を読むには集中することが大事なので、静かで落ち着いた図書館は最適です。
静かな環境の方が読書の質は向上するそうです。
3.すき間時間を利用する
通勤時間や休憩時間といったすき間時間を利用して読書する人は多いです。
通勤時間だけで毎月5冊以上読書する人、仕事が終わった後に図書館で資格の勉強をする人、ランチを食べながら英語の勉強をする人、読書はどこでもできます。
常に本を持っていれば、どこにいても勉強部屋、勉強時間になります。
4.YouTubeやSNSを見ない
YouTubeやSNSは読書の天敵です。
YouTubeやSNSをしていたら気づいたら1時間以上経ってた……こんな話をよく聞きます。
読書に集中するためには、スマホを遠くに置く、パソコンの電源を切るといったことが必要です。
5.目標を設定する
毎月、ノートに読みたい本を書いて目標を設定しています。
ほとんど修正ばかりですが、多少なりともモチベーションの維持に役立ってます。
6.好きなジャンルを読む
嫌いなジャンルだと読書がストレスになってしまいます。
少しでも読書を楽しむために、最初のうちは好きなジャンルや興味のある分野の本を選ぶのがよいでしょう。
つまらない本なら最後まで読む必要はありません。
私は参加したことがありませんが、世の中には読書会やオフ会といったものがあるようです。
仲間がいれば様々なアドバイスや情報を教えてもらえるかもしれません。
30分読書やってます
十代の頃はよく読書してましたが、最近はだいぶ読書しなくなりました。
一応、英語や仕事に関する本は読んでますが、忙しいと読書時間がどんどん削られていきます。
いくら忙しくても1日のうちに30分は読書する時間あるだろうということで始めたのが30分読書です。
いざ読み始めると1時間以上読んでることもあるので、何だかんだでそこそこ読めるようになるのが30分読書のいいところです。
私が小学生の頃に学校で始まったのが10分読書ですが、10分くらいなら短いので普段勉強が嫌いな子もその時間は集中して読書してました。
読書の習慣がない人はまずは10分から始めてはいかがでしょう。
おわりに
私が小学生の頃、親は活字の本だけは買ってくれたので仕方なく読書してました。
この頃に読書習慣が身についたおかげで大人になってからも役に立ってます。
「趣味は読書です。」何て地味な趣味なんだと思うかもしれませんが、読書から得られる効果は大きいです。
金融、不動産、会計、歴史、ビジネス、法律、数学……これらの知識は読書で得られます。
「本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。本は著者がとても苦労して身につけたことをたやすく手に入れさせてくれるのだ。」ソクラテス