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鶴見区の県立三ッ池公園は三つの池が魅力の桜の名所

投稿日:2018年10月23日 更新日:

横浜市鶴見区にある「県立三ッ池公園」には、その名の通り上の池、中の池、下の池といった三つの池があります。

江戸時代に農業用水の溜め池として作られ、整備されたのが三ツ池です。

 

29.7ヘクタールの大きな公園には、横浜一といわれる約1600本の桜の木があり、公園は「さくら名所100選」にも選ばれています。

そのほか「かながわの公園50選」にも選ばれており、公園の敷地の一角には「コリア庭園」といった名所もあります。

県立三ッ池公園

県立三ッ池公園は、横浜市鶴見区にある総合公園です。

公園内には、名前の通り3つの池があり、池は江戸時代に農業用水の溜め池として土木工事が行われ、整備されました。

1954年に県立公園に指定され、公園内には軟式野球場、テニスコート、プール、多目的広場といった施設があり、老若男女多くの人で賑わっています。

 

公園内には、約1600本の桜の木が植えられており、横浜で唯一、さくらの名所100選に選ばれています。

また、公園内の一角には、コリア庭園といった施設があって人気です。

 

3つ池には、様々な生物が生息してますが、実は外来生物も多く棲みついて問題化しています。

 

公園は、12月29日~1月3日の年末年始を除いて利用できます。

 

三ッ池公園の様子

正門に車を停めて公園内を散策してみました。

広場も多いし、自然も魅力的です。

小さなお子さん連れや犬を散歩している人が多いです。

 

近くの学校か分かりませんが、部活動で使われたりもします。訪れたときは、高校と中学生の集団が学校のジャージでランニングをしてました。

 

桜並木沿いにはテニスコートがあります。

 

園内には、約70種類ものさくらが植えてあります。寒緋桜、江戸彼岸、大島桜、関山、ソメイヨシノなど種類も豊富です。

 

横浜市内で桜を見るなら一番おすすめの場所です。

 

脇道も多いので散策も大変です。

 

公園の中央には売店があります。この日は休みでしたが、桜の開花シーズンは開いてました。

 

途中の広場にある鳥居があったので階段を上ってみました。

階段を上った先には水神を祀る祠があります。池があるからでしょうね。

 

あと広場が各所にありました。この公園には何回か来てますが、こんなに広場があるとは思いませんでした。

 

子供向けの遊具施設もあります。長い滑り台が人気のようです。

上から見たら思ったより長い滑り台でした。

 

展望広場

 

花壇もあります。

 

桜の時季は移動販売のカフェも出て賑わいます。

 

水の広場

 

滝の広場

 

歩きやすいし整備されてるので、散歩やジョギングコースに最適です。

 

上の池

公園の南に位置するのが上の池です。

3つの池の中では、最も小さな池になります。

上の池には、スイレンがたくさんありました。

訪れたときは年末だったため時季外れですが、三ッ池公園はスイレンの名所でもあるみたいです。

 

水の広場側から見た上の池

 

滝の広場前からの上の池

 

中の池

3つの池で一番大きいのが中の池です。

池には水鳥が泳いでました。

 

秋の紅葉も見事です。

  

 

同じ池でも見る角度、場所が違うと印象が違います。池を眺めながら散歩してるだけなのに落ち着きます。

 

下の池

正門から真っすぐに歩いて行くと、最初に見えるのが下の池です。

池といっても大きな池です。

 

海・川・池を見ると癒されるのは何でなんでしょうね。水面に木が写ってるのも素晴らしいです。

 

コリア庭園

県立三ッ池公園のコリア庭園は、1990年に神奈川と韓国の京畿道との友好を記念して作られました。

コリア庭園は、李氏朝鮮の地方の貴族・両班の邸宅をイメージして作られているそうです。

 

コリア庭園の入園料は無料です。開園時間は、9時から17時までです。

 

コリア庭園の入口です。正門入口から入るとすぐです。

 

コリア庭園の門をくぐると朝鮮風の建物があります。時間内は中を見ることもできます。

 

 

トゥホノリという遊び道具です。

トゥホノリは王や猟銃貴族の間で行われていた遊びで、右の矢のようなものを左の壺に投げて、真ん中は10点、外側の4つの輪に入ったら5点といったように、点数を競う遊びだそうです。

 

 

コリア庭園の庭の様子です。

 

「亀形山」カメは生命の源泉である縁起の良い生き物だったので、庭に亀を表現したものを設置してるみたいです。

 

韓国ドラマに出てきそうな池のある庭です。

 

石池

 

裏庭から入口を見ると正に韓国ドラマの雰囲気です。

 

県立三ッ池公園までの所在地とアクセス

・所在地 

 

・アクセス 

電車・バス:JR新横浜駅から鶴見駅西口行きのバスで「三ッ池公園北門」下車。または、鶴見駅入口から梶山行きまたは新横浜行きのバスに乗車し「三ッ池公園北門」で下車。

 

自動車:首都高速の岸谷生麦料金所から約7分

 

 

駐車場

三ッ池公園の駐車場には、有料期間と無料期間があります。さらに有料期間には通常と繁忙期の料金とがあります。

繁忙期は、3/16~4/15および4/29~5/5の期間、駐車料金は1回830円です。

無料期間は、11/16~3/15の平日と12/28~1/4の期間です。

それ以外は通常料金になります。

 

駐車場の営業時間は、3/16~10/31は8:30~19:30、11/1~3/15は8:30~17:30になります。

 

自転車やバイクは無料の駐輪場があります。

 

三ッ池公園まとめ

・三ッ池公園には名前の通り三つの池がある。

・約1600本の桜の木がある桜の名所。

・公園内にはコリア庭園がある。

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おぐに

歴史と旅が好き。休みの日は、ツーリングや観光していることが多いです。

神奈川県の観光地を紹介していく予定です。

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