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源頼朝ゆかりの神社「銭洗弁財天」と「佐助稲荷神社」

投稿日:2018年11月16日 更新日:

源頼朝にゆかりの神社と言われている「宇賀福神社(うがふくじんじゃ)」と「佐助稲荷神社(さすけいなりじんじゃ)」に行ってきました。

宇賀福神社は、銭洗弁財天の名前の方が有名な神社で、境内は常に観光客であふれています。

二つの神社は、距離が近いので続けて観光することにしました。

 

近くには源氏山公園や葛原岡神社といったパワースポットもあります。

銭洗弁財天と佐助稲荷神社も有名なパワースポットなので、パワースポットめぐりはいかがでしょうか。

銭洗弁財天 宇賀福神社

銭洗弁財天の境内案内です。

 

銭洗弁財天の入口にあった解説です。

『巳の年の文治元年(1185)、巳の月、巳の日、源頼朝に宇賀福神の夢のお告げがありました。「西北の谷に湧き出す霊水で神社を供養せよ。天下は泰平になるであろう」

お告げの通りにこの地に湧き水があったので、さっそく宇賀福神を祀り、その水で神仏の供養を行ったことが、創建の由来だといわれています。

この湧き水でお金を洗って使うと、何倍にもなって返ってくると信じられています。鎌倉五名水の一つです。』

銭洗弁財天はこのように金運のパワースポットとして知られています。鎌倉ものがたりにも主人公がお金を洗うシーンがあります。

境内に七福神社もあり、商売繁盛のご利益があるそうです。

 

銭洗弁財天(宇賀福神社)縁起です。

一人の老人が頼朝の枕元に現れ、「ここから西北の方向に仙境があり、きれいな水が岩の間から湧き出しています。そこは清浄な地で福の神が住んでいて、その水を使っています。この水こそは真の神の霊水なのです。この水を絶えず使って、神仏をまつれば、人々は自然に信仰心を起こし、悪鬼や邪鬼も退散して、国内はすぐに平穏に治まります。私こそは隠里の主である宇賀福です。」というとその姿を消しました。目を覚ました頼朝公は、心から宇賀神を敬い、夢のお告げの通りに西北の谷に泉を見つけました。そこに岩窟を掘らせ、宇賀神をまつり、その水を使って神仏の供養を続けると国中は静かになり、人々は富み栄えるようになり、これがこの起りだといわれています。

銭洗弁財天の水で鎌倉幕府執権の北条時頼が銭を洗い、一家繁昌と子孫長久を祈ったことが銭洗の始まりと言われています。

また、銭洗弁財天の水は、鎌倉五名水の一つに数えられています。

 

七福神社です。商売繁盛のご利益があります。

 

下之水神宮です。銭洗水を守護している神様です。

 

上之水神宮です。

 

左が本社です。本社はいつも人が並んでます。本社の周りにロウソク立てと線香立てがあるので、ここで使います。

 

奥宮は、本社の横にある洞窟です。ここでお金を洗うと数倍になって返ってくるとされています。

お札の場合は、少し濡らす程度でもご利益が期待できるとのことです。

 

銭洗弁財天へのアクセス

銭洗弁財天の入口です。

所在地:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16

アクセス:鎌倉駅西口から徒歩20分。

 

 

一応、駐車場はありますが、途中の道がかなり狭いです。この日も県外ナンバーの車が身動き取れなくなってました。

また、土日と巳の日は利用不可です。

 

佐助稲荷神社

銭洗弁財天の奥の細い道と階段から佐助稲荷神社へ行けます。

佐助稲荷は、源頼朝の枕に立った爺さんを祀っています。佐助は頼朝のことです。

『伊豆の蛭ガ小島に流されていた源頼朝が病に伏していた時、「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が夢枕に立ち、平家討伐の挙兵をうながしました。後に幕府を開いた頼朝は、かくれ里に祠を探しあて、稲荷神社を建てたと伝えられています。幼少のころ佐殿(すけどの)といわれていた頼朝を助けたので「佐助」の名を付けたといわれています。

参道登り口に縁結びの十一面観音が祀られています。』

佐助稲荷神社は、出世・商売繁盛・縁結びのパワースポットです。

 

佐助稲荷神社の下社近くに由緒があります。

 

佐助稲荷神社の手前にあるのが下社です。この辺りは駐車場はないので、車の人はコインパーキングに停めて徒歩です。

佐助稲荷神社下社

 

縁結びに効果があるといわれる十一面観音菩薩を祀っています。

徳川時代、足利郡の尼寺から縁あって当地に安置された木像十一面観音は、良縁にうすく、諦めて仏門に入られた美しい姫君、赤松幸運がこの世の若い男女に良縁あらんことをと祈りつつ彫られたと伝えられています。

 

下社から少し進んだ先に佐助稲荷神社の入口があります。

 

稲荷神社なので、赤い鳥居が何本もあります。

 

境内の階段は急です。

 

階段を昇ると拝殿があります。

 

境内のいたるところにキツネの人形があります。

 

奥の本殿です。本殿もキツネの人形で埋め尽くされてます。ネットには稲荷神社怖いといった書き込みがありますが、全然怖くないですよ。

 

霊狐水からは、今も湧き水が出ています。古くから麓の田畑を潤す水源だったようです。

 

とにかく境内はキツネの人形だらけです。人形は社務所に売ってます。

 

佐助稲荷神社へのアクセス

所在地:神奈川県鎌倉市佐助2丁目22−12

アクセス:鎌倉駅西口から徒歩20分。

駐車場:なし

 

まとめ

・銭洗弁財天は鎌倉五名水の一つである。

・銭洗弁財天の湧き水でお金を洗うと何倍にもなって返ってくるといわれている。

・銭洗弁財天は、金運・開運のパワースポット。

 

・佐助稲荷神社には頼朝を出世させた伝説がある。

・佐助稲荷は、出世・開運・縁結びのパワースポット。

  • この記事を書いた人

おぐに

歴史と旅が好き。休みの日は、ツーリングや観光していることが多いです。

神奈川県の観光地を紹介していく予定です。

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