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簿記とは、会社の取引を帳簿に記すことをいいます。
会社の取引は決められたルールにのっとって記録されるので、簿記を身につければ誰でも会社の経営成績や財産の状況を知ることができます。
会社の経営状況を知ることができれば就職活動や投資で役立つでしょうし、不動産投資でも簿記の知識は必須となっています。
ここでは日商簿記試験を勧めていますが、簿記の構造を知ることができれば試験合格は必須ではありません。
ただ、資格試験を通して対象の分野を効率的に学ぶことが可能です。
日商簿記3級であれば、通勤時間や通学時間を利用して取得できますし、費用もそれほど掛からないので費用対効果も悪くありません。
会計・簿記は慣習、税金は法律という違いはありますが、簿記を学んで上級へステップアップすることで税金との関りも見えてきます。
最近では経理や役職者だけでなく、営業にも簿記は必須の知識とされています。
減価償却、原価率、財務諸表、売掛金、未払費、これらはビジネスで日常的に出てくる言葉です。
また、簿記3級から2級、税理士、会計士へとキャリアアップするための第一歩になります。
簿記3級を学ぶ際に必要なもの
簿記の勉強をするにあたっては、テキストと問題集が必要です。
本屋さんに行けばかなりの数の簿記関連の本が並んでいます。
実際に手にしてみて分かりやすいと思ったものを買うのが一番です。
過去問試験は試験のレベルを知るうえでとても重要です。
簿記はパターンが決まっているので、過去問をスラスラ解けるまで繰り返せば必ず合格できます。
簿記3級の勉強では、電卓も重要です。
良い電卓を買っておけば将来2級、1級、税理士、会計士とステップアップした際にも使えます。
何より良い電卓は日常においても使えます。
私の電卓は15年前に購入したものですが、今も現役で使っています。
電卓に最低限必要な機能
電卓のタイプを大別すると、カシオかシャープになります。
他にもキャノンやシチズン、コクヨ、馴染みのないメーカーもたくさんあります。
カシオとシャープとでは定額計算や定数計算の使い方に違いがあるので、一方のメーカーの電卓を使い続けると他方の電卓が使いにくくなります。
また、簿記試験では関数電卓や音の出る電卓は使えません。
横浜にある大手家電量販店には、カシオが6割、シャープが2割で、聞いたことがないメーカーが2割でした。
また、電卓に是非あったほうがいい機能があります。
私が電卓に最低限必要だと思う機能を挙げると、
・12桁以上が表示されること
・GT機能、メモリー機能があるもの
・00ボタンがあるもの
・サイレント機能つき
・早打ち機能がある
こんな感じです。
10桁だと大きな金額を計算するときに桁が足りなくなるので、12桁まで計算できるものがおすすめです。
GT機能の「GT」とは、グランドトータルの略で=ボタンを押すと加算されていきます。
例えば10、=、5×2、=、3-1、=、GTと順番に入力すると22となります。「=」を押すたびに表示されている数値が加算されていきます。写真の電卓はフリー素材のものですが、GT機能がありません。
「00」ボタンは、大きな単位を計算するときにあると便利です。写真の電卓には設置されてません。
サイレント機能は、自分のためというより周りへの配慮です。
自習室では、周りの人も勉強しているのでサイレント機能は必須です。
電卓について迷うのであれば、資格の学校で売っているものの中から選ぶというのもいいでしょう。
試験によっては使用できない電卓がありますが、資格の学校では試験で使用できる電卓を教えてくれることもあります。
私も資格の学校で5,000円程度の電卓を買いましたが、15年経った今でも現役で使っています。
日商簿記3級の試験概要
レベル | 基礎知識 |
出題数 | 5問 |
試験時間 | 120分 |
合格点 | 70%以上(70点) |
試験回数 | 年に3回 |
簿記の試験は、出題範囲が改定されることがあるので、ブックオフ等で古い問題集を購入して使っている人は注意が必要です。
詳しい範囲は日本商工会議所の簿記検定のページに記載があります。
日本商工会議所「簿記3級試験」
合格に向けた勉強方法は、過去問がポイント
簿記試験の勉強は、テキストと問題集を一つに絞って何冊も手を出さないことです。
テキストの1章を読み終えるたびに、それに対応する問題を解くと理解が進みます。
簿記3級の必要勉強時間は、50時間以上といわれています。
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