名所

国指定の名勝、鎌倉の「瑞泉寺」庭園と花の寺

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お盆休みなので鎌倉の二階堂エリアにある「瑞泉寺」に行ってきました。

瑞泉寺の営業時間は9時からなのですが、この日は8時30分頃には優に30度を超える暑さで、歩くだけで汗をかくほどでした。

 

瑞泉寺は、駅から遠く、バス停からも結構歩くのですが、過去にミシュランガイドに掲載されて☆を獲得していることから、毎日ひっきりなしに人が訪れています。

瑞泉寺縁起

瑞泉寺は、臨済宗円覚寺派の寺院で、山号を錦平山(きんぺいざん)といい、嘉暦2年(1327)に夢窓疎石(むそうそせき)を開山として建立されました。

また、瑞泉寺は鎌倉公方の菩提寺であり、関東十刹の第二位に列せられた由緒ある寺院です。

 

山号の錦平山は、裏にある山の紅葉がとても美しいから名づけられたそうです。

山深い境内にはいろいろな花が植えてあり、四季を通して様々な花が見れます。

 

開山の夢窓疎石(夢窓国師)は、後醍醐天皇や足利尊氏も深く帰依したといわれる高僧ですが、庭を造る才があることでも有名です。

京都の西芳寺(苔寺)を始め、岐阜の永保寺、山梨の恵林寺といった夢窓国師によって造られた庭園が各地にあります。

瑞泉寺の境内裏にある庭園も夢窓国師による作庭で、国指定の名勝になっています。

 

「創建は、嘉暦二年(1327年)、錦平山と号し、開山は夢窓疎石、臨済宗円覚寺派に属する。

偏界一覧亭も創建と同時期に建てられ、亭の前庭を兼ねた書院庭園もその頃に造られたものと思われる。

南北朝時代に入ると、鎌倉公方足利基氏が疎石に帰依したため公方の塔所となり、関東十刹に名を連ね、疎石派の拠点として関東禅林に重きをなした。

現在、境内に古建築は残っていないが、発掘復元された池庭と、十八曲して一覧亭にいたる登坂路の遺構はよく保存されている。また、寺背の山に多くのやぐら群を含む境内地がほぼ全域にわたって保持されていることは貴重である。

神奈川県教育委員会」

 

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瑞泉寺の境内

瑞泉寺といえば、庭園が有名ですが、敷地内には様々な花が植えてあり、四季折々の花を楽しむこともできます。瑞泉寺は花の寺とも呼ばれます。

瑞泉寺の案内図

 

瑞泉寺総門を越えた横道からは、天園ハイキングコースに入ることもできます。

ハイキングコースにはやぐら群があります。

 

瑞泉寺の敷地内は、自然にあふれていますが、蜘蛛の巣も張ってたりします。背が高い人は蜘蛛の巣に注意したほうがいいかも。

他にも虫が結構いました。

 

途中には男坂と女坂と呼ばれる石の階段があります。

写真は男坂と女坂の分岐点です。どちらの階段を登っても山門に着きます。

 

山門の近くには、吉田松陰の碑が建っています。

嘉永六年(1853)の5月、黒船が浦賀に来航し、吉田松陰は伯父が住職を務めていた瑞泉寺を訪れます。松蔭は伯父と共に鎌倉、江の島をめぐったそうです。

翌年には金子重之輔と共に密航を企てて果たせず、投獄されてしまいました。

 

瑞泉寺は文学とも深い関係を持ち、鎌倉時代には鎌倉五山文学の拠点だったそうです。

境内には近世の文人の文学碑を見ることができます。

山崎方代の歌碑「手の平に 豆腐をのせて いそいそと いつもの角を 曲りて帰る 方代」

 

久保田万太郎の碑「いつぬれし 松の根方ぞ 春しぐれ」

 

吉野秀雄の碑「死をいとひ 生をもおそれ 人間の ゆれ定まらぬ こころ知るのみ 秀雄」

 

階段を登ると瑞泉寺の山門があります。

瑞泉寺山門

 

山門をくぐった境内にもたくさんの植物が植えてありました。

 

山門をくぐって左に進むと瑞泉寺の鐘楼があります。

 

鐘楼の横に立つ地蔵

 

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瑞泉寺の本堂には、本尊の釈迦如来が安置されています。

手前横には鎌倉市の天然記念物、冬桜や黄梅が植えてありました。

 

瑞泉寺の大玄関、ぐるっと回った先で御朱印がもらえます。

 

庭園手前のお堂には、「どこもく地蔵」と呼ばれる地蔵様が安置されています。

 

今回は夏に訪れましたが、秋の季節が紅葉が見事で個人的にはおすすめです。

 

境内には休憩場所もありますので、疲れたら休みましょう。

 

国指定の名勝「瑞泉寺庭園」

瑞泉寺の見どころは、何といっても境内裏にある国指定の名勝、瑞泉寺庭園です。

神奈川県では、5か所が名勝に指定されていますが、瑞泉寺庭園の他は、建長寺庭園、円覚寺庭園、三渓園、山手公園です。

 

紅葉ヶ谷を囲む三方の山が天然の垣根をなし、わずかに開けた西の空に富士山を仰ぐこの地を選び、天台山、錦平山を背景として夢窓国師は庭園を作られました。

(中略)

借景の大庭園の広がるこの山頂に夢窓国師は小亭を建て、偏界一覧亭と名付けました。

岩盤を彫刻的手法によって庭園となした、「岩庭」とも呼ぶべきこの庭園は、書院庭園のさきがけをなすものであり、鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園なのです。

チケット裏の解説から抜粋

 

岩場に開いた大きな穴は天女洞と呼ばれています。

かつては橋の奥から偏界一覧亭に行けたらしいですが、今は一般公開されてません。

 

建物の裏側、柵があるのでこれより先には行けません。

 

小さな石の地蔵がたくさん設置されてました。

 

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交通アクセス

瑞泉寺は、バス停から少し歩きます。

大塔宮バス停から永福寺遺跡の前を通って、さらにそこから徒歩で数分かかります。

瑞泉寺は、永福寺前の通玄橋を渡った先にあります。

通玄橋を渡って4,5分ほど歩くと瑞泉寺の総門に着きます。

瑞泉寺の総門

 

所在地 神奈川県鎌倉市二階堂710
交通 JR「鎌倉駅」からバスで「大塔宮」バス停まで行き、徒歩15分
営業時間 9:00~17:00、入門は16:30まで
拝観料 大人200円、小中学生100円

 

 

瑞泉寺は、鎌倉の寺院でもアクセスがよくありませんが、駐車場があります。

ただし、途中の道は狭く、県外ナンバーの車が進むことができずに困っているのを見かけますから、あまり車はおすすめしません。

駐輪スペースもあるので、自転車やバイクでも訪れることができます。

瑞泉寺の駐車場

 

 

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