地域情報

横浜を代表する山下公園のバラ園

投稿日:2021年5月10日 更新日:

横浜では、3月27日から「ガーデンネックレス横浜」が開催されてます。

3月は桜、4月はチューリップ、5月はバラといったように、横浜各地で美しい花を楽しむことができます。

3月の桜は見ることができましたが、4月のチューリップは見逃したので、バラは必ず見に行くと決めてました。

 

ガーデンネックレス横浜は、2021年で第5回目を迎えます。

特にバラは横浜の市花なので市も力を入れており、5月からは「横浜ローズウィーク」が開催されます。

 

横浜を代表する山下公園のバラ園は人気スポットとなっており、私も毎年楽しみにしています。

昨年はバラ園の入口に柵が設けられてイベントは中止されましたが、今年は中に入ることができました。

山下公園の歴史

山下公園は、横浜市中区山下町にある横浜を代表する公園です。

1930年に関東大震災のがれきを埋め立てて開園したといわれています。

前が横浜港なので、港を行き交う船を眺められる開放的な公園です。

 

みなとみらいの夜景がきれいなので、カップルのデートスポットにもなっています。

山下公園から見える大さん橋方面の夜景

 

そんな山下公園ですが、太平洋戦争後はアメリカに接収され、敷地内にはアメリカ将校の住宅が建てられたといいます。

1954年頃から徐々に日本に返還され、公園として再整備されていきました。

現在は横浜の観光名所の一つとして多くの人が訪れる人気スポットです。

 

公園内には、「赤い靴はいてた女の子の像」「水の守護神像」「かもめの水兵さんの歌碑」「インド水塔」などのモニュメントもあります。

赤い靴はいてた女の子像

 

公園からは、横浜ベイブリッジ、横浜マリンタワー、大さん橋、横浜ランドマークタワーといった横浜の代表的な建物が見えるので観光名所にもなっています。

ランドマークタワー、観覧車などを背景に開放的なバラ園がとても素晴らしいです。

 

山下公園の未来のバラ園

山下公園のバラ園には、約160種、1,900株のバラが植栽されているそうです。

山下公園のバラ園の歴史

バラ園は公園のほぼ中央に位置し、開園当初は居留地時代のフランス波止場の雰囲気を残す舟溜まりでした。これを埋め立て作られたのが沈床花壇です。フランス式庭園を思わせるシンメトリカルな地割で花壇を配し、四季折々に美しい花が楽しめる場所となりました。

山下公園とバラの歴史は、開園の頃に寄贈されたバラを植えたのが始まりで、古くから受け継がれている歴史ある品種を中心に育てられ、来園者に親しまれていました。

その後、平成27年に横浜緑アップ計画「都心臨海部の緑花による賑わいづくり」の取り組みの一つとして再整備され、昔からのバラと新しいバラ、そして季節の花々の咲くバラとして再編されました。

 

バラ園があるのは公園中央の噴水広場の近く、前には氷川丸が係留されています。

とりあえず噴水広場まで行けば、近くに見事なバラが咲いてるので分かります。

広場の中央には、水の守護神像が立っています。ここから3分くらい歩けば中華街なので、この後中華街で食べ歩きもできます。

 

夜になると噴水広場の女神像がライトアップされます。

 

噴水広場の横には黄色、ピンク、白のバラが咲いてました。

 

山下公園でバラを見たときは大きさに驚きました。今まで見てきたものよりも、一回りも二回りも大きなバラでした。

 

赤と白のコントラストがお互いを際立たせてます。

紅白のバラはとても美しかったです。

 

山下公園バラ園の見どころ(案内板より)

・宿根草や一年草など四季折々に咲く草花を植栽することで、年間を通して花を楽しむことができます。

・ローズポールやローズゲートのつるバラやスタンダード仕立てのバラにより、立体的で多様なバラで演出しています。

・バラ園中央部は白いバラを中心に、周囲はフランスの庭園を思わせるビビッドな色彩でデザインしています。

・バラは一般的に管理が難しいと言われますが、このバラ園では病害虫に強い新たな品種のバラを採用し、維持管理が行いやすいバラ園を目指しています。

・「未来のバラ園」は、バラの歴史を過去から未来へと受け渡し、最先端のバラ園として進化し続ける、横浜のシンボルガーデンであり続けます。

 

未来のバラ園のバラの見頃は、5月上旬~5月下旬までです。バラと一緒に他の草花も植えてあります。

バラのアーチやオベリスクのバラが特に見事です。花期の長いバラを取り入れるといった配慮がされています。

 

バラのアーチ

 

 

バラのオベリスク

 

 

道の両脇にバラがびっしりと植えてあったので、歩くとバラの香りがしました。

 

とにかく見事なバラ園なので見ないと損します。

 

イベント

5月11日にバラ園を管理する人が見所を解説してくれるイベントがあります。

先着順で20名まで受付。

 

5月8日から23日までは、日没後から20時までは中央噴水広場がライトアップされます。

 

5月15日および16日は横浜トライアスロンの会場として利用されるので、入場が制限されます。

 

アクセス

所在地 神奈川県横浜市中区山下町279
アクセス JR根岸線「関内駅」から徒歩20分
みなとみらい線「元町中華街駅」から徒歩3分

 

 

おわりに

山下公園のバラ園は、港の見える丘公園のバラ園と並ぶ横浜を代表するバラ園の一つです。

花にはあまり興味がありませんでしたが、このバラ園で感動して興味を持つようになりました。

  • この記事を書いた人

侍従川

横浜で不動産仲介業とァイナンシャルプランナーをしています。

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