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どこからどこまでを「湘南」というのか?

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湘南の海

 

かなり昔のことですが、私が自動車の免許を取りに茨城の合宿所へ行ったときのこと、車を購入したらナンバーはどこになるかという話題が出て、「湘南ナンバー」と答えると、合宿仲間から格好いいと言われました。

このことがきっかけで初めて湘南のイメージが良いということを知りました。

 

無事に合宿を卒業して帰り、中古車を購入しましたが、ナンバーを見ると湘南ナンバーではなく、横浜ナンバーでした。

当時の私は鎌倉で一人暮らしをしていたのですが、鎌倉は湘南ナンバーだと勘違いしていました。

神奈川県に住んでいる人でも、鎌倉市が湘南ナンバーだと思っている人は多いようです。

別に車のナンバーだけでなく、他の事でも湘南がどのエリアを指すのか話題になることがあります。

 

これは湘南が指すエリアが必ずしも一致するとは限らないことからきます。

はい、実は湘南というのは漠然としていて、その時によってバラバラだったりします。

 

神奈川県のホームページにある「かながわシープロジェクト」では、湯河原から三浦までの相模湾一帯を湘南と定義しています。

しかし、これはあくまでも神奈川の魅力発信して観光客を呼び込むためのものなので、実際に湯河原や三浦が湘南といわれてもピンとこないのが本当のところだと思います。

 

湘南の由来

神奈川県の海の近くには、名前に湘南がついたマンション、町名、山など、湘南の名が付くものが多くあります。

湘南に海やサーフィンを思い浮かべる人も多く、湘南はおしゃれといったイメージを持つ人も多くいます。

名前に湘南がついたマンションの方がおしゃれで人気という理由で、湘南じゃないのに湘南の名前を付けてマンションを売り出す業者もいます。

 

 

湘南というのは、もともとは中国の洞庭湖の南のエリアを指す言葉といわれ、昔から風光明媚な地帯であった中国の瀟湘は瀟湘八景の舞台としても知られています。

中国人の先祖を持つ崇雪(そうせつ)が、寛文四年(1664)に自分の建てた大磯の鴫立庵(しぎたつあん)に「著盡湘南清絶地(ああしょうなんせいぜつのち)」と刻んだのが残っており、記録としては最も古いものだそうです。

昔は相模の国と呼ばれたので、相模の相にさんずいをつけて「湘」とし、以後は相模の南部を湘南と呼ぶようになったそうです。

 

日本最初の海水浴場がどこかは諸説ありますが、有名なのが大磯です。

陸軍軍医総監だった松本順が山県有朋に健康に良いと説いたことで、大磯に海水浴場が開かれました。

その後、大磯は別荘地となって政府の要人の別荘が数多く並びました。

 

現代の多くの人がもつイメージとしては、大磯、平塚、茅ケ崎、藤沢あたりが湘南という認識ではないでしょうか。

あとは鎌倉や逗子、葉山が入るかといったところです。

逗子は日本のウィンドサーフィン発祥の地といわれ、また、葉山も日本のヨットレース発祥の地といわれています。

加山雄三、石原裕次郎といった芸能人も、おしゃれな湘南というイメージに一役買っています。

おしゃれな神奈川のイメージは、映画や鎌倉、逗子に葉山の影響が強いですね。

 

横須賀の湘南鷹取は、三浦半島のどちらかというと東側の山にあり、湘南とは関係ないのに、湘南の名がついています。

横浜市内にも、イメージがよいという理由で名前に湘南がついているマンションがあります。

 

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鎌倉や逗子の車は、湘南ナンバーではない

私の身近にいる横浜市民に、鎌倉は湘南ナンバーか聞いたところ、「そうだ」という答えが返ってきました。

こんな感じで神奈川県民でも鎌倉や逗子の自動車は湘南ナンバーと勘違いしている人がいます。

 

神奈川県には、「横浜」「川崎」「相模」「湘南」の4種類のナンバーがあります。

 

横浜ナンバー

横浜市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、葉山町、三浦市

川崎ナンバー

川崎市

相模ナンバー

相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛甲郡愛川町、清川村

湘南ナンバー

藤沢市、茅ケ崎市、平塚市、二宮町、小田原市、寒川町、小田原市、秦野市、伊勢原市、大磯町、南足柄市、箱根町、真鶴町、湯河原町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町

 

神奈川県のナンバーの種類

出典 神奈川県運輸支局 神奈川県のナンバーの種類

 

湘南エリアは時代によって変化してる

「かながわシープロジェクト」では、湯河原から三浦までの相模湾一帯が湘南エリアとなっていますが、実は時代によって湘南のエリアは変化しています。

 

明治の頃は、相模川の西側を湘南といったといわれています。

 

湘南地域県政総合センターといった行政では、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町がエリアになっています。

気象庁の区分では、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町、大磯町、二宮町がエリアになっています。

行政でも気象庁の区分でも、また、自動車のナンバーのいずれの湘南もエリアが同じではありません。

 

そもそも湘南が神奈川県の南部を指すように、湘南自体が漠然としたものなのです。

湘南のエリアが湯河原から三浦までといわれても、ピンとこないだけで間違ってないわけです。

 

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おわりに

最近まで鎌倉の近くに住んでましたが、別のところに引っ越すことになりました。

鎌倉の前は葉山の図書館の近くに住んでましたが、この辺りは横浜や東京と比べると交通の便が悪く、おしゃれというより田舎です。

湘南にあこがれる人は多いのですが、海がそれだけ人を惹きつける魅力を持っているからといえます。

高速道路を使えば横浜や東京まで1時間なので、湘南や逗子、葉山には経営者の人も多く住んでいます。

 

神奈川南部は、海だけでなく山も多いので、子供を育てる環境には適していると思います。

サーフィンをやっている子供が多いのもこのエリアの特徴です。

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