葉山しおさい公園は、御用邸の隣にある公園です。
しおさい公園がある場所は、昭和天皇の皇位継承の地とされており、敷地内には昭和天皇が研究していたものを展示している「葉山しおさい博物館」もあります。なので、皇室フリークには欠かせない公園となっています。
そんな葉山しおさい公園に、サイクリングがてら行ってきました。
葉山へは横須賀と逗子を経由していきました。
国道16号線で横須賀市の船越町まで行き、そこを曲がって逗子駅前を通り、渚橋から海沿いを走って行きました。
横浜から葉山までは自転車で片道2時間くらいなので、ちょっとした運動になります。
途中にある鐙摺(あぶずり)城跡と森戸神社に寄りましたが、なかなか良い眺めでした。ただ、鐙摺城址の方は山頂までの道が雑草で足元が見えない状態でしたから、行く人は気を付けてください。
鐙摺城址(旗立山)の上に登る道
葉山に入りました。
あるアンケート調査(忘れた)では、葉山は住んでみて満足度が神奈川で2番目に高いそうです。
森戸にある源頼朝も褒めた千貫松です。
葉山しおさい公園までは、船越町交差点から逗子に入るまでの坂だけがきついですが、それ以外はほとんど平坦な道のりです。
なんやかんやで葉山しおさい公園に到着しました。
ここの公園は有料なので、平日はお客さんが少なめです。博物館が無料なので、それも考慮すると安いと思います。
目次
葉山しおさい公園の概要
葉山しおさい公園は、葉山御用邸の付属邸跡地に整備された公園で、敷地内には博物館や日本式庭園、滝(噴井の滝)などがあります。
昭和62年(1987)6月3日に開設されたとされ、海側からは葉山の海や伊豆半島などが一望できます。
天気が良ければ富士山も見えるのですが、この日は曇っていて富士山は見えませんでした。
この公園がある場所は、昭和天皇が皇位継承をされた昭和発祥の地といわれています。
園内には様々な植物が植えてあるので、四季折々の景色を楽しむことができます。
開園時間 | 午前8時30分から午後5時まで(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 月曜日・国民の祝日の翌日・年末年始 |
入園料 | 大人300円・小人150円 |
葉山しおさい博物館では、主に葉山周辺の海の生物や昭和天皇が研究された標本などが展示されています。
昭和天皇は生物学者だったので、研究されたヒドロ虫類が展示されています。
タカアシガニといった普段なかなかお目にかかれない生き物の標本も見れます。なので300円は安いです。
しおさい公園の入口で入園料300円がかかりますが、博物館は無料です。博物館はなかなか見応えがあるので、全体で300円と考えればむしろ安いです。
葉山しおさい公園・博物館マップ
公園内の様子
葉山しおさい公園では、つつじや紅葉が見れるので季節を変えて楽しめます。
海の近くの道の両脇にはクロマツが植えてあります。
一色海岸の砂浜には出れませんが、海は目の前です。
電柱がと電線が邪魔です。
潮見亭という茶室があります。
公園内の日本庭園です。
池には鯉が泳いでます。
噴井(ふけい)の滝です。
落差3mの滝で、湧水部が力強く水を噴き上げる井戸型をしていることから名がついたという説があるそうです。
葉山しおさい博物館の入口です。
葉山しおさい公園のアクセス
所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町一色2123−1 |
駐車場 | あり |
駐輪場 | あり(バイク・自転車) |
電車バス | JR線「逗子駅」または京急線「逗子葉山駅」からバスで「一色海岸」バス停下車 |
おわりに
葉山しおさい公園は駅から遠く、アクセスは良くありませんが、駐車場が無料で利用できます。
また、三浦半島の海沿いのルートは、ツーリングやサイクリングで人気なので、自転車やバイクに乗る人は途中で寄ってみることをおすすめします。
今回の感想
公園内からは富士山や海が見え、四季折々の植物を楽しめます。
博物館もありますが、落ち着いた雰囲気の公園なので、子供よりも大人におすすめの公園だと思います。
一通り見学した後、のんびりと海を見ながらか帰りました。
写真は田越川と渚橋です。