横浜市の磯子区と金沢区に用事があって行ったら桜が見事だったので、ついでに横浜市南部の桜の名所をまわってみることにしました。
スマホで桜の名所を検索して見つけたのは、金沢区の金沢自然公園、野島公園、富岡総合公園、磯子区と港南区にまたがる久良岐公園の4つの公園です。
いずれの場所も桜の名所として紹介されていたので訪れたのですが、桜の種類が違うのか、開花状況に少し違いがありました。
富岡総合公園の桜
富岡総合公園は、横浜市金沢区にある約21haの面積を誇る総合公園です。
富岡総合公園では、車の通り沿いから桜が見えるので、桜の時期はあえて通るようにしています。
富岡総合公園の駐車場は普段は空いてることが多いのですが、桜の開花時期は満車で空いてないので、路駐している車も多かったです。
中高年に交じって小学生の子供もお友達と一緒にお弁当持参して花見してました。
「可愛らしいですね」
屋台も出て賑わってました。この公園は道路沿いに桜が並んでるので利用しやすいです。
ただし、最寄り駅が新杉田?それとも京急富岡?いずれにしても駅から遠いのが難点です。シーサイドラインの南部市場か鳥浜の方が近いです。
野島公園の桜
野島公園は、横浜市金沢区にある野島にある公園です。
島へ橋が架かっているので車で往来できます。
野島公園には展望台や伊藤博文の旧別邸があり、安藤広重の野島夕照でも描かれているように、昔からの観光地になっています。
野島公園の桜です。ポツポツある程度で規模としてはそれほどではありませんでした。
野島公園には小さいですが有料駐車場があります。有料駐車場は1時間まで200円・それ以降100円です。
公園内に野球場があり、展望台からは天気が良ければ富士山が見えることもあります。
伊藤博文の旧別邸です。開園時間内なら中を見学できます。
また、庭にボタン園があります。ボタン園の見頃は、4月~5月頃です。
金沢自然公園の桜
金沢自然公園は、園内に動物園があり、60ha近い面積を誇る横浜市南部で最も大きな公園です。
金沢自然公園には、動物園も含めて2000本の桜の木があるそうです。
園内は植物区と動物園に分かれており、遊具広場には長いすべり台があり、小学生が順番待ちをしているほどの人気です。
自然公園の難点として、広すぎて桜を見ようと思ったら坂を上り下りしなければいけない点です。
大きなソメイヨシノの木です。
しだれ桜も見事でした。
コヒガンザクラという種類のさくらです。桜にも結構種類があるようです。
長いすべり台は子供たちにいつも人気です。平日でしたが春休みなのでいつもより賑やかでした。
菜の花も見事でした。
「さるすべり」という木です。猿もすべることから名付けられたそうです。
みずの谷近くの桜は、満開の桜と5分咲き位の桜が入り混じってる感じでした。
久良岐公園の桜
久良岐公園は、横浜市磯子区と港南区にまたがる約23haの広さの公園です。
久良岐公園には桜の森があり、公園はこの周辺の桜の名所となっています。
園内には、実際に横浜市内で走っていた市電が保存されてあって、遠くから見ることができます。
桜の名所というだけあって普段より混んでました。久良岐公園に初めてガードマンがいるのを見ました。
久良岐公園の有料駐車場は、2時間まで300円、それ以降30分ごとに50円です。
駐輪場は無料です。
駅からは遠いので車かバイクがおすすめです。
桜の森には、桜の木しかないので圧巻でした。ただ、満開までにはあと数日といったところでした。
久良岐公園の桜も満開の木と3分、5分咲き位の木がありました。この木は満開でした。
桜の森を上側から撮りました。写真には写ってませんが、花見客も上側にたくさんいます。
桜の森を歩いてみました。
この木はほぼ満開でした。
園内に実際に横浜市内を走っていたという市電が保存されてます。
横浜市電1156号の解説です。
1972年まで横浜市内を市電が走っていたとは驚きです。現在は役目を終えてここで安置されてます。
今回訪れた桜の名所の個人的おすすめ度
今回まわった個人的な桜のおすすめ度を5点満点で勝手に点数をつけてみました。
富岡総合公園(4点)
野島公園(2点)
金沢自然公園(3点)
久良岐公園(5点)
金沢自然公園は桜の木がたくさんありますが、移動が少し面倒なので評価を下げました。
ついでに次の日訪れた大岡川の桜も紹介します。大岡川沿いも桜が有名です。