前回の続きで今回は逗子から湯河原まで行きました。
1日目と2日目はどちらも80キロ以下の距離でしたが、今回は往復140キロと長めなので少し早めの8時前に出発しました。
以前は逗子から小田原城まで毎週のように行ってましたが、小田原駅から向こうはあまり行かないので少しわくわくしながらの出発でした。
逗子から湯河原のサイクリングコースの見どころ
逗子から湯河原までは海側のサイクリングコースが人気です。
こっちは東京や横浜と違って高い建物が少ないので、山と海の自然あふれる絶景が見どころです。
今回は江ノ島から国道134号線を走りましたが、湘南海岸サイクリングロードで砂浜沿いを進めば海を見ながら走ることも出来ます。
ただ、湘南海岸サイクリングロードは歩行者が多く、砂が堆積してスピードを出すことは無理なので、サイクリングロードなのに自転車向きではありません。
国道134号線は、江ノ島から大磯まで走りやすく自転車でもスピードを出せますが、車は法定速度を上回るスピードで追い抜いていきますし、大型車両の交通量も多いので、自転車初心者にとっては恐いと思います。
恐い場合はサイクリングロードや歩道を走るのも手です。
大磯から大磯城山公園近くまで海が見えるサイクリングロード(太平洋岸自転車道大磯区間)もあります。
小田原の早川から真鶴までの区間の海の絶景も素晴らしいです。
真鶴半島の先の三ツ石も人気の絶景スポットになっており、真鶴駅から真鶴半島自然公園まで坂は多いですがここも人気のサイクリングコースです。
逗子から江ノ島まで
この日は前日より遠い距離を走るので、逗子は8時に出発しました。
出発して数分で高養寺前に着きます。高養寺の前からは不如帰の碑が見えます。干潮の時には碑まで歩いて行くことが出来ます。
由比ヶ浜海岸は日中は海水浴客用の時間なので、朝はサーフィンする人で賑わってました。犬を散歩させてる人も多いです。横浜は小型犬を多く見ますが、鎌倉は大型犬をよく見かけます。
海岸沿いを走るこのコースは人気のサイクリングコースになってます。前の小山を抜けると天気がいいときは富士山が目の前に広がって見え、なかなか迫力ある光景です。
稲村ヶ崎はかながわの景勝50選の一つです。美しい夕日が見れることでも有名です。
七里ヶ浜も夕日の絶景スポットとして知られています。眺めが良いので駐車場はいつも混雑してます。
鎌倉高校前の踏切は中国人の観光地になってます。線路内に入ったり、車を止めて写真を撮る観光客もいて問題になってます。
藤沢一の観光名所といえば江ノ島です。
江ノ島には弁財天を祀った江島神社があります。島なので四方は海や岩場の絶景を見ることが出来、古くから修行の地として知られた場所なので島内に史跡や碑がたくさんあります。
古くは一般人は入れなかったようですが、江戸時代には人気の観光地になったそうです。浮世絵にも描かれました。初日の出スポットにもなってます。
江ノ島から小田原まで
江ノ島から平塚の柳島までは、サイクリングコースを走れば海を見ながらのサイクリングを楽しめます。自転車で走りやすいのは国道134号線なのでこちらを走ります。
江ノ島から大磯までは道路はデコボコ少なく、信号の間隔も長いので、この区間が一番走りやすかったです。
海岸の近くですが、道路に沿って砂防林が続くので湘南大橋まで海は見えません。
ちなみにサイクリングロードはこんな感じで砂が堆積して自転車では走りにくいです。
トラスコ湘南大橋に到着です。この橋は眺めが良く、橋の上からは富士山、相模川、相模湾を見渡せます。
小田原まで自転車で行くだけなら道路を進むのが早いですが、大磯港から自転車道で走るのもおすすめです。
自転車道の前は西湘バイパスが通ってますが、その向こうは湘南の海が広がっていて眺めが良いです。
さらに大磯から小田原までは国道1号線を進むと着きます。ここからは海が見えない区間です。
逗子から小田原までは坂が少ないのでサイクリング向きだと思います。
小田原から湯河原まで
この辺りまで来るとサイクリングしてる人をやたらと見かけます。
横浜から小田原まで片道約50キロなので、サイクリングにはちょうどいい距離です。途中の道は比較的町の中を通るのでトラブルにも対処しやすいです。
逗子からここまでロードバイクなら1時間30分くらい、クロスバイクなら2時間少しくらいかかります。私の知り合いに平均時速40キロと豪語してる人がいますが、日頃から走り込んでる人なら可能なのでしょう。
小田原駅前はあまり詳しくないので少し散策しました。
時間に余裕があったので小田原城にいこうと思いましたが駐輪場がありませんでした。ちなみに自転車を押していけば敷地内に入っていけます。
早川口を小田原漁港に進んでいきます。
この道はユーチューブでも太平洋岸自転車道として紹介されてますが、途中の幅が狭いところもあって慣れないと恐いかもしれません。
小田原から真鶴までは坂が多くアップダウンを繰り返しますが、高台から海を一望できるのは魅力です。
今回走ったサイクリングコースでは、この区間の眺めが一番絶景でした。
かつて真鶴パーキングエリアがあった場所には駐車場とトイレが今もあります。いつもここで休憩させてもらってます。
行きの自転車ロードは海沿いを通りますが、戻りの自転車ロードは山側を通ります。
この写真近くの根府川駅は海が見える駅として知られています。
小田原から15キロくらい走ると真鶴駅に到着します。
さらに真鶴から3キロくらいで湯河原に着きます。
湯河原駅前に立つ土肥実平と奥さんの像です。
土肥実平は、源頼朝が挙兵すると相模の豪族中村党を率いて馳せ参じ、有力御家人として活躍しました。
安芸の小早川氏の祖としても知られています。小早川家は、隆景の養子になった秀秋の代で断絶しましたが、明治時代に再興したそうです。
海が見えるサイクリングコース
今回のサイクリングで海が見えるのは、逗子から江ノ島、江ノ島から柳島の湘南海岸サイクリングロード、早川から真鶴までの区間です。
サイクリングロードとして全体的に走りやすく、海の眺めもいいのでいい気分転換ができました。
足がつるのは水分不足という話をテレビでやってたので十分に水分を摂ってましたが、それでも3日間のサイクリングで体重が3キロ減りました。数日後1キロ戻りました。
今回は海を中心にしたサイクリングコースを紹介しましたが、神奈川は山もサイクリングに適したコースが多いです。
サイクリングコースが充実してるのも神奈川の魅力です。