横浜マリンタワーが工事で一定のあいだ閉鎖されると聞いて行ってきました。
横浜マリンタワーといえば、かつては山下公園と並ぶ横浜の代表的な観光スポットでした。
ランドマークタワーやみなとみらいエリアが誕生したことで、横浜の観光スポットも増えたため影が薄くなりましたが、それでも横浜市民に愛されてるのがマリンタワーです。
横浜マリンタワーは、どうしてもランドマークタワーと比較されがちです。
確かに横浜マリンタワーは、ランドマークタワーと比較すると展望フロアは低いかもしれませんが、マリンタワーにはマリンタワーなりの個性というかレトロな雰囲気があって、ランドマークタワーよりも好きという人は多いです。
横浜マリンタワーについて
横浜マリンタワーは、横浜開港100周年を記念した際、横浜港を象徴する建物の建設計画によって1961年(昭和36年)に完成しました。
開業以後、横浜マリンタワーは横浜のシンボルとして親しまれてきました。
2006年には、横浜開港150周年に向けたリニューアル工事が行われ、無事2009年にリニューアルオープンしました。
2019年の4月から3年間、工事のため再び閉鎖されることになりました。
当分見れなくなるそうなので、見るなら今のうちです。
横浜マリンタワーは、灯台としての機能も持っており、ギネスブックにも世界一高い灯台として記録されていたそうです。しかし、重要性が低いことから今は廃止されています。
2019年の現在、展望フロアへの入場料は、大人750円、中高生500円、小学生250円、幼児200円、3歳未満無料となっています。
入場時間は、午前10時から午後10時30分で、最終受付は午後10時までとなっています。
チケットは、1階で購入できます。
1階には、カフェやレストランがあり、2階にはおみやげの店もあります。
横浜ランドマークタワーへのアクセス
住所 | 神奈川県横浜市中区山下町15番地 |
電車 | みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩1分・JR石川町駅から徒歩15分 |
クルマ | 首都高速横羽線「山下町」または「横浜公園」出口 |
付近にコインパーキングがあります。
横浜マリンタワーは、山下公園前の道路を挟んだ反対にあり、公園内からも見えます。
2018年11月22日(木)~2019年3月31日(日)の期間は、ウインターイルミネーションと題してマリンタワーがライトアップされています。
横浜マリンタワーからの夜景
訪れた時間が夜6時30分だったので、本格的な夜景には早いかもしれませんが、一応撮りました。
少し前に普段から使っていたカメラが盗まれるという事件があったのでスマホで撮っています。
横浜マリンタワー内に置いてある資料を開くとどの方角に何があるかが分かるようになってます。
横浜マリンタワーの展望フロアは、30階で94mの高さがあります。
展望フロアから富士山も見えます。横浜市の沿岸部で富士山を拝むことができる数少ない場所です。
空気が乾燥しやすい冬場であれば、丹沢、三浦半島、房総半島なども見えるかもしれません。
みなとみらいの夜景も良く見えました。夜景を改めて見ると東京まで明かりが続いていて、東京から横浜まで大きな街なのがよく分かります。
ちなみにマリンタワー開業時は、ビルも少なく、かなり向こうまで見渡せたそうです。
同じ場所の写真でもライトアップによって随分と印象が変わるんだなと思いました。
上の写真は6時30分頃で、下の写真は7時過ぎに撮りました。
右下が山下公園です。みなとみらいの夜景を見るにはホテルが邪魔です。
夜になると山下公園は真っ暗ですが、公園前にある氷川丸はライトアップされてました。
他の観光客に教えてもらったのですが、富士山の右側の山が丹沢らしいです。
本牧ふ頭方面です。道を通る無数の車のライトも上から見ると違った印象を受けます。
横浜ベイブリッジもよく見えました。こちらは工場地帯なので殺風景です。
写真の右に写っている林のような場所が、港の見える丘公園のフランス山地区です。
天気の良い日中だと、展望フロアから房総半島が見えることもあります。
さらに乾燥していると、八景島が見えることもあるそうです。
横浜マリンタワーは、恋人の聖地として認定されています。
横浜マリンタワーで結婚式を挙げることができます。ここで結婚式を挙げるとプレートが保管されるみたいです。
階段の両隣には、たくさんのプレートが貼ってありました。
まとめ
・横浜マリンタワーは横浜を代表するシンボル
・30階の展望台の高さは94m
・美しい夜景が楽しめる
・天気が良ければ富士山が見える