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横浜三塔が見えるスポットをめぐって願いを叶えよう

投稿日:2019年4月14日 更新日:

横浜三塔を一望できるスポットをすべてまわると願いが叶うといった話があります。

そんな話を思い出して横浜三塔をめぐってきました。

横浜三塔が同時に見えるスポットには、足元に目印が設置されています。

全てのスポットをまわっても半日で済むので、横浜観光の際にまわってみるのも面白いと思います。

横浜三塔とは

横浜三塔というのは、横浜港に入る船が目印にしていたという「キングの塔」「クイーンの塔」「ジャックの塔」の三塔をいいます。

 

キングの塔は高さ48.6mを誇り、建物は1928年に完成し、現在は神奈川県庁本庁舎として使用されています。

昭和3年(1928年)に完成した神奈川県庁本庁舎は、小尾嘉郎氏の案をもとに設計したといいます。

 

 

クイーンの塔は、高さ51.46mになり、三塔で最も高い塔です。

建物は1934年に完成し、現在は横浜税関として利用されています。

案内によると、1859年の横浜開港時、現在の神奈川県本庁舎に神奈川運上所という関税の徴収を行う場所が設けられました。

この運上所は、やがて税関と名前を変え、二代目税関庁舎の完成によって移転します。その後、大震災によって建物は被害にあいました。

結局、三代目税関庁舎として1934年に現在の建物が完成しました。

 

 

ジャックの塔は、塔の高さが36mと一番小さいですが、1917年に完成した最も古い塔です。

赤と白のレンガ岩の組み合わせが美しい、時計が埋め込まれた西洋式の塔です。

ジャックの塔は、開港記念横浜会館として建設されました。

個人的にジャックの塔が一番美しいと思っています。

 

横浜三塔が見えるビュースポットは4か所

キングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔を一望できるスポットが周辺に4か所あり、全てをまわると願いが叶うという伝説があります。

ビュースポットの場所は、神奈川県庁前、大さん橋くじらのせなか、象の鼻波止場、横浜赤レンガ倉庫に設置されています。

これらの場所はお互い近くなので、4か所を歩いてまわっても半日もかかりません。

 

黒で四角く囲んであるのが横浜三塔で、赤で丸く囲んである場所がビュースポットのある場所です。

 

4か所の中で一番探すのに苦労したのが大さん橋のビュースポットです。

大さん橋は、通称くじらのせなかと呼ばれる屋上にビュースポットがありますが、屋上からは広い範囲で三塔が見えるので、ビューポイントを探すのに10分以上かかってしまいました。

大さん橋からは、入口近くからでも三塔が見えますが、ビューポイントは一度一番奥まで行く必要があります。

 

三塔が見えるビュースポットには、足元に写真のような目印があります。

   

左から赤レンガ倉庫、大さん橋、象の鼻、神奈川県庁前のビュースポットです。

神奈川県庁のビューポイントは、現在工事中のために撤去されてました。

 

神奈川県庁前

みなとみらい線の日本大通り駅から徒歩1分の場所にあるのがキングの塔(神奈川県庁)です。

ビューポイントは、神奈川県庁の前の道路を挟んだ反対側の歩道にありますが、2019年4月現在は一時的に撤去されています。

 

お知らせが工事現場の柵に貼ってありました。

 

ビューポイントは撤去されてますが、何とか三塔を同時に見ることができます。

左からジャックの塔、キングの塔、クイーンの塔です。

 

カメラだと写真に何とか収まりましたが、スマホの場合は収まりきりませんでした。

 

横浜赤レンガ倉庫

次に訪れたのが横浜赤レンガ倉庫です。

 

横浜赤レンガ倉庫の敷地内のマップには、横浜三塔一望スポットの場所が書かれてましたので、迷うことなく見つかりました。

イベントがある土日は、赤レンガ倉庫の敷地内はかなりの人で混雑します。

 

マップのおかげで容易にビュースポットを発見できました。

横浜赤レンガ倉庫のビューポイントには三塔の位置関係が描いてあります。

 

ビューポイントから見た横浜三塔です。左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔です。

 

赤レンガ倉庫のビューポイントからは、象の鼻波止場が目の前でした。

ジャックの塔だけ小さすぎるので拡大しました。向かいの象の鼻パークが賑わってます。

 

赤レンガ倉庫は夜景がきれいでデートにおすすめ

 

象の鼻波止場

象の鼻波止場は、横浜赤レンガ倉庫のビューポイントの目の前です。

横浜赤レンガ倉庫から見た象の鼻波止場

 

横浜赤レンガ倉庫から象の鼻波止場は目の前ですが、海を泳いで渡るわけにはいかないので、象の鼻へはぐるっと迂回して行きました。

 

象の鼻波止場にある横浜三塔ビューポイントです。

 

左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔ですが、ジャックの塔が先端がかろうじて見える程度です。

 

ジャックの塔を拡大したものですが、何とも微妙です。

象の鼻パークがオープンする前は、ビューポイントは3か所でしたが、そのまま3か所で良かったような気もしました。

 

横浜港発祥の地?「象の鼻パーク」の散策

 

大さん橋のくじらのせなか

最後に行ったのが大さん橋の通称「くじらのせなか」と呼ばれる屋上です。

訪れたのが土曜日だったので人がたくさんいました。

 

ビューポイントの場所が分からず10分ほど探してしまいました。大さん橋はどこからも三塔が見えるせいで、見つけるまでに時間がかかってしまいました。

 

ビューポイントの場所は、マップでは足跡が書いてある場所です。

 

大さん橋のビューポイントがこちらです。

 

左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔が見えます。

 

ビューポイントにあった解説です。

「「同時にすべて見える3つのスポットを1日で巡ると願いが叶う」という横浜三塔物語。ここはそのスポットの一つで、三塔とは、神奈川県庁(キング)、横浜税関(クイーン)、開港記念会館(ジャック)を指します。」

以前は、象の鼻がなかったので、3つのスポットでしたが、現在は象の鼻にもビュースポットが設置されています。

 

これで全てのスポットを1日で巡りましたので、後は願いが叶うのを待つだけです。

 

まとめ

・神奈川県庁(キングの塔)、横浜税関(クイーンの塔)、開港記念会館(ジャックの塔)を横浜三塔といいます。

・横浜三塔が見えるスポットを1日で巡ると願いが叶うという伝説があります。

・横浜三塔が見えるスポットは、「神奈川県庁前」「横浜赤レンガ倉庫」「象の鼻」「大さん橋」の4か所あります。

 

  • この記事を書いた人

侍従川

横浜で不動産仲介業とァイナンシャルプランナーをしています。

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