10月の中旬に横須賀の観音崎にある「横須賀美術館」に行ってきました。
前回訪れたときは新型コロナウィルスの影響で休業してましたが、6月から再開してたようです。
せっかく横須賀美術館まで来たので、少し先の観音崎公園にも寄りました。
テントを張ってバーベキューをしてる家族がいました。公園内でのバーベキューも出来るようです。
公園入口の食堂で食事をした後、横須賀美術館まで歩いてみましたが、海が目の前なので歩いていて気分が良かったです。
横須賀美術館では、美術館が収集した作品、寄贈された作品などを展示しています。
観音崎の魅力
横須賀美術館は観音崎公園内にある美術館なので、観音崎の魅力についても触れます。
観音崎は日本で最初の洋式灯台が建てられた場所で、現在の灯台は三代目になります。
料金(200円)を払って灯台の中に入ることができます。
受付がある建物は資料室になっていて、灯台の歴史に触れることができます。
現在では洋式灯台は日本各地に建ってますが、観音崎灯台の灯台は登ることができる珍しい灯台です(神奈川で一つ)。
灯台の上からの眺めはなかなか素晴らしいです。天気が良ければ房総半島の山の岩肌まで見えます。
ここは横須賀市内ですが、隣の横浜よりも房総半島の方が直線距離では近いです。
観音崎は東京湾に突き出るようにした地形なので、東京湾を行き来する客船やタンカーも比較的近くに見えます。
写真はスマホで撮ったものですが、スマホを拡大したものでも十分見えます。
公園の階段を登った先にレンガ造りの建造物がありますが、これは明治時代に造られた砲台の遺跡です。
旧日本軍の軍事施設だったので、かつては一般人の立ち入りが禁止されてました。廃墟好きや、歴史を感じたい人にも楽しめる場所です。
広くはありませんが、バーベキューができるエリアもあります。
観音崎は、かながわの景勝50選の一つに選ばれた景勝地としても優れた場所です。
海だけでなく、森もあるので、自然と触れ合うにはもってこいの場所です。
岩場の潮だまりには海の生き物がいて、森も道が整備されているので歩きやすいです。
観音崎はゴジラが上陸した場所みたいです。
親子で一日楽しめる公園です。
海が目の前の横須賀美術館
観音崎公園内にある横須賀美術館は、目の前が海、後ろは森に囲まれている、自然あふれる美術館です。
横須賀市制100周年を記念して2007年にオープンしたので、比較的新しい美術館です。
横須賀にあるだけあって、展示されている作品は横須賀や三浦の芸術家のものばかりでした。
建物には、美術館の他にレストラン、ミュージアムショップなどが入ってます。レストランはコロナでも満席になるほどの人気でした。
芝生があるのが海の広場といわれるエリアです。
建物の前には東京湾が広がっています。眺めは観音崎灯台や岩場の方が良いかもしれません。
美術館の展示には、企画展と常設展があります。企画展の料金はその都度違います。
横須賀美術館利用案内(常設展)
入館料:一般380円、高校・大学・65歳以上280円、中学生以下無料
開館時間:10時~18時
休館:第1月曜日および年末年始(12月29日~1月3日)
館内は撮影禁止ですが、主に横須賀の芸術家の作品を展示してました。
美術館に入ってみると、天井が吹き抜けになっていたり、通路が上下に立体的で通っていて迷路みたいです。
建物はガラスが多く使用されていて、何だか幻想的でした。
恋人の聖地と書いてある碑が置かれてましたが、確かに景色が良い場所です。
東京湾なので、コンテナ、タンカー、フェリー、観光船といった船が見れます。横須賀港へ行く船も前を通るので、潜水艦や護衛艦が見れることもあります。
訪れた当日は、横浜のランドマークタワーや房総半島まで見えました。天気が良ければスカイツリーも見えます。
森側は屋上に通じてるので、こちからも建物に入れます。
横須賀美術館へのアクセス
所在 | 神奈川県横須賀市鴨居4-1 |
アクセス | 浦賀駅または馬堀海岸駅から、観音寺行きのバスに乗る |
自動車の場合は、横須賀美術館の地下に駐車場があります。
駐車場は、普通車は1時間320円で、1時間以降30分毎に160円です。バイクは1回210円です。
利用時間は、8時~22時です。
ひとこと
普段はあまり美術館に行きませんが、ここの美術館なら海も山も楽しめるのでおすすめです!