横浜市港北区にある「岸根公園」は、太平洋戦争後にアメリカによって接収され、基地として使われた歴史のある比較的大きめの公園です。
公園は、横浜市営地下鉄の岸根公園駅からわずか1分とアクセスが良い立地にあります。
市街地にある割には公園は広々としており、園内には野球場や県立武道館といった施設もあります。
公園の中央にある「忍者とりで」は、子供たちに人気の遊具広場で、ローラー滑り台もあります。
「ひょうたん原っぱ」は園内で一番大きな広場で、ボール遊びやペットを散歩させている人も多く見かけます。
また、公園内には約140本の桜も植えてあり、梅や山茶花といった花を園内で見ることができます。
岸根公園の歴史
広々とした芝生の広場と明るい樹林、入口の大きな広場などが印象的な公園は、昭和15年に防災緑地を兼ねた総合運動施設を持つ公園として計画され事業が始まりましたが、戦時中には整備が中断、軍の基地となっていました。
戦後は米軍に接収されていましたが、部分解除により昭和45年から再び整備を始め、昭和46年に一部公開、昭和48年には全体が解除され、買収により取得した民有地とあわせて新たに全体の整備計画を立て、軟式野球場、芝生広場、運動広場などを整備し全面公開されました。
昭和57年には公園の東側の一角に県立武道館が建てられ、その後昭和60年には地下鉄が延伸。岸根公園の駅が開設されてたいへん便利になりました。
最近は、芝生広場の一部分から篠原池にかけて、斜面を利用した流れが整備され、再整備された西側の遊び場とあわせて子どもたちの人気を集めています。
引用元 横浜市 環境創造局
岸根公園
岸根公園マップです。市営地下鉄の駅は北側にあります。
岸根公園の面積は、140,587㎡になります。面積でみると、そこまで広くはないようです。
公園内には、トイレが2か所あります。東側(駐車場があるところ)と南西側です。
無料貸し出しのサービスがあるのは珍しいです。砂遊びセット、竹とんぼ、車いす、ベビーカー、レジャーシート、フラフープが借りられるようです。
正面入口から入ってすぐの場所です。この公園の特徴として、広場が多いので開放感があり、横浜の公園としては高低差が少ないです。
「中央広場」です。木がないので思ったより広く感じました。
岸根公園の野球場です。
岸根公園の野球場利用案内
期間 | 利用時間 |
3月第3土曜日~3月31日 | 午前9時~午後5時 |
4月1日~11月30日 | 午前9時~午後9時 |
12月1日~12月第3日曜日 | 午前9時~午後5時 |
定休日 毎月第1・3・5月曜日終日、毎月第2・4月曜日9時~13時
2時間2600円、照明使用料2時間10,600円
篠原池
公園の東側には「篠原池」と呼ばれる池があります。
紅葉の時季の篠原池にです。
以前、この近くに住んでましたが、遠くから眺めただけで足を踏み入れたのは初めてです。
篠原池でカモが泳いでいました。他にも様々な生き物が生息しています。
池の周辺には小鳥の姿もありました。
「忍者とりで」と「せせらぎ広場」
岸根公園の中央に子供に人気の遊具がある「忍者とりで」と「せせらぎ広場」があります。
忍者とりでは、子供たちに人気の遊具施設で、ローラー滑り台には子供たちが並んでました。
「せせらぎ広場」には、バスケットのゴールが設置されています。
ひょうたん原っぱ
公園内の路を歩いているとウォーキングやジョギングしている人に何度もすれ違います。
ベンチも所々に設置されてあるので休憩もしやすいです。途中のスーパーで買った巻き寿司をベンチに座って食べました。
路の脇には花壇には様々な花が育てられています。
広場で紙飛行機を作って遊んでいる人がいて、子供かと思ったらおじいさんでした。
子供から大人までゆっくりすごせる公園です。
椿と山茶花が植えられてました。山茶花の見頃は10月下旬から12月頃です。
歩いていたら美術作品のようなものが設置してありました。見ると横浜彫刻展受賞作品とありました。
「少年野球場」と「ゆうゆう広場」
ひょうたん原っぱの北側の階段を上ると「少年野球場」と小さな子供向けの遊具広場「ゆうゆう広場」があります。
写真奥に見えてるのが「少年野球場」で、手前がゆうゆう広場です。
こっちはあまり人がいませんでした。週末にも訪れましたが、そのときは結構混んでました。
岸根公園へのアクセス
所在地 神奈川県横浜市港北区岸根町725
アクセス 横浜市営地下鉄「岸根公園駅」徒歩1分
岸根公園有料駐車場 157台 30分100円 営業時間 5:00-21:00
岸根公園のまとめ
・岸根公園は、駅から徒歩で1分とアクセスが良い。
・おすすめは、広い広場の「ひょうたん原っぱ」と遊具が充実している「忍者とりで」。
・レジャーシートの貸し出しを行っている。
・芝生の広場は子供でも安心して遊ばれられる。