来週から小中学校で夏休みが始まります。
当社は鎌倉で不動産を探しているお客様からの依頼を受けることもありますが、歴史あるエリアなのでいろいろと制限もあって調査に注意が必要です。
現在はまだ梅雨が明けてませんが、梅雨が明けたらいよいよ夏本番です。
今日も湿度が90%に近い中、由比ヶ浜に行ってきました。
由比ヶ浜海岸は、神奈川を代表する海水浴場の一つです。
由比ヶ浜での海水浴は明治時代から始まったといわれ、今でも小さな海岸に多くの海水浴客が訪れます。
また、アクセスの良さや、駐輪場・駐車場が近くにあることから、近くで仕事した後にサーフィンをしにくるサーファーも見かけます。
穏やかな波なので初心者っぽいサーファーも見かけます。
2019年の夏も猛暑が予想されているので、由比ヶ浜海岸は混雑しそうです。
由比ヶ浜海岸は日本海水浴の草分け
由比ヶ浜海岸は、鎌倉市の南部にある相模湾に面した海岸です。
海岸の長さは約1キロと小さな海岸ですが、アクセスの良さや知名度から毎年たくさんの海水浴客が訪れます。
県外からの海水浴客も多く、昨年は埼玉から原付で来たという人に会いました。
由比ヶ浜海岸は、日本の海水浴の草分け的存在で、明治時代に大磯で海水浴が始まると、少し遅れて由比ガ浜でも海水浴が始まっています。
明治になって交通が良くなったこともきっかけとなって、海水浴という習慣が広まっていきます。
明治時代に由比ガ浜を訪れる海水浴客は、別荘を持てるような富裕層が多かったのですが、このことが由比ガ浜の名を高めることにもなったといわれています。
現在も由比ガ浜は人気の海水浴場で、7月から8月の天気のいい日は大変な混雑ぶりです。
アクセスの良さからテレビの撮影で利用されることも多く、後ろ姿ですが私もテレビに映ったことがあります。
元日は、朝5時前でも多くの人が初日の出を見るために訪れます。この写真は元日の4時30分頃です。
海水浴場の開設期間中は、たくさんの海の家が設置されます。
海の家の前には、車いすの人でも散策できるユニバーサルボードウォークが整備されています(海岸に出るときは段差に注意)。
写真の左下に写っているのがボードウォークです。ビーチ用の車いすの貸し出しもしてるようです。
海の家は、それぞれ独自性があって面白いです。中にはとても海の家とは思えない洒落たところもあります。
海の家のラインナップは毎年同じではありません。
ラインナップは由比ガ浜海水浴場のオフィシャルサイトで確認できます。
由比ガ浜海水浴場の海開きは毎年7月の初めですが、今年も7月1日から由比ガ浜海水浴場が開設されています。
遊泳時間とサーフィンのできる時間
7月1日から8月31日までの海水浴場開設期間中は、9時から17時までが遊泳時間となります。
9時から17時までの遊泳時間はライフセイバーがいますが、それ以外の時間はライフセイバーがいなくなるので危険です。
海水浴場開設期間中の9時から17時までの間は、サーフィン及びサーフボードを砂浜に持ち込むことが禁止されます。
海水浴場開設期間中でもサーフィンをしている人は多くいますが、そういう人は9時前までと17時以降にサーフィンをしています。
朝の8時前(土曜の7時30分頃)ですが、多くのサーファーがサーフィンを楽しんでます。
9時前だと由比ガ浜地下駐車場がオープンしてないので、自転車やバイクで訪れるか、近隣の有料駐車場で車を停めてサーフボードを抱えている人を見かけます。
長谷駅前や鎌倉駅までにある有料駐車場に車を停めてから、サーフボードを抱えて海まで行く人もいます。
駐輪場に横浜市の原付バイクも停まってましたが、栄区や金沢区ならたいした距離ではありません。
由比ヶ浜海岸へのアクセス
所在地:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目
電車:江ノ電「由比ヶ浜駅」から徒歩6分、JR「鎌倉駅」から徒歩18分
自動車:横浜横須賀道路の朝比奈インターで下りて、金沢鎌倉街道と県道21号線で由比ガ浜へ
由比ガ浜海水浴場を逗子に進むと材木座海水浴場です。さらに進んだ和賀江島あたりはウィンドサーフィンをしている人が多いです。
由比ヶ浜海岸周辺の駐車場は30分200円程度でした。
終わりに
鎌倉では、二階堂エリアや北鎌倉エリアといった歴史ある山側も人気ですが、それよりも長谷や材木座といった海に近いエリアをイメージする人も多いです。
むしろ比較的若い世代の人は鎌倉といったら海を想像する人も多く、海側の方が大変人気となっており、不動産価格も高いです。
同じマンションや戸建て分譲地でも、部屋から海が見えるのと見えないのとで価格に大きく影響することもあります。
朝の波の音で目を覚ますのも海の近い鎌倉ならではといえます。